ⓒ秩父観光協会
2013年11月05日 (火) 掲載
酉の市も一の酉が終わり、立冬を迎えた冬の東京近郊では、さまざまな祭りが行われる。二の酉、三の酉はもちろんのこと、毎週、至るところで催される昔ながらの祭りに足を運んで、冬の始まりを楽しんでみてはいかがだろう。
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2013年11月23日(土)まで
会場:湯島天神(湯島天満宮)
文京区の花の五大まつりの一つ、秋の菊まつりが今年も開催される。会場となる湯島天神の境内には、丹精こめてつくられた多様な菊が約2000株が展示される。名物『菊人形』の今年のテーマはNHK大河ドラマ『八重の桜』で、2パターン5体が飾られる。菊の壮大なアートに浸ってみては。
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2013年11月23日(土)
会場:波除稲荷神社
石川県鶴来町にある波除稲荷神社の御神饌田(ごしんせんでん)で、5月6日のお田植祭、8月26日の抜穂祭を経て収穫された新米と稲穂を御神前に供え、神に感謝する祭り。この米で作られた澄酒『波除』は翌年6月の大祭に、にごり酒『幸穂』(限定300本)は新嘗祭に供えられる。当日は無料でにごり酒が振る舞われるので、ぜひ味わっておきたい。
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2013年11月23日(土)
会場:炎天寺
小林一茶が「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」や「蝉なくや 六月村の 炎天寺」などの名句を詠んだ地として知られる寺で開催される祭り。全国小中学生俳句大会の表彰式や吹奏楽の演奏、大道芸、俳句コンテストをはじめ、一茶の句にちなんだ“奉納蛙相撲”も行われる。
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2013年11月23日(土)、24日(日)
会場:玉姫稲荷神社
4月と11月に開催される、玉姫稲荷神社の氏子の靴メーカーらが靴のめぐみを感謝する祭り。境内では靴の即売会が行われ、約10万点以上の品が安価で販売される。神社の隣では履き古した靴供養の祭壇も設けられ、集まった古靴が山となっている。巨大な革靴の神輿、シンデレラ靴の神輿など見どころ多数。
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2013年11月28日(木)
会場:小網神社
日本橋の小網神社の祭。新穀豊作に感謝する新嘗祭に由来する。当日は郷神楽舞の奉納が終わると、参拝者にどぶろく新米で醸したどぶろくがふるまわれる。また、当日奉納される里神楽舞は、国重要無形民俗文化財に指定されている。強運厄除守のみみずくや茅の輪守が授与される。
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2013年12月2日(月)、3日(火)
会場:秩父神社
300年以上の歴史を持つ秩父神社の例大祭。京都祇園祭、飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつに数えられる、秩父市の師走名物。豪華な彫刻が施された笠鉾2基と屋台4基の山車が町中で曳行され、なかでも3日の夜、御旅所への急な坂を引上げる様子は大迫力。両日の夜、冬の澄んだ空に打ち上がる花火も見事だ。
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2013年12月14日(土)
会場:大宮神社
160年以上続く、無病息災・火盗難除・五穀豊穣の祈願を目的として行われている祭。当日は「鍋かけず」といい、各家では火を焚かずに当番の家で「神の食」を食べる。また祭壇には、男女の「神物」が飾られ、無病息災を祈る獅子舞が子宝授恵、子孫繁栄を願って舞う。神社では、1ヶ月前から男子児童がカヤを集め、竹でやぐらを組み、小屋を制作。その小屋を守る為に大根を投げて宮司らと戦い、児童が元気に育っている証明とする。
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2013年12月15日(日)
会場:飯綱神社
愛宕山の山頂にある飯綱神社の祭りで、旧暦11月14日に行われている。13人が白装束で天狗のかっこうをし、13つの天狗のほこらに供え物をして回る。この時に悪態(悪口)を言い合い、天狗に邪魔されながら供え物を奪い合うという変わった祭りだ。このお供え物を奪い取った人は、幸せになれると言われている。もともとは7日間の斎戒を夜間に行った後に徒歩で巡回するものだったが今は行われておらず、現在は昼間行われている。このような祭りは日本中でも珍しく、日本三大奇祭の一つと言われている。
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2013年12月21日(土)
会場:西新井大師
毎月21日に行われている弘法大師の縁日。12月は1年の締め括りということもあり、『納めの大師』や『酉の市』として普段よりも盛大に開催される。境内には来る年の商売繁盛を願う熊手やだるまなどの露天はもちろんのこと、草団子、草加せんべいなど様々な屋台が並び、多くの人出となる。土曜日の開催なので、年の瀬を味わいに散歩がてら訪れてみるのもいいだろう。
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2013年12月21日(土)
会場:川崎大師
川崎大師の年の瀬の風物詩として親しまれている、納めの大師。毎月21日に開催されている縁日の1年を締めくくる、今年最後の縁日ということで、多くの参拝者で賑わう。境内の特設道場では、1年間ご利益をいただいたお護摩札やお守りに感謝をする『お焚き上げ法楽』が執り行われる。今年いただいたお守りを持って出かけてみるのもいいだろう。
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2013年12月22日(日)
会場:加波山 三枝祇神社
毎年冬至の日に開催される「火渡り法要」の祭。火渡りとは、山伏の秘法で、燃え盛る火の中を裸足で歩くことにより、己の悪行を清めるという行。参加は無料となっているので、なんとしても悪行を清めたいという意志を持っているなら、思い切って火中を歩いてみるのも良いだろう。加波山には「加波山神社」と「加波山三枝祗神社」の二つの神社があるが、「加波山三枝祗神社」の行事である。
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2013年12月31日(火)~2014年1月1日(水)
会場:最勝寺(足利市)
京都の鞍馬山、奈良の信貴山と並び日本三毘沙門天の1つ、大岩毘沙門天では大晦日から元旦にかけて開催される。この祭りは、1年間積もった鬱憤を発散し、すがすがしい気分で新年を迎えようと言う江戸時代から伝わるもので、日本の奇祭としても有名だ。大晦日の晩から元旦の未明にかけて修験者に先導され山頂を目指すのだが、夜空を仰ぎ「バカヤロウ」と叫ぶのは気持ちが良い。ただし、悪口に「ぼう」のつく言葉(びんぼう、どろぼう等)は禁句なので注意するように。年に1度腹から声を出し山頂で夜明けの甘酒でも一緒に飲もうではないか。
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