東京、春にするべき50のこと:11-20

ビアフェスから植物学まで、まだまだあった東京でできること

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東京、春にするべき50のこと:11-20

東京、春にするべき50のこと
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11. ビアフェスティバルで1杯もしくは10杯

春、ビール好きにとっては嬉しいシーズンの到来だ。東京エリアのいたるところで大規模な催しがはじまる季節。中でも最大規模なのが、2010年度に5500人の来場者があった、恵比寿ガーデンホールのチャリティビアフェス東京である。長蛇の列と金曜夜の山手線の混雑さえ苦にならなければ、最高にいい気分で何百もの地ビールが堪能できるチャンスとなる。2日間にわたり、3部開催される。

6月4日昼の部:11時30分から15時00分 夕方の部:16時00分から19時30分、5日12時00分から16時00分
アクセス:恵比寿駅(山手線、埼京線、湘南新宿線、日比谷線)
ウェブ:www.beertaster.org/


12. ピエロ狩りに行く

三軒茶屋からヒントを得たのかもしれないが、高円寺びっくり大道芸のストリートパフォーマンスは、劣らぬ楽しさが盛りだくさんだ。ゴールデンウィークの2日間に渡って、アクロバット、ミュージシャン、着飾った奇人達が近隣ストリートをにぎわせ、家族連れなどあらゆる人が楽しめる無料イベントとなっている。

4月30日から5月1日12時00分から18時00分
アクセス:高円寺駅(中央線)
ウェブ:www.koenji-daidogei.com/


13. 水面を見ながら食事

東京で居心地いいテラスと言えば、この2店。水のそばで気持ちよく食事ができる。TY Harbor Breweryは、天王洲と芝浦運河が交差するところにあり、130人が座れる大きなパティオがある。そこで味わう4種類の自家製ビールはこの上なく甘く感じられるだろう。しかし、広さでは飯田橋のカナルカフェ(canalcafe.jp/)にはかなわない。デッキでイタリアンをほおばる前に、半時間のレンタルボートも楽しめる(11時30分から16時00分)。

TY Harbor Brewery
住所:東京都品川区東品川2-1-3
アクセス:天王洲アイル駅(東京モノレール)

TY Harbor Breweryの詳しい情報はこちら

カナルカフェ
住所:東京都新宿区神楽坂1-9
アクセス:飯田橋駅(総武線、東西線、大江戸線)


14. ロコ・モーションする

カイリーのキャリアは、テレビのちょっと恥ずかしい役を演じるところからはじまった。そんな彼女が、世界的なポップアイドルとして20年経って日本に戻ってこれるとは驚きだ。桁違いに豪華なツアーAphrodite(アフロディーテ)は、ジャン・ポール・ゴルチエがデザインを手がけた。ゲストDJはフレンチエレクトロの第一人者 アノラックと、MC兼スタイルアイコンのヴァーバル。

KYLIE MINOGUE APHRODITE TOUR 2011(4月23日)
KYLIE MINOGUE APHRODITE TOUR 2011(4月24日)
日時:4月23日、24日
会場:幕張メッセ
アクセス:海浜幕張駅(京葉線)


15. 日本最古のローラーコースターに乗る

日本最古の遊園地に、日本最古のローラーコースターがある。今にも壊れそうな代物からは、違う意味で身の危険を感じるだろう。1953年生まれ、その名もシンプルな「ローラーコースター」には、使い古した懐かしさがある。それは、1853年に植物園として開園した花やしきも同様だ。

浅草花やしき
営業:毎日10時00分から18時00分 料金:大人900円 小人 / 65才以上 400円
アクセス:浅草駅(浅草線、銀座線)3番口

浅草花やしきの詳しい情報はこちら


16. 写真展を見に行く

対象との関係を築きながらベストショットを生み出す写真家がいる一方で、ホンマタカシは、逆に絶つことの効果を用いている。東京生まれの彼は、写真家としての名を馳せるまで、広告ファッション業界に勤め、1990年代前半にはイギリスの雑誌 i-Dで活動していた。ニュードキュメンタリーは初の個展で、写真の他、ビデオやインスタレーションが展示される。

日程:4月9日から6月26日
アクセス:初台駅(京王新線)
会場:東京オペラシティアートギャラリー
ウェブ:www.operacity.jp/ag/exh129/


17. 作り手に会う

静物画を手早く片付け、ガンダムのプラモデルに仕上げのタッチを施す前に、マフラーを編んだりするのが理想の夜の過ごし方という人にはおすすめ。日本ホビーショーは、ビーズや生地からガーデニング用品まで全てのショップが一度に集う国内最大の手づくりホビーフェアで、東京ビッグサイトにて開催される。別の会場では、人気作者による努力の結晶も展示されている。

日時:4月27日から29日 10時00分から17時00分
アクセス:国際展示場駅(臨海線)もしくは国際展示場正門駅(ゆりかもめ線)
ウェブ:www.hobby.or.jp/hobbyshow/2011/


18. 母なる自然に愛を示す

不運な名前を持つ元アメリカ上院議員ゲイロード・ネルソンが最初のアースデイを1970年に創設し、以後世界各地に広がった。東京のアースデイは 2001年に始まり、音楽を糧にマクロビ愛が充満し、今や2日間で来場者13万人を超える人気イベントとなっている。祭の中心は代々木公園だが、渋谷や原宿、表参道でもイベントが企画されている。

4月23日から24日
アクセス:原宿駅(山手線、千代田線)
ウェブ:www.earthday-tokyo.org/


19. ツツジを堪能する

1年のうち11ヶ月間、根津神社は取り立てて注目もされない。だがそこに春がやってきて、素晴らしいツツジの群れが一斉に花開く。神社の境内には、黒ツツジのような珍しい品種を含めて約50種類、計3000本のツツジが宿る。文京つつじまつりは約1ヶ月間、花を愛する人達でにぎわう。

根津神社の詳しい情報はこちら


20. 街にいながら世界旅行へ出かける

週末の代々木公園ではたいてい、フリーパーティーが行われている。とは言っても、すぐに警察にお開きにされてしまうような類いではない。代々木公園隣接の国立代々木競技場では、屋外ステージエリアがあり、そこではエコマーケットから東南アジアの祝い事まで多様なイベントが年間を通して催されている。5月の週末には 活気溢れるイベントが続いている。14日と15日はタイ・フェスティバル、翌21日と22日はワンラブ ジャマイカ フェスティバルだ。両イベントともに、各国のライブ音楽やダンス、工芸品や食べ物の出店でにぎわう。

タイ・フェスティバルは節電への協力のため中止

アクセス:原宿駅(山手線、千代田線)
期間:4月9日から5月5日
アクセス:根津駅、千駄木駅(ともに千代田線)

ワンラブジャマイカフェスティバルの詳しい情報はこちら

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By ジェイムズ・ハッドフィールド
By ジョン・ウィルクス
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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