火事の防止とサイズの制限のため、伝統的な町屋(昔の民家)に、風呂場は組み込まれていなかった。その代り、人々は共用の銭湯で入浴した。町屋暮らしがなくなった今、銭湯も消えていった。この1920年代に建てられたお風呂屋さんは、前世紀の終わりに閉湯したが、2000年に50席のカフェとして復活。コーヒー、ケーキ、丼ものなどを出している。元の味わいを活かしたリノベーションで、木の梁やタイル、ツタのからまるファサードが残され、キッチンとソファが加わった。この店は、京都のカフェのハイライトだ。
Kyoto Shortlist から翻訳、編集
2009年10月更新
京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
アクセス206番バス
月・水 - 日 12:00 - 21:30
¥.
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