バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯
2013年12月27日 (金) 掲載
先日お伝えした『人気ヴェニューランキング 2013』に引き続き、今回はタイムアウト東京英語版サイトで2013年1月1日〜12月24日までの間に最も読まれた20ヴェニューをランキング形式で紹介。在日外国人のみならず、海外からのアクセスも多い英語版サイトならではの意外な結果が。海外や地方から東京に訪れる客人をもてなす際などに、参考にしてみるのもいいかもしれない。
2012年夏に、歌舞伎町にオープンした規格外のアミューズメントスポット。総費用100億円を費やした、セクシーなギャルたちが繰り広げるロボットショーは、見る者を圧倒する。訪れる際には電話予約することをおすすめする。世界が驚愕する、東京の最新"インパクト"の真意をその目で確かめてみるのもいいだろう。
秋葉原駅前にあるアダルトショップ。「大人のデパート」と謳う7フロアからなる店内には、DVDからコスチューム、セックストイなどが所狭しと並ぶ。1,000円のガチャガチャでは景品として使用済み女性下着が出てきたり、チェックのスカートが3,500円で手に入るクレイジネス。普段なら人目を気にしてしまうような商品も、ここ秋葉原という土地ならば、上手い具合にカルチャーに溶け込んでいるように見えるから不思議だ。
江戸の街にいるような日本最大級の温泉テーマパーク。地下1400メートルからくみ上げられた天然温泉や、露天風呂、砂風呂、岩盤風呂、サウナなど、設備は充実している。居酒屋やラーメン屋などもあり、宴会を開くこともできる。また犬専用の風呂『綱吉の湯』なるものある。
タッチパネルでオーダーする最先端システムを取り入れている次世代型寿司店。注文した寿司が目の前に備えられた高速レーンに乗って猛スピードで運ばれてくる様は圧巻。回転寿司のスピードとは比べ物にならない。寿司メニューはいずれも105円という低価格で、味はそれなりといったところだが、寿司が豪速で目の前を通り過ぎて行く様は珍妙ですらある。
子宮=WOMBは、広いフロアときらびやかな照明、重低音が楽しめる優れた音響システムや“アジア一大きなミラーボール”などが自慢の人気音楽ヴェニューだ。多くの海外アーティストが登場するが、地元のスターたちのプレイも要チェック。
渋谷にあるアダルトショップ。性器の形をした奇抜な入口をくぐると、狭い店内にはコスプレ用の衣装や大人のおもちゃが並ぶ。ラブホテル街に立地するせいか、コスチュームやランジェリーの品揃えが特に豊富だ。商品には英語で説明書きがされており、外国人やカップル連れが多く訪れる。
としまえんの敷地内にある温泉複合施設。造園設計家・小形研三が手掛けた1200坪の庭園内にあり、四季の移り変わりを楽しませてくれる。地下1445メートルから湧き出る天然温泉は、ナトリウム−塩化物強塩温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛に効能がある。浴場は風呂ゾーン、露天ゾーン、サウナゾーンのほか、水着を着用するバーデゾーンがあるのが特徴。
銀座随一の規模と人気を誇る和紙と文房具専門店。本館(Ito-ya1)では一般文具や書道用品を、本館の裏手にある別館(Ito-ya3)では折り紙や和紙、便箋やインクなどを取り扱っている。本館は2015年にリニューアル予定。現在は工事中のため、松屋裏の仮店舗で営業中している。
西麻布の交差点のすぐ近くにある、3階建てのクラブ。外苑西通りを広尾方面へ進み、ホブソンズ越えた右手にある。豪華なバーや洞窟エリア、地下にはビリヤードや卓球テーブルなどもある。出会い、ナンパの場を主な目的にする客が多いのは非常に残念なところ。一応、カジュアル過ぎはNGというドレスコードもあるようだ。
渋谷・神南にある、古着屋などが入居する雑居ビルの一室で営業するクラブ。アンティーク調のシャンデリアや鏡がところ狭しと飾られた同スペースは、ファッション系のイベントやアフターパーティなどが多く開催される場として、話題のやまない東京のナイトライフヴェニューのひとつである。
入場してまず目に入るのは、ロビーの上の直径6.5メートルもある地球だ。表面には約100万個のLEDが取り付けられ、世界の気候変動をリアルタイムに映している。未来館にはロボット、遺伝学における発見の数々、宇宙天文に関するインタラクティブな展示でいっぱい。子どもも大人も、知的好奇心を満足させられる博物館だ。
日本が世界に誇るアニメ映画監督、宮崎駿が主宰するスタジオジブリのミュージアム。原画の展示をはじめ、ここでしか観ることのできない短編映画が上映されるミニシアターも設備されている。日時指定のうえ、ローソンでしかチケットを購入できない難点はあるが(海外からも購入可能)、東京に来たなら是非とも訪れたい場所。
ラテアーティストの澤田洋史によるコーヒーショップ。特にミルクの泡で作られた“華やかな波模様付のラテ”好きには期待通りの店だ。飾り気のないシンプルな内装に、合い席となる大きなテーブルを真ん中にすえ、しかも無料のWi-Fiまで飛んでいるこの店は、西洋人にとって本国にあるカフェを彷彿とさせる。
『Muji』という呼び名で有名なショップ。特定のデザイナーがいない、まさに無印なブランドだ。パリやロンドンをも制覇したバラエティーショップで、有楽町店は東京最大の店舗だ。そのため、品数も豊富。また、レンタル自転車など、サービスも充実している。
アメリカ大使館近くの自転車会館の中にあり、店内はカウンターのみ。店主の斎藤孝司が目を光らせ、最高のタイミングで寿司を提供する。ミシュランガイド総責任者のジャン=リュック・ナレが、「私だけのものにしておきたかった」と評価している。
旧新宿区立四谷第四小学校の校舎を利用した「おもちゃ」の美術館。日本伝統のおもちゃを展示する部屋、ボードゲームを楽しむ部屋、ミュージアムショップ、お休み処など、教室を利用した様々な部屋がある。授乳コーナーやおむつ替えコーナーもあるので、まだ小さい子供を連れて行くことも可能だ。
表参道の裏通りにあるカフェ。古民家の中に設えられた3メートル四方程度のキューブ型のフレーム内で、店主はぴかぴかのラ・チンバリー社の機械でエスプレッソをいれる。外には小さな庭があり、天気のいい日にはそこでコーヒーを楽しむことが出来る。
TIME紙で「アバンギャルドに時間を過ごすための場所」として、アジアで第1位に選ばれたこともあるイベントスペース。ラウンジバーやライブハウスとしての営業のほか、展示会やアートイベントなどさまざまなイベントを開催。東京の地酒『東京エール』の本拠地でもある。
ソメイヨシノ発祥の地で、地下1800メートルから沸きだした温泉が楽しめる。東京の温泉では珍しく無色透明。泉質はナトリウム−塩化物強塩泉で、天然のミネラル成分を豊富に含んでいる。温泉以外に、岩盤浴ゾーンがあり、約40度に温められた天然岩盤の上に寝転がり、遠赤外線とマイナスイオンにより、リラックスすることができる。
人文・文学、アート、料理、車、旅など、その道のプロが選書した書籍、雑誌が並ぶ蔦屋書店。アートブック、写真集にいたっては都内随一の品揃えで、朝方まで営業しているのも魅力。ゆったりとくつろげる空間は、観光スポットのひとつともなっているようだ。
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