アフリカン・フェスタ2010開催

食べる、踊る、学ぶ、横浜でアフリカを体験する

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アフリカン・フェスタ2010開催

Photo courtesy of African Festa 2010

開幕まであと3日となった2010年のワールドカップ。キックオフのその瞬間を現地、南アフリカで楽しめずとも、今週末はぜひ、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で開催されるアフリカン・フェスタに参加して、アフリカの大地を感じてほしい。12回目となるこのイベントだが、2日間の開催で2万人の来場者を見込んでいる。アフリカの文化に触れ、さらに理解を深めてほしい。

5月に開催されたオクトーバーフェストが大盛況の内に終わったように、夏のイベントには食べ物と音楽がかかせないものだ。もちろんアフリカン・フェスタでも、クスクスやケバブなどを味わうことができる。また、駐日各国アフリカ大使館、NGO団体関連、国際機関、自治体など、およそ140の団体も参加。学生や、アフリカでのビジネス展開を考えている人たちにとっては、アフリカの国際的な発展について学ぶことができる貴重な機会となる。アフリカの大地が戦争と病気と飢餓に苦しんでいるだけではなく、資源に富み、“わくわく”する場所であることが分かるはずだ。

日本や諸外国から招かれるゲストの登場は、フェスティバルのハイライトのひとつだ。たとえば、日本の熱狂的なサッカーファンのため、欧州の先駆者として知られる奥寺康彦がサッカーとアフリカについてのワークショップを開催する。また教育学博士で歌手のアグネス・チャンや、ベナン共和国出身のタレント、ゾマホンのトークイベントもある。

音楽ファンには、アフリカの音楽やダンスなど、アフリカのパッションが感じられるパフォーマンスがおすすめだ。なかでも、30年以上にわたり音楽を作り続け、フランスでアルバムをリリースしているヴィクター・デメのショーは必ず見てほしい。アフリカン・フェスタの広報によれば、彼の音楽は力強く、アフリカ大陸の風景を思い起こさせ、美しいメロディーと優しい歌詞が特徴だそうだ。また、アフリカのドラムや、写真展、ファッションショーなどにも注目したい。

そして会場では、フェアトレードについても詳しく知ることができる。生地やコーヒー、ハンドクラフトや、南アフリカ産のワインなど、さまざまなフェアトレード商品を見つけることができる。『第3世界ショップ』が恵比寿で運営するアサンテサーナカフェの出店にはぜひ立ち寄ってほしい。日本で始めてフェアトレードに注目し、今もなお展開を続けている店だ。

日本がワールドカップで勝つか否かに関係なく、今週末、横浜で開催されるアフリカン・フェアは、国際的な調和を表現し、アフリカの潜在的な能力の高さを披露する場所になるだろう。ぜひ足を運んでほしい。

アフリカン・フェア2010

日程:2010年6月12日(土)、13日(日)
場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場
時間:12日12時00分から17時00分まで、13日11時00分から17時まで
料金:入場無料
ウェブ:www.africanfesta2010.com/

By Damion Mannings
翻訳 TOT
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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