様々な顔を持つシンガポール

シンガポールは、手軽にいろいろな文化を見てみたい、体験してみたいと思う人にはうってつけの都市だ。中東系、中国系、インド系、東南アジア系など、様々な民族が生活しており、街に並ぶ宗教施設やレストランは、ありとあらゆる文化のものが揃っている。ホテルや観光施設も充実しており、一流ホテルで洗練されたリッチな時間を過ごすこともできる一方、多民族国家の名に恥じず、あらゆる文化の「本場」を格安で楽しむことも可能だ。ぜひ自分のスタイルに合わせた楽しみ方をしてみて欲しい。この国ならきっとそれが出来るはずだ。

Sleep

Raffles Hotel 1887年に開業して以来、トロピカル風なスイートルームや、広々とした中庭はシンガポールのコロニアル時代を彷彿させるだろう。全てのスイートは、木目が美しいテーブルや藤椅子が置かれ、執事サービスが受けられる。人気カクテルのシンガポール・スリングを生み出したといわれるロング･バーでは、ホテル内にあり、暑い夜を過ごすにはもってこいだ。日中はプールサイドのヤシの木の下で朝食をとるのもおすすめだ。

住所：1 Beach Rd 電話番号：+65 6431 6156 URL : http://www.raffles.com/（英語）

New Majestic Hotel

鏡ばりの天井、アジアン調のスイート、四柱式ベッド、シンガポール人アーティストのジャスティン･リーのポップアートの絵画。宿泊すればいかにこのホテルがシンガポールの創造の場であるということがわかるだろう。全30室の客室は、デザインが異なる。プラズマTV、Kiehlの化粧品、清潔なシーツが部屋には揃っている。ホテルの廊下には、国内アーティスト9人の作品が飾られている。夜にはホテル内のマジェスティック･バーでカクテルを一杯飲んだら、近場の中華街のディナーに出かけよう。

住所：31-37 Bukit Pasoh Rd

電話番号：+65 6511 4700

URL : http://www.newmajestichotel.com（英語）

Eat

Newton Circus この屋台村で食べずにしてシンガポールの食を制したとは言えないだろう。オーチャード通りからもほど近い、この一角には100軒の屋台が並ぶ。カンビン･マトンや、キャロットケーキ、春巻きなどがおすすめだ。でも一番の楽しみはどれを食べようか迷いながら歩くことだろう。店にあるサインのA、B、C、Dのサインはその店の清潔度を表すのでよく見ておこう。

住所：500 Clemenceau Avenue North

Chatterbox

もし時間がなくて一カ所しか店に入れないのなら、この店の南海チキンライスは絶対に食べておきたい一品だ。街の屋台に比べると高額だが、味は保証できる。絶妙な油加減の米に乗った蒸しチキンと、ニンニクで味付けされたチリ、ショウガ、醤油のソースは他にはない美味さだ。38階から見下ろすオーチャード通りも思い出に残るだろう。

住所：38th floor, Meritus Mandarin Hotel, 333 Orchard Rd

電話番号：+65 6831 6291

URL : http://www.meritus-hotels.com/jp/（日本語）

Do

Night Safari

シンガポールでは必ず押さえておきたいのが世界初のナイトサファリだ。野生の鹿やライオン、サイが水浴びをする姿や、夜空を覆うコウモリの姿が光の中に浮かび上がる。45分のツアーは、詳細かつやや退屈なコメンタリー付き。もっと刺激的な冒険を求める人は、新しいアトラクションの「Sleep with the Beast」に申し込んでみよう。大自然の中、夜通しのキャンプができる。

住所：80 Mandai Lake Rd

電話番号：+65 6269 3411

URL : http://www.nightsafari.com.sg/japanese/（日本語）

Pulau Ubin

ちょっと食べ過ぎで体を動かしたくなったら、チャンギ村からボートに飛び乗り、ウビン島に出かけよう。国立公園のキオスク（8:30から17:00まで、無休）で、劇場や小さな寺院やChek Jawa沼沢地帯が掲載されている地図をもらう。島を散策するのもいいが、レンタルサイクルで走り回るのもよい。キオスクの周りで一日3ドルから8ドルで借りられる。テントをはってキャンプもできる（許可は不要）し、Marina Country Club Ubin Resortに宿泊することもできる。

電話番号：+65 6388 8388

URL : http://www.marinacountryclub.com.sg（英語）