ロンドンサイクリングルート 4

リバプール ストリート駅~マーケットショッピングへのルート

ロンドンサイクリングルート 4

Photo by Ewan-M

ロンドンサイクリングルート4では、ロンドンの東側、マイルエンドから、緑が気持ち良い運河沿いを通ってヴィクトリアパークをぬけ、ロンドンフィールドまで自転車で走るルートを紹介する。

ロンドンサイクリングルート3はこちら

スタート地点:リバプール ストリート駅
ゴール:マーケットで買い物を楽しんで、再びリバプール ストリート駅に戻る
所要時間:約20分(ショッピングの時間を除く)

今回の出発点は、リバプール ストリート駅。目指すのは、日曜の朝8時から昼過ぎ14時まで賑わうコロンビアロード フラワーマーケットだ。ビショップスゲートをまっすぐ進み、二手に分かれたら右側のハックニーロードに入る。

しばらくすると見えてくる三角コーナーにある公衆トイレを目印に、右へとまがる。そのあたりまで来ると、嬉しそうに両手いっぱいの花束を抱えた人たちとすれ違うようになる。

ラン&ライド ロンドン 日曜日以外は静かな場所であると容易に想像できる住宅街をぬけ、コロンビアロード フラワーマーケットと書かれた看板が見えたら、駐輪できる場所を探し、自転車をしっかりと固定しよう。

ラン&ライド ロンドン フラワーマーケットは驚くほどの賑わいだ。鉢植えや切り花など、色とりどり、さまざまな種類の植物を扱う花屋が道の両側にびっしりと並び、「ジャイアントカラーが10ポンド!安いよ!!安いよ!!」「バラが10本で5ポンド!ここで買うのが一番お得だよ!」とあちこちから声がかかる。草花を日本に買って帰ることはできないが、滞在先のホテルの部屋に少し飾り、ホストファミリーへのお土産にするのも良いかもしれない。

ラン&ライド ロンドンまた、近隣には花以外にも、ガーデニンググッズや、アンティーク商品を扱うショップがたくさんあるので、お気に入りを探すのも楽しい。マーケットの端までたどり着いて、それからまたのんびりと入り口へと戻ると、背中のリュックからたくさんの花をのぞかせるたくさんのライダーたちに出会う。ロンドナーたちの日常が垣間見るようで、和やかな気分になる。

さて、花を存分に楽しんだら、すぐそばにあるブリックレーン マーケットに向かおう。ヴァージニアロードを左にまがり、スワンフィールドストリートへと入ると、平行しているのがブリックレーンだ。さきほどまでいたフラワーマーケットから5分ほどで、入り口が見えてくる。

ラン&ライド ロンドン ここでは、自転車を降りて、押しながら歩こう。食品や、アンティークの洋服など、さまざまなものが売られているが、自転車や関連商品を扱う店も多い。中古自転車を売っている隣には修理屋があり、たくさんの人で賑わっている。頑丈な鍵や、ライト、ドリンクホルダーなどの小物を探すのもわくわくする。英語ができなくても、自転車好きなら大丈夫。身振り手振りで「こんなものがほしい」と説明すると、優しく笑顔で接してくれ、商品の山の中から一緒に探すのを手伝ってくれる。

ラン&ライド ロンドンここまで買い物に熱中すれば、お腹もすいてくるだろう。このマーケットは、ロンドンのイーストエンドにある3大マーケットのひとつで、バングラデシュからの移民が多く、美味しいカレー屋がたくさんある(ほか2つのマーケットは、スピタルフィールズ マーケットと、 ペチコートレーン マーケット)。

ラン&ライド ロンドン そして何より食べてほしいのが、『ブリックレーンベーグルベイク』のベーグル。月曜日から日曜日まで24時間営業していて、ロンドナーたちがとぎれることなく訪れる。ベーグルは20P。クリームチーズとサーモンをサンドしても、1.50ユーロ。チーズケーキもおすすめだ。ロンドナーの日常にふれ、健やかな日曜日を過ごしてほしい。

テキスト タイムアウトロンドン編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo