週末しかできない25のこと

鳩森薪能、東京蚤の市、DrinkOut!多摩クラフトビールフェアなど

週末しかできない25のこと




鳩森薪能(2015)

アート&カルチャー
2015年5月8日(金)
会場:鳩森八幡神社
千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社で今年も薪能が開催される。厳かな焚き火とともに、野外で能を鑑賞する薪能は、夏から秋にかけてそのピークを迎えるが、鳩森では比較的早い時期に観ることができる。同じ5月には、調布市の深大寺でも薪能が開催されるが、千駄ヶ谷というアクセスのよさも魅力の1つだ。演目は、戦に敗れ囚われの身となった武士の無念と、遊女の切なくも清らかな関係が描かれる『千手』。ともに舞われる『腰祈(こしいのり)』は、高齢のために曲がった祖父の腰を、山伏が祈祷によって治そうとする様子がユーモラスな狂言。滑稽な動作が楽しく、言葉が分からなくても存分に楽しめるだろう。毎年恒例の、地域の子どもたちが声を合わせて謳う、愛らしい連吟も見逃せない。会場が比較的小さいので、能楽殿の近くから観られるのも嬉しい。都会の中の緑深い静かな空間で、能のひとときを楽しんでほしい。まだ肌寒さの残る季節で、天気も不安定であることが多いので注意したい。
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笹原清明 × 植本一子 写真展

アート
2015年5月8日(金)~13日(水)
会場:commune
第一線で活躍する写真家、笹原清明と植本一子の写真展が代田のcommune にて開催。それぞれに決めた被写体を、過去と現在にわたって撮ることで見えてくるのは過去への執着か、決別か、未来への賛歌か。今を生きる2人が、さらに歩みを進めるために奏でるインタールードをぜひ体感してほしい。
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スペインの朝ごはん

レストラン/カフェ
2015年5月8日(金)~6月30日(火)
会場:ワールド ブレックファスト オールデイ
2ヶ月ごとに異なる国の朝食メニューが楽しめるワールド ブレックファスト オールデイ。5月と6月に特集されるのは『スペインの朝ごはん』。1日に5回の食事をとるスペインでは、朝食も8時頃と11時頃の2回食べられる。1回目は「デサジューノ(Desayuno)」と呼ばれ、甘くないチュロスをホットチョコレートにつけて食べるなど、比較的軽めに済まされる。2回目の「メリエンダ メディア マニァーナ(Merienda media Mañana)」では、フランスパンに似た形の「バラ(Barra)」というパンに、トマトとニンニクを擦り付けてオリーブオイルをかけて食べる「パン コン トマテ(pan con tomate)」が定番。トルティージャ(スペインオムレツ)や、ピンチョスなども朝食でもよく食べられるスペインフードだ。暑い日には、冷たいスープのガスパチョも嬉しい。会期中は、スペインの料理教室や食文化について学ぶワークショップなども開催予定。
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開催中


ミッドパーク ヨガ(2015)

スポーツ&フィットネス
2015年5月24日(日)まで
会場:東京ミッドタウン
ミッドタウンの開放感溢れる芝生広場にて、素足で芝生を感じるヨガイベントが今年も開催。五月晴れの清々しい太陽を浴びる朝ヨガに加え、平日の仕事帰りに参加できる夜ヨガも実施。都心の青空スタジオですっきりリフレッシュしてみてはいかがだろう。なお、雨天の場合は中止、会場にはロッカーや更衣室がないので注意のこと。
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ラストミニッツ


七里圭特集上映 DUBHOUSE:物質試行52、映画としての音楽 screening version

映画
2015年5月8日(金)まで
会場:新宿 K's cinema
熱狂的なファンを持つカルト映画、『眠り姫』をはじめ、2015年3月末にはアクースモニウム演奏による、『サロメの娘』のライブ上映が話題となるなど、常に独自の領域を切り開く映画監督、七里圭の特集上映が開催される。今回の特集は、建築家 鈴木了二のインスタレーションの記録映画、『DUBHOUSE:物質試行52』と、映画を音から作り始める一夜限りの実験的なライブの映画版『映画としての音楽 screening version』の2作品。極限のフィルム表現、そして前代未聞のサウンドトラックを劇場で体感できる数少ない機会となっている。今、日本映画界で最も革新的な作品の特集上映に注目しよう。
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テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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