イラストレーション:桑原節
2013年02月25日 (月) 掲載
今週は「警戒心が強い人」。か弱い小動物のような警戒心で、相手と十分な距離をとってじっくり観察してしまうとき。だから初対面の人に対しては、斜に構えて疑ってかかるようなところがあり、打ち解けるのに時間がかかってしまう。またちょっとでも怪しい雰囲気や危険な臭いがしてしまうと、警戒レベルが一気に上がってしまうから、人と仲良くなるのはたやすくない。でも意外と警戒心を感じる人の方が、後々すごく仲良くなれるものなので、完全拒否はしないように。
今週は「奇人の人」。「普通だったらこうするよね」ということをしないとき。だから誰にも予想がつかない行動や発言をしてしまい、周りを戸惑わせること間違いなし。危険とみなされ要注意人物に認定されるか、斬新と評価され重要人物に認定されるかの境目にいて、評価は真っ二つに分かれ、結果は0か100かではっきり出てしまう。駄目な状況が続くなら諦めて静かにしているしかなく、良好な状況が続いたら調子に乗ってとことん突き進もう。
今週は「情報収集の人」。ネットサーフィンから噂話まで、色々な情報が飛び込んでくるとき。それは「そんなつもりじゃない」という状況が多く、たまたま居合わせたら聞いてしまうなど棚からぼた餅的に情報が入ってくる。噂の真相など、気になることがあれば今はチャンス。思い切って突っ込んでみれば、相手は思わず答えてしまう。応用編として、いい関係の異性に対し、どう思っているかを聞き出してしまうのも上手くいく。
今週は「水掛け論に注意の人」。「言った言わない」などの不毛な言い合いになってしまったらもうおしまい。そうなったら“決裂”しか終わりを迎える方法がなくなってしまう。だから水掛け論が始まりそうだと感じたら、気持ちを静めてそっと身を引こう。基本的には“言い合い”全般が良くないので、今は無駄な討論はもちろん、無駄じゃない討論も避けて、来週以降に持ち越そう。言葉遣いにも、いつも以上に注意を払うとなお理想的。
今週は「きっちりしている人」。“借り”を作ったらそのことを忘れない人で、ちゃんと借りを返そうとする。それだけなら素敵なことで周りも絶賛するだろうけど、逆に“貸し”を作った時も忘れず、口には出さずとも心の中ではしっかり覚えている。だから借りを返さない人には「駄目な人」とレッテルを貼って、冷たい目で見るようになってしまう。その分ちゃんと借りを返す人には温かい目を向けるので、判断としてはとても真っ当、だけどちょっと怖い。
今週は「困難に燃える人」。平和な状態では眠ったように静かで、「あの人大丈夫?」と心配されるぐらいなのに、困難が訪れると人が変わったように燃え上がって本領を発揮する。それはまさしく闘志に火がついている状態で、周りは頼もしく感じるはず。ただ女性の場合、“強い女性”になってしまい男性はその姿におよび腰になってしまうので、恋は遠く離れてしまう。だから恋をしたい女性、または恋の正念場を迎えている女性は、困難を避ける暮らしを第一に。
今週は「優柔不断の人」。こっちもあっちもよく見えて、右往左往してしまうとき。そんな状態でも救いなのは、どれもこれもが「良く見える」ということ。例えば食べたいケーキがないから迷うのではなく、どれもこれも食べたいから迷ってしまうという状況で、ある意味幸せな話。迷いがあって決断はできないが、多くの物が素敵に見えて美しく感じるのだから、優柔不断をマイナスと捉えず「素敵なものに囲まれている」とポジティブに捉えよう。
今週は「力を抜く人」。頑張ることよりも力を抜くことを優先してしまうとき。例えば綱引きのようにみんなが頑張っている状況だと、一人ぐらい力を抜いてもわからないと思い、つい周りに頼って自分はさぼってしまう。ただこの力の抜き方が絶妙で、周りには気づかれず問題にもならない、いい塩梅での脱力ができる。その脱力感は癒し系の雰囲気をかもし出すほど。ある意味要領のいい人ともいえるし、上手に生きられる人ともいえるかも。
今週は「空気を止める人」。周りが思わず二度見してしまうような、その場にふさわしくない発言をしてしまうとき。毒舌を吐いてしまったり、聞いてはいけない質問をずばり聞いてしまったり、暗黙の了解を打ち破って踏み込んでしまう。ただ本人は悪気がなく、下手をすれば言った後も気づかないままでいることがあるぐらい。でもまれにそのストレートな物言いを気に入ってくれる人もいて、溺愛されることも。ただしそれを狙ってやるのは×。
今週は「心変わりする人」。何でもかんでも心変わりするわけではなく、今週の心変わりのお題は「恋愛」。だから好きな人が変わってしまうかも。片想いの人は別に好きな人が変わろうと問題はないけど、付き合っている人がいるのに心変わりしてしまうのは大問題になる。それは別れるか、浮気するの二択になってしまい、恋人と仲が良ければ“浮気”になりやすいし、仲がそれほどでもなければ、別れるを選択しやすい。そもそも心変わりしないように出会いは控え目にして、余計なものを見ないようにしよう。
今週は「サンドイッチ状態の人」。AさんからはBさんの悪口を聞かされ、BさんからはAさんの悪口をきかされる。さらには両方から「どっち派なの?」と詰問され、その圧力に押しつぶされそうになってしまう。そうやって反目し合う二つから挟まれることが多く、その結果、気を使うこととなり胃はキリキリと。ただそうなる原因は自分の八方美人な振る舞いなので、誰にでもいい顔をしてしまうのは危険な行為。しっかりとそれぞれに合った正しい対応を心がけよう。
今週は「まともな人」。「正論を振りかざす」には、正しいことを言っているのだから悪くないという本人の思いと、逃げ場を奪うような発言をしなくてもという相手の思いがある。この言い手と受け手の思いのすれ違いで、反目しまうこともあるぐらい。今はその正論側になりやすいので、「正しいことは言うべき」の考えは抑えて、あえて言わないでいることも大切だと思うようにしよう。またこういう時はつい細かい事まで注意したくなるので、そのあたりも「言わない」優しさを心がけよう。
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