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高級寿司店の九兵衛の近く、銀座のど真ん中に店を構えるのが金春湯だ。開業は1863年(文久3年)で、現在都内で営業している銭湯の中でも最も歴史のある銭湯のうちの1軒。2014年3月に改修を終え、脱衣所、浴室ともに鮮やかな白が基調となっている。ビルがひしめく一等地にも関わらず、建物は1階造りのまま天井が高く、銭湯らしさを守っている。
絵師の中島盛夫による富士のペンキ絵は、海岸から望む富士と赤富士の2種類が男湯と女湯にそれぞれ描かれている。また、壁面には創業当初に作られた錦鯉、春秋花鳥を描いた九谷焼のタイル絵があり、見事な色彩を放っている。浴槽は2種類で、片方がぬるく、もう一方が熱くなっている。ぬるい浴槽でも42℃ほどあるので、長湯のしすぎには注意してほしい。
東京都中央区銀座8-7-5
アクセスJR、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線『新橋』駅 徒歩6分
03-3571-5469
14時00分〜22時00分
休み日曜日、祝日
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