2010年01月05日 (火) 掲載
年末年始に出費が続き、新しい1年の幕開けに「懐事情が寂しい」などということもある。とはいえ、外出を控えて家にこもる必要はない。東京には、無料で楽しめる“食”の機会があるからだ。朝のコーヒーや友達とのおしゃべりにぴったりのもの、休日のアクティビティ、さらには小さな社会貢献が一緒にできてしまうものなど、今回は今すぐに誰にでも、簡単に楽しめる情報を並べた。これらで休み明け特有の気怠さを吹き飛ばし、活動的な1年のスタートを切ろう。
2009年末からの正月休みは、比較的短かったこともあり、仕事始めを迎えてもぼんやりしがちな方が多いのではないだろうか。マクドナルドでは現在、仕事始めのサラリーマンを応援しようと『1時間限定「プレミアムローストコーヒー」1杯無料お試しキャンペーン』を開催中だ。全国の朝マック販売店舗にて5日間、朝1時間限定でのサービスで、配布予定は約100万杯。また、大手町の東京サンケイビル1階、メトロスクエアでは、『プレミアムローストコーヒー』を約3万杯配布するイベントも実施中だ。こちらは4日(月)から6日(水)までの3日間、8時から18時まで。出勤前や休憩時に立ち寄り、気分をきりっと引き締めるのにぴったりだ。
場所:全国のマクドナルド、朝マック販売店舗
期間:2010年1月4日(月)から8日(金) 8時から9時まで
ウェブ:www.mcd-holdings.co.jp/news/2009/promotion/promo1228.html
東京で無料のカフェと聞いて、まず思い出すのが『フリーカフェ播磨屋ステーション』。兵庫県生野町に総本店をもち、“日本一のおかき処”を掲げる同店が、社会への利益還元の一環として始めた。現在は都内に2店舗を展開している。自慢のおかきとおせんべいがそろった『おかきバー』と、挽きたて入れたてのコーヒー、紅茶、ほうじ茶、ジュースなどの『ドリンクバー』を完全無料で楽しむことができる。カフェを利用する機会が一番多いとされる20代、30代の女性だけでなく、近隣に勤める男性にも人気のようで、店内は連日混み合っている。休憩や団らんにはもちろんのこと、じっくりとおかきを選ぶ際のの味見にもいい。
ビール工場が行う試飲付きの工場見学は、数ある工場見学の中でも人気が高い。それでは物足りず、もっとしっかり、楽しく学びたいという方におすすめしたいのが、この特別コースである。人気商品『ザ・プレミアム・モルツ』の素材と製法、開発秘話や技師の熱い思いまでをより細かく学び、通常の見学では見られないミニブルワリーの見学も可能だ。試飲では『ザ・プレミアム・モルツ』と『ザ・プレミアム・モルツ(黒)』の2種類が味わえる。テイスティング方法やおいしい注ぎ方、ぴったりのおつまみを伝授してもらえる。初めて知る事柄も多く、講座後の自宅での一杯が別物になることは間違いない。
場所:サントリー武蔵野ビール工場
日時:1月9日(土)から1月30日(土)までの土、日、祝日 11時から12時30分、14時30分から16時まで(要予約)
定休日:サントリー武蔵野ビール工場
電話:042-360-9591
ウェブ:www.suntory.co.jp/factory/musashino/event/2007m_02.html
都内の献血ルームで、ドリンク、ドーナツ、せんべい、アイスクリームなど、手厚いおやつが提供されていることはよく知られている。本来、こうした献血者へのサービスは、水分補給とリラックス効果をもたらすために用意されているのだが、献血をしない傾向にある若年層の集客や、再来店の誘導にも効果が高いようだ。最近では、占いやネイルケアなどのイベントを開催したり、ハンバーガーや月代わりの限定デザートを用意したりと、各ルームがより土地柄に合わせたサービスを企画していて、比較してみると面白い。これから寒さが厳しくなるにつれ、体調を崩したり、薬を摂取しているといった理由で、献血者はより減少することも多い。以下に都内の主要献血ルームをあげるので、この機会にぜひでかけてみて欲しい。
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