フランス代表シセと準々決勝観戦

「日本のプレイは、強い、という印象を受けた」日本でのプレイを示唆

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サッカーのフランス代表ジブリル・シセと、ミシュラン一つ星を5年連続で獲得している松嶋啓介をゲストに迎え、タイムアウトカフェ&ダイナーで開催されたブラジル×オランダ戦のパブリックビューイング。シセは「初のアフリカ開催となったワールドカップに代表として出場できたこと、そして事故なく素晴らしいゲームが繰り広げられていることを誇りに思う」と語り、キックオフから試合終了の笛が鳴るまで、ソファに深々と身を沈めて試合を見守った。

ブラジルは前半10分に得点、カカの個人技が冴えたものの、後半にミスが重なり、オランダが逆転。オランダは1998年のフランス大会以来、12年ぶりに4強入りした。シセは、「オランダの方がブラジルより頭を使い、きちんと組織立ったプレイをしていた」と評価した。

試合終了後に、松嶋が司会をつとめて行われたシセへの質疑応答では、プライベートでの来日中のため、フランス代表についての質問は避けられたが、「フランス代表は、次のワールドカップでは上手くやれると思う」と語った。またシセは、「日本代表のプレイはとても強い印象を受けた。いますぐではないが、日本でプレイすることも視野に入れている」とJリーグへの移籍を示唆し、会場は大いに盛り上がった。

ファッションや文化などはじめ、大の親日家であるシセだが、この日は朝10時から夕方まで、原宿での買い物を楽しんだ。このショッピングの様子は、近々タイムアウト東京で公開する。

テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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