2010年10月15日 (金) 掲載
秋を代表する花、コスモス。夏の水不足が影響したため、例年よりもまだ少し背が低いものが多いようだが、10月下旬にかけて見ごろを迎える。特に、都内最大級の規模を誇る昭和記念公園のコスモスの丘には、様々な種類のコスモスが、少しずつ時期をずらしながら咲いているので、シーズン中は何度足を運んでも、美しい花の盛りを楽しむことができる。昭和記念公園に比べやや見劣りはするものの、コスモスが咲くそのほかの名所も紹介する。
2010年11月3日(水)まで、『コスモスまつり2010』が開催中だ。園内にある、みんなの原っぱやコスモスの丘では、9月から、ハッピーリングやイエローガーデンなど、11品種のコスモスが順次開花しており、10月中は、400万本のドワーフセンセーションピノキオと、イエローキャンパス、オレンジキャンパス、クリムソンキャンパス、ディープレッドキャンパスなどが楽しめる。また、スタンプポイントが数カ所に設けられており、スタンプラリーをしながらのウォーキングも楽しめる。オリジナルの顔だし看板も設置されているので、満開のコスモスをバックに記念撮影もできる。
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荒川河川敷にある、2200平米の花壇に、センセーションや、イエローキャンパスなど、およそ6万本のコスモスが植えられている。花壇の中には入れないよう、大雑把な作りではあるものの迷路になっているので、子どもたちにも人気だ。2010年10月24日(日)には、9時から17時まで収穫祭が開催され、野菜の販売や、野点、陶芸体験などを楽しむことができる。
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「勝島運河の土手に花畑をつくろう」を合い言葉に、2002年7月に設立されたのが『しながわ花海道プロジェクト』。運河沿いに花壇が作られ、秋にはコスモスが見ごろを迎える。花壇は街側と倉庫側があるが、2010年は運河側の花壇がおすすめだ。2010年11月14日(日)には、菜の花の種まきが行われる予定なので、それまでに見に行こう。
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毎年春と秋、約3カ月に亘ってワイルドフラワーを楽しむことができる。まずは、見て楽しむ『ワイルドフラワー観賞月間』が、その後、花摘みを楽しむ『ワイルドフラワー祭り』が開催される。現在はコスモスやマリーゴールドが開花中。2010年10月30日(土)には、10時から16時まで『臨海副都心ワイルドフラワー祭り2010秋』が開催され、コスモスやマリーゴールドを自由に摘んで持ち帰ることができる。当日会場では、アレンジメント教室や、クラフト教室なども行われる予定だ。
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博物館を含む敷地内に、公園や梅園、8棟の復元建築物があり、散策できるようになっている。コスモスは、やすらぎ亭と池の間に植えられており、のんびり歩きながら楽しむことができる。府中市郷土の森博物館の近くには、サントリー武蔵野ビール工場があるので、コスモス鑑賞の後は、工場見学と試飲に訪れるのも良いだろう。
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