東京ウィークエンド 2/25-27

弁天湯ライブペインティング、ヤン富田、軍艦マンション ほか

東京ウィークエンド 2/25-27

2月25日(金)

Photographs YAKU-SHIMA × BUILDINGS


NYを拠点に活動する写真家、エイドリアン・ゴート(Adrian Gaut)の日本初となる個展を、BACHがプロデュースする。BACHの幅允孝は、エイドリアンを「世界中を軽やかに行き来しながら、独特の写真を撮る若い写真家です。僕は彼のような対象の切りとり方をする人を見たことがありません」と評価している。展覧会では、屋久島の自然と、グラフィカルに抽象化された建築写真のシリーズを対比軸として楽しむことができる。

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2月26日(土)

MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方


1999年にスタートし、2011年の開催で11回目を迎えるグループ展シリーズ。主に、東京を中心にした新しい美術の成果を紹介する。今回は、日常的でシンプルな技法や素材、テーマを選択・継続することによって個々の作品世界を追求している作家に注目する。出品作家は、池内晶子、椛田ちひろ、木藤純子、関根直子、冨井大裕、八木良太の6人。

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弁天湯『ヴェスビオス火山 壁画ライブペインティング』

ライブイベント『風呂ロック』などの会場となっている吉祥寺の弁天湯で、銭湯アプリ『東京秘湯』の公開記念イベント『ヴェスビオス火山 壁画ライブペインティング』が開催される。当日、銭湯絵師の中島盛夫が描くのは、富士山ではなくベスビオス火山のある風景。銭湯を題材にした人気コミック『テルマエ・ロマエ』の世界観をふまえたもので、ペインティング中は、銭湯研究家の町田忍による解説、昔昔亭A太郎さんによる銭湯にちなんだ落語、古代ローマ料理の試食などが行われる。司会は銭湯好きで知られる、エレキコミックのやついいちろう。

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Howling in the Night 2011~押井守、戦争を語る

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』などで知られる押井守監督が、戦争を語るトークイベント『Howling in the Night』が開催される。同イベントは、押井監督の代表作、映画『機動警察パトレイバー2』の作中で、登場キャラクター・柘植行人がクーデターを決行した日付(2002年2月26日)にちなんで開催されたもので、以来、定期的に行われている。今回は、軍事評論家の岡部いさく、ジャーナリストの桜林美佐を迎えて行われる。

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2月27日(日)

ヤン富田:パフォーミング・アーツ・アシッドテスト Vol.1


日本が誇る“ミュージック・マエストロ”、ヤン富田が主宰する音楽研究機関『オーディオ・サイエンス・ラボラトリー(A.S.L.)』が、コンサート形式の発表会を行う。記念すべき第1回目のテーマは「あなたはアシッド・テストにパスしたか?」。これまでの研究成果の発表や、映像、そしてマインド・エキスパンダー2011モデル(Buchla Music Box, Serge Modular, Biofeedback System, 動画の図形楽譜等々のセット)による人工知能を持ったサウンド・ロボットと被験者による人体との合奏などを予定している。

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今週末まで

軍艦マンション再出航イベント

26日(土)まで


東新宿駅の近くにそびえる軍艦のような出で立ちの第3スカイビル、通称・軍艦マンションが“再出航”する。1970年に竣工した地上14階、地下1階建ての軍艦マンションが、老朽化のためリノベーションし再生。建物内はオフィス、シェアSOHO、シェアハウスに分かれており、既に募集を開始している。その再出航を記念して、スーパーライブな展示会&内覧会を開催。35組のアーティストによる作品が建物内で展開される。2月25日(金)18時から22時まで、オープニングパーティが行われる。

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恵比寿映像祭

27日(日)まで


恵比寿映像祭は、東京都写真美術館全館を使い、10日間にわたって、展示、上映、ライブイベント、講演、トークセッションなどを行う年に一度のイベントだ。第3回のテーマは、「デイドリーム ビリーバー!!」。映像は、目覚めたまま見る夢“デイドリーム”。人が思いをめぐらすイマジネーション、メディアや機械が生み出すファンタジー、イメージに刻まれた歴史や記憶、映像が描き出す夢のありかた。一様ではない映像の力を、今一度問い直す。

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『クリィミーマミ』期間限定ショップ

27日(日)まで
1980年代に放送されたアニメ『クリィミーマミ』の期間限定ショップ『魔法の天使クリィミーマミプレミアムショップ』が、 『新宿マルイ ワン』にオープンした。トリビュートCD『魔法の天使クリィミーマミ~OFFICIAL TRIBUTE ALBUM』の発売を記念したもので、関連商品や新作グッズを販売する。また、2月13日(日)13時00から、クリィミーマミ/森沢優の声を担当した太田貴子のサイン会が行われる予定。

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HMV OUTLET MAKUHARI

27日(日)まで
HMV史上初のアウトレットショップ『HMV OUTLET MAKUHARI』が、1月15日(土)から2月27日(日)の期間限定で、三井アウトレットパークにオープンする。邦楽、洋楽、映像DVDなど様々な商品が、お買い得価格でずらりと並ぶ。商品は全て新品ばかり。手にしていなかったあの1枚を探しに、または掘り出し物を見つけに、ぜひ一度訪れてほしい。

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小谷元彦展 幽体の知覚

27日(日)まで


2003年にヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表の一人に選ばれるなど、近年めざましい活躍を見せているアーティスト、小谷元彦の個展。彫刻を中心に、写真、映像など10年以上にわたり発表してきた過去作に、14点の新作を加えた約60作品を展示する。これまで様々な機会で個別に公開されていた作品が一堂に会していることで、小谷が表現する「目に見えないもの、実体のない存在や現象」を視覚化する試みが、ひとつの流れとして、よりクリアに体験できるのが面白い。

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G-tokyo 2011

27日(日)まで
国際的なアートマーケットで活躍する国内15の有力ギャラリーが集結するアートフェア。2010年の盛況を反映し、2回目となる2011年は、開催期間が一週間延長となる。会場は新作を中心とした個展、もしくは企画展で構成される。会期は、20日(日)までのギャラリー・デイズと、21日(月)以降のエキジビション・ウイークに分かれる。

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シネセゾン渋谷 クロージング特別上映 1985-2011

27日(日)まで
2011年2月27日(日)に閉館となるシネセゾン渋谷が、閉館前に特別上映イベントを行う。開館から26年の間に上映した作品や、ゆかりのある監督の作品の中から、名作・大ヒット作を選りすぐり、31作品を上映する。

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現代フランス映画の肖像 ―ユニフランス寄贈フィルム・コレクションより

27日(日)まで


1993年以降毎年開催されているフランス映画祭で上映されたものの、日本で配給されなかった現代フランス映画54作品(長篇45本、短篇9本)を45個のプログラムに編成して一挙上映する特別企画。今回は、ベルトラン・タヴェルニエの『L.627』やジャック・ドワイヨンの『少年たち』といったベテラン/人気監督の作品から、日本生まれのベルギー人、アメリー・ノートンが実体験を元に綴ったベストセラー小説が原作の『畏れ慄いて』、ジュリー・ドパルデューとマリオン・コティヤールが主演した恋物語『正しい恋愛小説の作り方』まで、1992年から2005年の間に製作されたものの中から上映作品がセレクトされている。

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東京マラソンEXPO 2011

26日(土)まで
2011年の東京マラソン開催に先立ち、ランナーの参加受付会場で、スポーツグッズの展示即売会や各種イベントが開催される。会場には巨大ボードが設置され、ランナーやボランティアはもちろん、応援する一般の人も、東京マラソンに寄せる思いを書き残せる。また、フィニッシュシーンを再現できる特設スポットがあり、テープを切る直前をイメージした背景で、記念撮影もできる。

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アインシュタインフォトコンペティション(第2回)

27日(日)まで
清澄白河にある撮影スタジオ兼ギャラリー、アインシュタイン・スタジオが企画するフォトコンペの第2回応募作品を集めた展覧会。コンペは、情報が氾濫しているデジタル時代をサヴァイヴできる新鋭写真家の発掘を目的とし開催、飯沢耕太郎(写真評論家)、蜂賀亨(『QUOTATION』編集長)、岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)、八木沢俊樹(Gallery Countach代表)、チェルシー舞花(写真家、モデル)が審査員として参加する。

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春を呼ぶ小石川後楽園 黄門様のお庭で梅まつり

27日(日)まで
小石川後楽園は水戸光圀公ゆかりの庭園。約120本の紅白梅の梅林があり、見ごろの2月中旬には、辺り一面に梅の香りが漂う。2011年は、梅の開花時期に合わせ、例年より早めに開催される。期間中は毎日、11時、14時 (各回約60分)に庭園ガイドがある。費用は無料(入園料別途)。

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第34回せたがや梅まつり

27日(日)まで
小田急線梅が丘駅の西側にある羽根木公園は梅の名所として知られている。公園全体が小高い丘になっていて、 2月上旬から紅白梅合わせて60種以上、約650本の梅が見ごろになる。期間中には、抹茶サービス、筝曲演奏、俳句講習会、写真撮影会、甘酒、抹茶野点・茶席などの数多くの催しが予定されており、にぎわう。

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テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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