新しくて古い街、北京のおすすめスポット

再開発が進み、日々進化を遂げていく街、北京の最新お勧めスポットを紹介

新しくて古い街、北京のおすすめスポット

2008年にオリンピックが開催されたことも記憶に新しい北京。開発ラッシュの真っ只中にあるこの都市では、中国古来の文化と外から年々入ってくる異文化がぶつかり合い、日々新しいものが生まれている。そんな変化著しい、経済面、文化面でも世界中から注目を集める北京を、今いちばん楽しめるスポットをシーン別に紹介していこう。きっと、これまでにない刺激的な体験ができるに違いない。

泊まる

St Regis
宿泊客名簿には各界の著名人や政府要人が名を連ねる、北京一の名門ホテル。プレス・クラブ・バーでは、企業の幹部たちが重要な取引を行ってきた。日曜のブランチは、ガーデンコートでキャビアを堪能できる。品質を求める人たちのための場所だ。スタイルは最上級エレガンス。大理石と栗の木がふんだんに使用された、優雅で高級な経験にどっぷりと浸かれる。

住所:1 Jianguomenwai Dajie
電話番号:+86 10 6460 6688
URL:www.starwoodhotels.com/stregis/property/overview/index.html?propertyID=110(日本語)

The Opposite House
建築家の隈研吾が手がけた北京の流行発信地、Sanlitun地区の中心に位置する北京一クールなホテル。ロビーは広々とした空間が天井まで届き、随所まで凝ったファッションがテーマのインテリアが目を惹き付ける。禅の部屋が人気が高いが、レストランとバーのラインナップが魅力的だ。最も人気が高いのは、アフターファイブに人気のバー、メッシュと、地中海料理が美味しいスレノだ。

住所:11 Sanlitun Road, Chaoyang District
電話番号:+86 10 6417 8899
URL:www.theoppositehouse.com (日本語あり)

食べる

Quanjude
1864年清王朝に設立されたこの北京料理の伝統的なレストランは、歴史を感じさせるインテリアと、究極の北京ダックで未だに人気を集める。歯ごたえのよい北京ダックを、往来の胡麻小麦パンではなく、薄いパンケーキでサーブするスタイルは、開業当初から、北京前門の古い歴史的商業地随一の革新的なレストランとして話題を呼んだ。このスタイルは今では当たり前になったが、北京の古い伝統料理を味わいたい人は、この名門店に足を運ぶべき。食事をする共産党の主要を目撃できるかも。

住所:32 Qianmen Dajie, Chongwen district
電話番号:+86 10 6511 2418
URL:www.quanjude.com.cn (中国語、英語)

Duck de Chine
流行の店は最も見つけにくい場所にある、という規則通り、Duck de Chineは三里屯の有名なバー通りの裏路地の目立たないビルの中にある。内装は工業的という言葉がぴったりの、高い天井、露出しているレンガ壁、および巨大で特大の赤いランタンが装丁されている。入り口付近にはボウリンジャーシャンパンバーがあり、フードメニューはフレンチフュージョンの中華料理が中心。北京ダックは、この店においても最も重要なメニューであり、テーブルに出されてから目の前で切ってくれる。

住所:1949 The Hidden City, Courtyard 4, Gongti Bei Lu, Chaoyang district
電話番号:+86 10 6501 8881
URL:www.elite-concepts.com (英語)

楽しむ

琉璃廠(Liulichang) 遠い昔、琉璃廠は、宮殿と寺院用のガラスタイルを作る工房が連なる通りだった。やがて宮廷試験を受験する学者たちが必要品を求めて集う場所となり、現在では、古書、カリグラフィー、および芸術の収集の地として有名だ。近場にある、躍動的な潘家園市場と比べると物足りないかもしれないが、毛沢東のお土産、壁掛け、紅茶、および他の雑貨を発掘するには良い場所だ。

草場地(Caochangdi) 立地の悪さもあるが、新しすぎてガイドブックに乗ってすらいないのが、アートの街、草場地だ。国内外のギャラリーも増加中で、様々なアーティストの作品が展示されている。北京で注目されているアーティストの個展や、アジアの最先端のキュレーターのインスタレーションが見られる。

※掲載されている情報は公開当時のものです。

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