パブリックアイ 第18

大島真理子(35)麹町にて

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パブリックアイ 第18回

大島真理子 主婦

大きな荷物ですね、これからどこへ行くのですか?

大島:今日は天気が良いのでランニングです。皇居のまわりを走ります。この季節はつつじがとってもきれいですよ。

毎日走っているのですか?

大島:ちゃんと走っていた時期もありましたが、最近さぼり気味で、皇居に来て走るのは週に1回くらいです。1周5キロなのですが、いつも1周か2周して帰ります。信号がないので、本当に走りやすいですよ。家の近所の公園だと、1周1キロだから、5キロ走ろうと思うと、5周でしょ、目がまわっちゃうんですよね。

どうして最近さぼっているのですか?

大島:走るよりゴルフにはまってしまって(笑)。週1回スクールに通って、月に1回ラウンドしています。私は結婚して2年。夫が忙しい人で、彼がゴルフに行く時も私は家で留守番をしていたりして、あまり時間を共有することがなかったのですが、私がゴルフを初めて夫と唯一、共通の趣味ができ、一緒にいられる時間が増えました。

それは良いですね!

大島:でも、細々とですが、毎週1回は走り続けているので、ゴルフをしていても、山登りをしていても、息が全然あがりません。自分の体のことが良くわかるようになるし、だからこそ、1度走り始めてしまったら、辞めちゃいけないような気がします。

最近本当に走る人が増えましたよね?

大島:そうですね。皇居まわりは『JOGLIS』や『adidas RUNBASE』ができてランナーのための環境が整っていますし、ここ最近、20代前半の女性が増えました。20代後半から30代にかけての女性は今までもたくさんいましたが、皇居ランナーの平均年齢が一気に若返った感じがします。特に、水曜日の18時から19時までの間に若いギャルがグループで走っています。水曜はノー残業デーの方が多いのでしょうね。大人数で走ってとても楽しそうです。

走ったり、ゴルフをしたりする以外に大島さんが楽しんでいることは何ですか?

大島:旅行かな。このランニンググッズを入れたバッグも、タイに旅行した時に買ったものです。3月末には、上海万博開催前の上海に行って来ました。パジャマ禁止令が出ているし、街が本当にすっきりきれいになっていました。北京料理はちょっと油が多いですが、上海料理はヘルシーでさっぱりしていて、女性にはとてもおすすめの場所です。上海万博も行ってみたいですね。

ヘルシーということは、野菜が多い料理なのですか?

大島:そうです。あ!野菜といえば、友人と一緒に畑をやっています。東京ではなく、千葉に借りているのですが、つい先週、きゅうり、トマト、ほうれん草、人参など、夏の野菜を植えてきました。完全無農薬で作っていて、私は月に2回くらい通っています。再来週は田植えもしますよ!田植えに参加した人は、秋にお米がもらえますよ。

お米がもらえるのですか?一緒にやりたいです(笑)!

大島:ぜひ(笑)。

さらに“真理子さん”から

「毎年、沖縄でやるNAHAマラソンに参加していて、今年で5回目になります。島民の方が沿道からソーキそばをくれるなど、和気あいあいできる本当に素敵な大会です」

「野菜は毎食必ず食べます。夫とは平日の夜は一緒に食事をできないので、朝はなるべく一緒に食べるようにしています」

「考えてみると、ランニング、ゴルフ、畑仕事って、好きなのは日焼けすることばかりですね(笑)」

テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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