RBMA Weekenderでしかできない10のこと

世界一創造的なミュージック・フェスを遊びつくす

RBMA Weekenderでしかできない10のこと

2013年で15周年を迎えるレッドブル・ミュージック・アカデミー(RMBA)による都市型音楽フェスティバル『RBMA Weekender Tokyo』が11月1日(金)〜4日(月・祝)まで東京都内各所で開催される。 RBMAはこれまでも世界各都市で、ブライアン・イーノ、スティーヴ・ライヒ、エリカ・バドゥ、フランキー・ナックルズなど、あらゆる分野の先鋭的音楽クリエイターを迎えてワークショップやフェスティバルを展開してきた。今回東京で開催される『RBMA Weekender』にも、偉大なるレジェンドや注目のカッティング・エッジなアーティストが続々登場する。出演40組以上によるエレクトロニック・ミュージックの祭典、二度と観れないスペシャルなライブ、レコードフェア/ブックフェア、トークセッションなど、ゴージャスで濃厚なプログラムが連日用意されている。創造性と好奇心を刺激する4日間を楽しもう。


1.DOMMUNEで予習する。

『RBMA Weekender Tokyo』開催前夜の10月31日(木)19時から、ライブストリーミングサイト&スタジオ『DOMMUNE』にて、『RBMA Weekender 前夜祭』と銘打ったスペシャルプログラムが配信される。元CANのダモ鈴木をはじめとする出演者によるエキシビション、4日間のプレビューやプレミアム情報満載のトークショーに加え、20時からはライヴ&DJも。スタジオでの生観覧予約はwww.dommune.comから。

日時:2013年10月31日 (木) 19時00分〜
出演:原雅明、フロスティ(dublab)、ダモ鈴木、インナー・サイエンス ほか



2.ディープハウスはオーケストラで聴く。

RBMA Weekenderのオープニングはヘンリック・シュワルツが務める。デビュー当初から、多彩な音楽的要素をエレクトロニック・ディープ・ハウスに落とし込んできたヘンリックはこの夜、27人編成のオーケストラの指揮者として登場。演奏するのは、オーケストラ・アレンジを施した自身の楽曲。ロケーションは1617年建立の築地本願寺。


日時:2013年11月1日(金)19時00分(演出上の都合につき19時半までに入場のこと)
会場:築地本願寺
出演:Henrik Schwarz Instruments Featuring An Exclusive Interpretation By 27 Piece Tokyo Secret Orchestra
イベントの詳しい情報はこちら


3.25名の即興サウンドを浴びる。

11月2日(土)は西麻布スーパーデラックスにて『Damo Suzuki's Network』と題し、元CANのダモ鈴木を中心とするミュージシャン総勢25名による一晩の即興演奏ライヴが開催される。SF映画の原点とされる1920年代のサイレント映画『Metropolis』のサウンドトラックを独自の解釈で演奏する即興パフォーマンスも予定。参加ミュージシャンは灰野敬二、オマー・ロドリゲス・ロペス(アット・ザ・ドライヴイン)など。長年に渡って世界各国でのセッションを重ねてきたダモ鈴木にしかできない、一夜限りのパフォーマンスが待っている。

日時:2013年11月2日(土)20時30分〜
会場:SuperDeluxe
料金:2,500円(ドリンク別)
出演:ダモ鈴木、灰野敬二 、オマー・ロドリゲス・ロペス、藤掛正隆 ほか

イベントの詳しい情報はこちら


4.西海岸シーンを受信する。

同じく11月2日(土)の深夜、渋谷WWWでは、ロサンゼルスのインディペンデント・ネットラジオ『dublab.com』をフィーチャーしてのクリエイティヴなショウが開催される。ライヴ・アクトにはdublabが一貫してサポートするデーデラス、対するは日本からシミ・ラボ・クルー。また西海岸からのDJ中継、さらにdublab主宰フロスティ×ピーター・バラカンによる音楽ラジオ放談など、ネットラジオの精神を体現した自由でポジティヴなプログラムが用意されている。



日時:2013年11月2日(土)23時00分〜
会場:WWW
料金:前売 2,000円(限定100枚)/当日 2,500円
ライブ:デーデラス、アドベンチャー・タイム、鈴木勲&DJケンセイ、OMSB&ハイスペック(from SIMI LAB)ほか
DJ:イルリメ、dublab DJ's (Broadcasting live from Los Angeles) ほか
トーク:ピーター・バラカン、フロスティ (dublab)、原雅明

イベントの詳しい情報はこちら


5.レコードも本もディグる。

11月3日(日)には、表参道のBA-TSU ART GALLERY / Gallery COMMONで『Culture Fair』が開催される。JAZZY SPORT、Lighthouse Records、Technique、Disc Shop Zeroなど、厳選されたショップが10店舗以上参加するレコードフェア、音楽を軸とするセレクションによるブックフェアも。入場料は無料。



日時:11月3日(日)11時00分〜21時00分
会場:BA-TSU ART GALLERY / Gallery COMMON
料金:無料

イベントの詳しい情報はこちら


6.みんなでマイルスを聴く。

同じくCulture Fairでは、The Loft=デイヴィッド・マンキューソ・ファミリーのDJコスモがナビゲートする名盤リスニング&トークセッション『Classic Album Sundays』がロンドンから上陸。このスペシャルゲストはDJクラッシュ。上質な音楽環境のもとで『死刑台のエレベーター(マイルス・デイヴィス)』に彼らとともに耳を傾け、この名盤にまつわるトーク・セッションを堪能する。屋外エリアではフード・フェアも。



日時:11月3日(日)18時00分〜21時00分
会場:BA-TSU ART GALLERY / Gallery COMMON
料金:無料

イベントの詳しい情報はこちら


7.究極の電子音楽を体験する。

11月3日(日)、4日(月・祝日)は恵比寿リキッドルーム2デイズで、電子音楽の祭典『EMAF TOKYO 2013』が開催される。ヘッドライナーはカールステン・ニコライことアルヴァ・ノートと、彼のレーベルraster-notonにおける重要なパートナーであるバイトーンによるスペシャル・ユニット。蛍光灯を使った自作楽器オプトロン奏者の伊東篤宏をゲストに迎えた編成で、強烈な音響体験をもたらす。共演は活動20周年を迎えたミュー・ジック、最新作『RV8』が各所で絶賛されるAOKI takamasaほか。2Fでは計18組による国内電子音楽最新形のショウケースも。カールステン・ニコライを講師に迎えてのレクチャーも注目だ。



日時:11月3日(日)16時00分〜
会場:LIQUIDROOM
料金:前売 4,500円 / 当日 5,500円 / 2日間通し券 8,000円
Red Bull Music Academy Session:カールステン・ニコライ(講師)
EMAF TOKYO 2013:ダイヤモンド・ヴァージョン(カールステン・ニコライ&バイェトーン)+伊東篤宏、ミュー・ジック、ワールズ・エンド・ガールフレンド&アナザー・アルケミー、AOKI takamasa ほか

イベントの詳しい情報はこちら


8.未知なる音楽の扉を開く。

MAF2日目のヘッドライナーには、自らも音楽研究機関オーディオ・サイエンス・ラボラトリーを主宰するヤン富田が登場。電子楽器による実験から夢見心地のポップまで、すべてを飲み込む音響の世界が広がる。さらに同日のRed Bull Music Academy Session講師も務める砂原良徳、4年ぶりに来日するフェネス、環ROY×蓮沼執太×U-zhaanによるラップxタブラxシンセサイザーの即興ユニット、注目の新鋭フゲン&ザ・ホワイト・エレファンツとヨウスケ・フヤマによるオーディオ・ヴィジュアルライブ、ヒップホップを媒介にエレクトロニカとクラブ・ミュージックを行来するインナー・サイエンスのDJなど、刺激と実験性に満ちたラインナップだ。



日時:11月4日(月・祝日)16時00分〜
会場:LIQUIDROOM
料金:前売 4,500円 / 当日 5,500円 / 2日間通し券 8,000円
Red Bull Music Academy Session:砂原良徳(講師)
EMAF TOKYO 2013:ヤン富田、Y.Sunahara, フェネス、環ROY×蓮沼執太×U-zhaan、インナー・サイエンスほか

イベントの詳しい情報はこちら


9.極上のグルーヴに酔いしれる。

11月3日(日)の23時から、フェスティバルのハイライトひとつと言えるパーティーがSOUND MUSEUM VISIONで開催される。DJはジャイルス・ピーターソン、沖野修也、DJノリ、松浦俊夫、アレックス・バーク(ジャザノヴァ)ら、ジャンルを問わない音楽への愛に溢れた面々。VISIONの4フロアを使ったビッグ・パーティーで、クロスオーヴァーな極上のグルーヴに酔いしれよう。クロマニヨンもライブも披露する。



日時:2013年11月3日(日)23時00分〜
会場:SOUND MUSEUM VISION
料金:男性3,000円/女性2,500円
出演:ジャイルス・ピーターソン、沖野修也、ファルティDL、アレックス・バーク(ジャザノヴァ)、グルーヴマン・スポット、クロマニヨンほか

イベントの詳しい情報はこちら


10.ロングセットで〆る。

フェスティバルの〆は、テーリ・テムリッツことDJスプリンクルズのロングセット。80年代のニューヨーク、極初期のハウスやトランス・ジェンダーの現場から日本へと漂流した異才が鳴らす、都市生活者の人生そのもののような音楽にハマるもよし、食事を楽しみながらゆったりと過ごすもよし。最高に刺激的な4日間を、思い思いに締めくくろう。入場無料。

日時:11月4日(月・祝日)22時30分〜
会場:Time Out Cafe & Diner
料金:無料
出演:DJスプリンクルズ

イベントの詳しい情報はこちら

※掲載されている情報は公開当時のものです。

タグ:

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo