ショッピングと食の街、香港のおすすめ

見どころ満載の香港を楽しむために、要チェックなおすすめスポット

ショッピングと食の街、香港のおすすめ

同じ中国と言っても、本土の北京等とは全く違った文化や風土をもつ街『香港』。その比較的小さな領土に、さまざまな異国の文化を飲み込んで成長してきた街並みは、隅々までエネルギッシュな雰囲気に満ちあふれており、飽きることがない。雑多な街並みの中、世界でも有数のおいしい食堂や、ショッピングスポットが、宝石をちりばめたかのように点在している。見たいところ、行ってみたい場所があまりにも多いこの街で、まずは基本として押さえておきたいスポットを厳選して紹介しよう。

Sleep

The Peninsula
「スエズ川東部の最もすばらしいホテル」として知られるこのホテルは、ビクトリア港を見渡す立地に、1928年に建てられた。スコーンとイングリッシュブレックファストの優雅な午後の紅茶は、『The Verandah』で。上階にある、フィリップ・スタルクがデザインした『Felix bar』では必ずトイレに行ってみよう。目を疑う光景が見られるはず。
住所:Salisbury Road, Kowloon
電話:+852 2920 2888
ウェブ:www.peninsula.com/ (英語)
The Luxe Manor
2007年に彗星のように登場して以来、香港の最も旬なブティックホテルとして君臨する。小さな路地に建てられたホテルだが、その噂は広まる一方のようだ。グレコ・ローマン時代からインスパイヤされた外装と、シューレアリズムの内装。バーの名前はDadaだ。冗談めかしながらも、しっかりと感動させる。
住所:39 Kimberley Road, Kowloon
電話:+852 3763 8888
ウェブ:www.theluxemanor.com/ (英語)

Eat

Jimmy’s Kitchen
おそらくウエスタンレストランとしては最も古いのが、1928年にオープンしたこの店だろう。植民地時代から、様々な政治の事件や、著名人の色恋沙汰の舞台となった、歴史的にも料理的にも宝石箱のような店だ。男性オンリーのメンバーズクラブのような雰囲気に浸りたい年配の客にはぴったりの場所だ。ウエイターの清潔なユニフォームと同様、メニューも開業当初からほとんど変わっていない。
住所:South China Building,1-3 Wyndham Street
電話:+852 2376 0327
ウェブ:www.jimmys.com/ (英語)
The Pawn
古い世界と新しい世界が融合しあう、若者のたまり場的場所。1899年に建てられた元質屋だったこのレストランは、美術品が壁を飾り、高価なワインのボトルが次々と開けられるレストランとして生まれ変わった。英国の流行を俊敏に取り入れたメニューや、路面電車が見下ろせるテラスが人気だ。しばらくはパブに行かなくても大丈夫なほど。
住所:62 Johnston Road
ウェブ:www.thepawn.com.hk/ (英語)

Do

The Peak Tram
香港では絶対にはずせない観光が、1888年以来変わらぬ人気を誇るこのケーブルカーだ。2008年の一年間で使用客数が400万人を突破した。人気の秘密は、車窓から広がる景色だ。373m地点まで、1.4kmの線路を進む。勾配率が1:2になる箇所もあるほど急激な坂を登る。
ウェブ:www.thepeak.com.hk/ (英語)
Ngong Ping 360
こちらは2006年に完成した比較的新しいケーブルカー。香港国際空港から1906年に建てられた寶蓮禪寺を結ぶ。線路は全長5.7kmで乗車時間は25分。空港と南シナ海や周囲の自然植物のほかにも、野外に置かれる仏像としては世界最大の仏像が見れる。今年からは、乗りながら足下の景色が見れる『クリスタルキャビン』と呼ばれる、床部分がガラスになった車両に乗ることもできる。
ウェブ:www.np360.com.hk/ (英語)

By Simon Ostheimer(Time Out香港 トラベルエディター)

※掲載されている情報は公開当時のものです。

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