Photo by Hyougushi
2011年06月08日 (水) 掲載
薄暗く蒸し暑い梅雨の時期、唯一の楽しみともいえるのが、ホタル鑑賞だ。6月から7月にかけたこのわずかな期間、都内各所をホタルが彩る。天候によっては開催中止となることもあるので、チャンスは少ない。ぜひ足を運んでほしい。
5月21日(土)~7月10日(日)
都内では数少ないホタルの名所のひとつ。都市部にありながら、木々の間を、小川の上を飛び交うホタルを観賞することができる。庭園イルミネーション、ほたるキッズツアー、アニメ上映、ホタルの屋台など様々な催しもあり、ホタル鑑賞にあわせたステイプランも用意している。
6月7日(月)~6月13日(日)
昨年の鑑賞会期間中に銀座で生まれ、岡山の自然へ持ち帰ったホタルが今年も銀座で鑑賞できる。また、鑑賞会にちなんだ限定商品の販売や限定メニューなどが楽しめる。
6月11日(土)
春後半、梅雨のはじまる直前は、ホタルの季節だ。汗とノスタルジーに浸りながら、ゲンジボタルが川辺に魔法をかける様子が見られる、ほんのわずかな期間。ホタルを愛でながらの祭りはどれも和気あいあいとしているが、特に『福生ほたる祭り』はそうだ。地元のホタル研究会のメンバーによって育てられたホタルが放たれるのは、福生ほたる公園。その見頃は20時~20時だが、祭り当日は朝からイベントで盛り上がっている。混雑が予想されるので、公共の交通機関を利用した方がいい。
6月11日(土)から26日(日)
東京の奥座敷と呼ばれる自然の中、北浅川の清流と園内小川で育った天然のホタルが飛び交う姿を観ることができる。
6月11日(土)・12日(日)、18日(土)・19日(日)
夜間特別開園として、ホタル見BOXを飛び交うゲンジボタル、ヘイケボタルの鑑賞ができる。他に夜の生き物展示、ホタルガイドツアーが楽しめる。
6月11日・12日の詳しい情報はこちら
6月18日・19日の詳しい情報はこちら
6月17日~19日、7月16日~18日
1年を通してゲンジボタルとヘイケボタルを見ることができる『板橋区立ホタル保育施設』が、シーズンとなるこの期間だけ、夜間公開を行う。施設内のホタルは、成虫が卵を生み、その卵が成長し成虫へと成長し続けている、貴重なホタル。当日は18時30分から現地で当日分の入場整理券を配布。入場整理券は来場者本人分(1枚)のみの配布となっている。また、障がいのある方・65歳以上の方にむけた、特別公開日も用意(要事前申し込み)。尚、この期間は、一般公開が休みとなる。
ゲンジボタル(6月17日~19日)の詳しい情報はこちら
ヘイケボタル(7月16日~18日)の詳しい情報はこちら
6月24日(金)から7月3日(日)
毎年恒例のほたる観賞会。よみうりランドは近年あまり見かけることがなくなったほたるの姿を取り戻すため、2009年から聖地公園の環境づくりを行い、ほたるの飼育を行っている。同公園では、ほたるが自由に飛び交う幻想的な光を楽しむことができる。
7月1日(金)、2日(土)
山形県庄内町から白金へと蛍がやってくる、恒例イベント。会期中は蛍観賞のほか、屋台村&庄内町ふるさと物産展、ビアガーデン、ライブなど様々なイベントが開催される。イベントの詳細情報はウェブサイトで随時更新中。
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