シカゴで満喫する古き良きアメリカ

最もアメリカらしい都市ともいわれるシカゴのおすすめスポットを紹介

シカゴで満喫する古き良きアメリカ

“摩天楼の生まれた街”シカゴでは、これぞ古き良きアメリカという空気を存分に味わうことができる。この街で活躍したフランク・ロイド・ライトの建築物を見て回るもよし、数多く存在する美術館に足を向けるのもよし、そしてシカゴ交響楽団からシカゴ・ハウスまで幅広く充実している音楽カルチャーを楽しむのも良いだろう。 とにかく色々なものを楽しみたい、と思っているなら、飽きさせることのない、旅人にはうってつけの街だ。

泊まる

The Drake
ザ・ドレイクは、その名の通りあらゆる意味で古き時代の魅惑そのものだ。東洋の絨毯とシャンデリアで飾られたミーティングエリアとロビー、パルム・コートで味わえる高級茶をはじめ、格式高い風潮のホテルだ。スタジアムサイズの宴会広場ではリッチなファミリーのきらびやかな結婚式が開催される。客室は21世紀のコンフォートレベルにアップデートされ、高速インターネット、非アレルギー性の枕といったアメニティが充実している。
住所:140 East Walton Place
電話:+1 312 787 2200
ウェブ:www.thedrakehotel.com/ (英語)
Hotel Felix
この1920年代に建てられた煉瓦作りの建物に位置するホテルは、環境に優しいホテルとして、シカゴのホテルでは初の銀のLEED証明書を授与された。ロビーは狭いが、224ある客室は全てアースカラーの装丁で、高速インターネットやフラットスクリーンTVなども完備されている。
住所:111 W Huron St
電話:+1 312 447 3440
ウェブ:www.hotelfelixchicago.com (英語)

食べる

Gene & Georgetti
1941年から続くこのステーキハウスより古いスタイルの店は見たことがない。木造のダイニングルームに処狭しと並ぶは、古い深紅のビニールのバースツールと椅子とバンケット。格式張っているか、ぶっきらぼうのどちらかのウェイターが、子牛のベスビオ、ごちゃまぜサラダ、カリフォルニアスタイルのベーコンとオニオン付きレバーソテー、完璧な火加減のチョップ、この店が元祖だというエビのニンニク入りキャセロールを運んでくる。果たして本当に元祖なのかは分からないが、シカゴのベテランを怒らせるほどやっかいなことはないので、信じるしかないだろう。
住所:500 N Franklin St
電話:+1 312 527 3718
ウェブ:www.geneandgeorgetti.com/ (英語)
Custom House
シカゴで有名なこのレストランをステーキハウスだと思う人もいるかもしれないが、シナトラ、ギブソン・マティーニ、がつがつ食うトラック運転手を連想するのは間違いだ。代わりに、バーウシャーポークチョップ、こんがり焼かれたニューヨーク・ストライプ、ショートリブが、季節ごとに異なるサイドメニューと共に味わえる。新入りのウェイターは常連客の名前は覚えていないかもしれないが、サーブされる食材の製造者や農家の名前は完璧に把握している。そちらの方を重要視する客も増えていることは確かだ。
住所:500 S Dearborn St
電話:+1 312 523 0200
ウェブ:www.customhouse.cc/ (英語)

楽しむ

Blue Man Group
高校時代に、口に奇妙なものを詰めこんだりあらゆるモノをドラムのように叩き続けた、あの変な同級生はいったい今何をしているかって?おそらく卒業してすぐにブルーマングループにスカウトされただろう。公園の不思議なパフォーマンスとテクノの融合ともいえるこのショーでは、全身を青に塗りたくった男たちが、大人の観客に子供のような悪戯をしかける。観光客には根強い人気のショーだ。
住所:Briar Street Theatre, 3133 N Halsted St
電話:+1 773 348 4000
ウェブ:www.blueman.com/ (英語)
Too Much Light Makes the Baby Go Blind
この素晴らしく、また不合理な名前のショーは、実はブルーマン・グループより古参だ。20年の歴史を誇る、シカゴの最長公演だ。しかしそのショーの難解さから、ガイドブック等で取り上げられることは少ない。脚本家やパフォーマーによる、60分で30項目のミニ劇場が行われる。ブロックパーティのような人民主義的パフォーマンスアートで、創造性の高い、魅力的なショーだ。手頃な値段なのもうれしい。
住所:At the Neo-Futurarium, 5153 N Ashland Ave
電話:+1 773 275 5255
ウェブ:www.neofuturists.org/ (英語)
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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