“お名残桜”をカクテルで楽しむ

ホテルのバーラウンジで、桜色のカクテルを味わう

“お名残桜”をカクテルで楽しむ

ソメイヨシノの季節が終わろうとしている。東京名園のひとつ、紀尾井町にあるホテルニューオータニの日本庭園では、約700本のソメイヨシノがはらはらと花びらを舞わせている。新宿の小田急センチュリーサザンタワーからは、桜色に染まる新宿御苑が一望できる。桜の名所として知られているホテルは多く、バーやラウンジではそれぞれ趣向をこらした春のカクテルが提供されている。花ふぶきの美しい庭を眺めながら、ホテルでゆったり桜色のカクテルを味わうのはいかがだろうか。

ホテルニューオータニ『桜カクテルコレクション』

優秀技能者を知事が認定する『東京マイスター』に選ばれたほか、数々の受賞歴を持つ、ホテルニューオータニのチーフバーテンダー小森谷弘がプロデュースした桜色のカクテルが味わえる。桜の葉をイメージした新緑の緑から、淡い桜色へのグラデーションが美しい『春うらら』は、スカイ・ウォッカにサントリーリキュール・ジャポネ<桜>、グレープフルーツ、レモン、メロンリキュールが入った1杯で、桜もちのような香りが広がる。『Spring Feast~華うたげ~』は、フレッシュフランボワーズ、ヨーグルトドリンク、ピーチネクターとクリームで仕上げたノン・アルコールカクテルだ。ドリンクは各1500円(サービス料別)。ホテルニューオータニ内の『Bar Capri』『THE BAR』『sky BAR』『KATO’S DINING & BAR』の4ヴェニューで提供される。期間は2010年4月30日まで。

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小田急ホテルセンチュリーサザンタワー『春の花カクテルフェア』

『桜』『すみれ』『パンジー』『カーネーション』の4種類の創作カクテルが味わえる。『桜』は、ラムとミントのカクテル『モヒート』に、桜のシロップと花びらを加えたアレンジ。『すみれ』は、ジンにすみれのリキュールを加え、ライチがほんのりと香る。ドリンクは1000円から1200円(消費税、サービス料別)。小田急ホテルセンチュリーサザンタワー内にあるラウンジ&バー『サウスコート』で提供される。期間は2010年4月30日まで。

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フォーシーズンズホテル椿山荘 東京『サクラカクテルナイト』

130年の歴史を誇る椿山荘の庭園には、19種類82本の桜が植えられている。そんな庭園を散策した後に楽しみたいのが『サクラカクテルナイト』だ。『桜ハイボール』や『桜小町』など、桜をイメージした6種類のカクテルが味わえる。『桜ハイボール』はウィスキー『響』をベースに桜の香りが弾けるカクテル。『桜小町』は『響』をベースにシャンパンを合わせたフローズンカクテル。各1700円。桜の花びらから採取した天然酵母を使った『桜天然酵母ビール』の提供は、日本では唯一となる。こちらは1300円。カクテルはメイン・バー『ル・マーキー』にて味わえる。期間は2010年4月11日まで。

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御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京『さくらフェア』

寛文年間の頃から桜が植えられ始め、八代将軍徳川吉宗が実施した公園化政策により600本の桜が植えられた御殿山は、現代でも名高い桜の名所のひとつだ。御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京では『さくらフェア』が開催中。桜ランチや桜デザートなど、桜にちなんだメニューが豊富にそろっている。カクテルは、ほのかにぶどうが香る『Floral~花の香り~』、乳白色の『ひらり・ひらり。。。』、モヒートを桜風味に仕上げた『さくらモヒート』の3種がある。各1200円(サービス料別)。テラスバー『リージェント』にて提供される。期間は2010年4月11日まで。

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ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル『SAKURA』

季節限定のプラン『SAKURA』を利用すると、ホテルオリジナルの桜カクテルを楽しめる。よこはまコスモワールドや赤レンガ倉庫、横浜港大さん橋国際客船ターミナルなど、みなとみらいの美しい夜景を眺めながらの1杯は格別だ。翌朝は、レイトチェックアウトで通常11時のチェックアウトが12時となる。1室2名利用で、1人あたり9000円(消費税、サービス料込)から。プラス2000円で、朝食をつけることも可能だが、赤レンガ倉庫まで出かけて、『『bills』横浜赤レンガ倉庫』で朝食をとるのもおすすめだ。『SAKURA』プランの期間は2010年4月30日まで。

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テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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