2010年07月07日 (水) 掲載
数あるタイの伝統的行事の中でも最も幻想的で美しいのが、ロイカトン祭だ。毎年、10月の下旬から11月の中旬、太陰暦12月の満月の夜に行われる。そのルーツは諸説あるが、一般的には川の神に感謝を捧げるために、炎を灯した灯籠を川に流して祈りを捧げるお祭りとされている。灯籠は、バナナの葉を使用して蓮の花をかたどったもので、多くの場合、ろうそく1本に線香3本が立てられている。火をつけて願いごとをした後、水に流し、ろうそくの火がいつまでも消えなければ、願いごとが叶うとも言われている。このロイカトン祭りを、2010年8月7日(土)と8日(日)に、日比谷公園噴水広場にて体験できる。国際タイ舞踊文化交流会実行委員会が主催、灯籠の作り方を教えてもらえるほか、美味しいタイ料理のブースも出店し、ステージではタイ舞踊やタイボクシングのショーも披露される。日本とタイの文化交流が目的とされるため、日本の折り紙を習うこともできる。ぜひ、タイの美しい文化に触れてほしい。
日程:2010年8月7日(土)、8日(日)
場所:日比谷公園噴水広場(地図などの詳細はこちら)
時間:10時00分から19時00分
ウェブ:www.itdaschool.jp/loi2010/loikaton2010index.htm
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