東京、お化け屋敷 2013

お台場、方南町、浅草、水道橋、猛暑は恐怖で吹き飛ばす

東京、お化け屋敷 2013

方南町お化け屋敷オバケン

花火や海に出掛けるのもいいが、このうだるような暑さを吹き飛ばすには、お化け屋敷という選択肢も忘れてはいけない。日本を代表するお化け屋敷プロデューサーが手掛けるお化け屋敷や、夏季限定で開催されるもの、中には本当に怪奇現象が起こるという噂がある場所まで……。ウォークスルーやライド型などさまざまだが、ここでは大の大人も絶叫を免れない、本気で怖いお化け屋敷を紹介する。


夏季限定


としまえん『稲川淳二の怪談映画館-三面鏡の怪-』

期間:2013年9月1日(日)まで
時間:11時00分~
料金:700円(入園券別)※120cm以下入場不可

としまえん内にある期間限定のホラーアトラクション。数々の怪奇現象を体験してきた稲川淳二の本当に怖い怪談話が、立体映像で体験できる4Dシアターに登場する。稲川淳二の500を超える怪談の中から厳選した作品を映像化した。座っているだけでも、思わず逃げ出したくなるような感覚が体験ができるだろう。

『としまえん』の詳しい情報はこちら



『夏期限定お化け屋敷『呪い歯 ー密十号の家』』

期間:2013年9月23日(月)まで
時間:『絶叫篇』10時00分~16時00分、『超・絶叫篇』17時00分~21時00分(8月1日~31日は22時まで)
料金:800円(絶叫篇はワンデーパスポート利用可、6歳以上入場可)

毎年恒例、お化け屋敷プロデューサー五味弘文による夏期限定お化け屋敷。「"ミツの呪い"がかかった"黒い歯"によって悲惨な死を遂げた絵美子が潜む家に入り、絵美子の口から"黒い歯"を抜かなければならない」という、ストーリーとミッションが課せられる。10~16時の『絶叫篇』と17時~の『超・絶叫篇』では、演出が一部異なるので、是非2回足を運んで欲しい。

『東京ドームシティ アトラクションズ お化け屋敷』の詳しい情報はこちら


通年開催


デックス東京ビーチ『台場怪奇学校』

期間:通年開催
時間:11時00分~21時00分(最終入場は20時45分)
料金:800円(小学生 600円、未就学児は入場不可)
定員:1グループ6名まで

デックス東京ビーチ内にある、学校の廃墟を舞台にしたお化け屋敷。平野ユーレイと齊藤ゾンビからなるホラープランナーユニット『幽霊ゾンビ』がプロデュースしている。不定期で内容が入れ替わるが、2013年夏は、40年以上も前、不可解な事件や事故で廃校となった学校に出る子供の霊を供養に向かう『四つの呪い篇』が開催中。ヒトガタというお札をお供えするミッションが課せられる。怖さに定評があるお化け屋敷だが、入場時「魔よけモード」をリクエストすれば、苦手だがやっぱり入ってみたいという人もなんとかなるかもしれない。入場の際に同意書へのサインが必要。

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よこはまコスモワールド『Dr.エドガーの呪いのコレクション「恐怖の館」』

期間:通年開催
時間:11時00分~日によって異なる
料金:500円(小学生未満は16歳以上の付添が必要)

よこはまコスモワールド内にある、洋風ホラーのウォークスルー型のお化け屋敷。Dr.エドガーによる残虐な実験が行われている館が舞台。内装やグロテスクな人形、演出ともになかなかの怖さと評判だ。恐怖度診断システムなるものが導入されているのも面白い。

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よこはまコスモワールド『リアルホラーゲーム 「ザ・ジャッジ」 ~呪いの懐中電灯~』

期間:通年開催
時間:11時00分~日によって異なる
料金:600円(小学生以上入場可)

よこはまコスモワールド内にある、ホラーハウスとゲームが合体したアトラクション。懐中電灯を片手に、暗い屋敷を進みながらミッションをクリアしていかなければならない。アトラクション内には3ステージ設けられており、それぞれでミッションクリアか否かのジャッジが下される。3つあるよこはまコスモワールドのお化け屋敷の中で、最も怖いとの呼び声が高い。

『よこはまコスモワールド』の詳しい情報はこちら



よこはまコスモワールド『新・幽霊堂~恐怖の旅~』

期間:通年開催
時間:11時00分~日によって異なる
料金:500円(3歳以上料金が必要、小学生未満は16歳以上の付添が必要)

よこはまコスモワールド内にある“恐怖度を選択できる”お化け屋敷。乗車時に希望の怖さを3種類の中から選べ、金網に囲われた乗り物に乗って、幽霊堂のなかを巡り、幽霊たちがすぐ近くまで襲ってくるという恐怖感を味わえる。自分で歩く必要がないので、お化け屋敷初心者でも挑み易い。

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東京ジョイポリス『アナザー 死へのトビラ・・・・』

期間:通年開催
時間:10時00分〜23時00分(最終入場 22時15分)
料金:500円(パスポート利用可) ※140cm以下入場不可

東京ジョイポリス内にある、2012年に公開された映画『アナザー Another』の世界を題材にしたウォークスルー型アトラクション。『夜見北中学校』を舞台に、生徒の一員として校内で起きている怪現象から逃れるため、担任が見つけたというある方法を、薄暗く古びた校舎で試すことに。仕掛けとキャストによる生身の演出がスリルを煽る。

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東京ジョイポリス『生き人形 蒼の間』

期間:通年開催
時間:10時00分〜23時00分(最終入場 22時15分)
料金:500円(パスポート利用可、7歳未満入場不可、7歳以上11歳未満は保護者の同伴が必要)

東京ジョイポリス内にある、3Dサウンドアトラクション。この『蒼の間』に幽閉され病を患い短い生涯を終えた娘が、生前、友達代わりの少女人形を相手にお医者さまごっこをすることが唯一の楽しみだった……というところからストーリーが展開。入り口から『闇の通路』をくぐり、『人形たちが巣食う蒼い部屋』の中でヘッドホンで立体音響を使ったホラー体験をする。ウォークスルーでもライド型でもないが、その怖さはには定評がある。

『東京ジョイポリス』の詳しい情報はこちら



浅草花やしき『お化け屋敷~桜の怨霊~』

期間:通年開催
時間:10時00分~18時00分
料金:のりもの券3枚(300円、入園料別途)

2011年3月にオープンした浅草花やしきのウォークスルー型のお化け屋敷。お化け屋敷プロデューサー、五味弘文が代表を務めるオフィスバーンが手掛けている。江戸時代に開園し、158年の歴史をもつ浅草花やしきの長い歴史の中で、密かに語り継がれる怪談のひとつ『桜の怨霊』の伝説をテーマにしている。至る箇所に人形が効果的に設置されているが、無数の古い日本人形が置かれた部屋は特に気味が悪い。ちなみに、演出だけではなく、同アトラクション内ではたびたび怪現象が起こるとも言われている。

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ナムコ・ナンジャタウン『怨念旅館』

期間:通年開催
時間:10時00分~22時00分(最終入園21時)
料金:500円(入園券別、パスポート利用可、小学生未満は中学生以上の付添が必要)

2013年7月17日にリニューアルオープンした、ナムコ・ナンジャタウン内にあるお化け屋敷。廃業した旅館の中に入り、霊を呼びよせる力を持つという『能面蟹』を片手に、“人ではないもの”が写り込んだ写真を撮影しながら進んで行く。直接お化けが出てくることはないが、安住の地を荒らされたもののけたちの苛立ちや恨みによる怪現象は、巧妙で十分ホラー体験を楽しめる。最後のポイントで撮影した写真は、プリントアウトして持ち帰ることも可能だ。

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方南町お化け屋敷オバケン『お化け屋敷シーズン2「赤いハイヒールの女」』

期間:開催月によってことなる
時間:時間:14時00分~20時00分(最終受付19時45分)※予約可
料金:大人800円、高校生600円、中学生400円、小学生300円
定員:1組2名

2012年8月、大山神社そばの住宅街の一角に突如としてオープンしたお化け屋敷。2013年夏は、レンタル店DVDで人気の『本当にあった投稿闇映像』の劇場版投稿作品をモチーフにした『お化け屋敷シーズン2「赤いハイヒールの女」』が体験できる。外装から内装、仕掛けや音響にいたるまですべてスタッフによる手作りで、お化け屋敷で見る映画の上映もある。

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テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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