ホワイトチャペル・ギャラリー Whitechapel Gallery

2009年にリニューアルしたイーストエンドのアート施設。政府指定第2級建造物の建物に加え、隣接する元図書館へスペースを拡大し改修が行われた。建築家が、２つの建物を同調させるのではなく、敢えて違うスタイルのままにしたのが、素晴らしい。リニューアルにより、展示スペースが3倍になったのに加え、リサーチセンターやアーカイブルーム、レストラン、カフェも加わった。ピカソ（1939年にゲルニカを展示）、ロスコ、フリーダ・カロなどその時代のアートを紹介してきたパイオニアとして、更に名声を上げる為の環境は整ったようだ。常設コレクションはなく、企画展が頻繁に開催される。