ロンドン中央の官庁街の地下にあるこの部屋は、狭苦しく質素な倉庫のような空間だった。この場所でチャーチル首相は、第二次世界大戦の連合軍勝利の為の作戦を練った。1984年から一般公開された。今でも、戦時の雰囲気をリアルに感じ取ることができる。内閣の部屋は、1945年8月16日に密封され、それ以来、ほとんど何も変化していない。大きなチャートに止められたすべてのピンは、戦争の最終日にそこにあったままだ。チャーチルと彼のスタッフが占有していた謙虚な一画を見ると、戦時中の苦難の目に見えるようである。サイレンの音やオーディオガイドで聞けるスピーチで臨場感が更に高まる。
Clive Steps, King Charles Street, SW1A 2AQ, London
アクセスSt James’s Park or Westminster tube
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