京都イベントカレンダー

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京都イベントカレンダー

京都にある2000の寺社は、一年を通じて幾つかの祭りを開催するので、たいてい、どこかで何かが行われており、カラフルで、陽気な楽しいものだろう。時代衣装を着た参加者、着物や浴衣を着た見物客が幸運を祈願したり、人形を燃やすことから豆まきまで、あらゆる目を引くやり方で先祖と結び付くのを目にすることになる。ほとんどの祭りは無料だが、芸者の踊りは事前予約と約5000円の料金が必要。歌舞練場は通常、毎年、短期間しかオープンしないため、チケットが発売されるとよく売れる。京都は宗教的な祭りが余りに豊富なためだろうか、アートフェア、映画祭や音楽祭といった世俗的なイベントが目立って少ない。もっとも、温暖な季節には三条大橋付近の加茂川河原で、小さな即席のパーティーを見かけるだろうが。人混みを避けたいならばお花見や紅葉の季節は行かないほうがいい。その他の大きな休日には、新年(12月28日から1月4日)、ゴールデンウィーク(4月29日から5月5日)がある。この時期、多くの店やレストランが営業しておらず、宿泊施設の値段が上がる。これから行われる祭りの完全なリストや現地までの地図が欲しいなら、京都駅の伊勢丹デパート9階にある京都ツーリストインフォメーションに行くといい。

1月

1-5日 初詣
場所: 多くの神社
一年で最初の神社詣でであり、八坂神社と平安神宮の人出が一番多い。

4日 蹴鞠はじめ
場所: 下鴨神社
平安時代の装束を着た男たちが古代の球技を行う。

第2月曜日 成人の日
場所: 八坂神社その他
今年度に20歳になる人たちが晴れ着の着物やスーツを着て、神社に行き祝福を受ける。

15日 手作り市
場所: 知恩寺
手作りの工芸品の市が京都大学近くの寺の敷地で開催される。この市は毎月15日に行われる。

1月15日に一番近い日曜日
場所: 三十三間堂
和服姿のおよそ2000人の若い男女が昔の弓の競争を再現。

21日 弘法さん市
場所: 東寺
一年で最初のフリーマーケットが東寺で行われる。アンティーク、フード、ビンテージものの着物が売られている。市の開催は、毎月21日。

25日 天神さんの市
場所: 北野天満宮
菅原道真の命日に開かれるフリーマーケット。この神社は道真のために建てられた。市の開催は毎月25日。

2月

2-3日 壬生狂言
場所: 壬生寺
重要文化財に指定されている舞台芸術である壬生狂言の上演。

3日 節分
場所: 吉田神社、平安神宮八坂神社
陰暦の冬より春に移る節の分かれ目を記し、豆まきをして悪鬼を追い払う。

中旬 - 3月中旬 観梅
場所: 北野天満宮二条城およびその周辺
梅の開花は、そのすぐ後に続く桜の開花の訪れに比べると控え目に祝福される。

23日 五大力尊仁王会
場所: 伏見区醍醐寺
力自慢が特大の餅を持ち上げて、力試し。

25日 梅花祭
場所: 北野天満宮
可愛らしい梅の花の下で、芸妓と舞妓が野外でお茶を点てる。

3月

中旬 京都・花灯路
場所: 東山の通りと主な寺が灯篭で灯される。
www.hanatouro.jp/

中旬 京都シティハーフマラソン
場所: 平安神宮
毎年恒例のこのハーフマラソンには、毎回8000人ものランナーが参加する。

15日 嵯峨大念仏狂言 お松明式
場所: 清涼寺
釈迦仏陀を称えて、午後、狂言劇が行われ、夕方には大松明が点火される。 守護を与える青龍の練り歩きが寺の周囲で披露される。

3月下旬 - 4月初旬 お花見
場所: 円山公園およびその周辺

4月

最初の週末 鴨川さくらまつり
場所: 鴨川河川敷 四条と三条の屋台テントが立ち並ぶ間の区域
鴨川河岸沿いに桜のライトアップとパフォーマンスフェスティバルが行われる。
www.sakura-matsuri.com/

最初の週末 京都さくらよさこい
場所: 京都市役所前広場会場、新風館会場、烏丸通会場その他
70以上のアマチュアダンスチームが市内でパフォーマンス。
www.sakuyosa.com/

初旬 野球シーズン開幕 

1日 - 30日 都踊
場所: 祇園歌舞練場
祇園の芸妓や舞妓により桜をテーマにした踊りが開催される。
www.miyako-odori.jp/

3日 清水青龍会
場所: 清水寺
守護を与える青龍の練り歩きが寺の周囲で披露される。

4月第二日曜日 やすらい祭
場所: 今宮神社
鬼の扮装をした男たちが通りを練り歩き、疫病が広がらないように祈願する。

4月中旬 紅枝垂桜
場所: 平安神宮
ライトアップした桜の木の中、クラッシック音楽のコンサートが行われる。

4月中旬 - 下旬 北野をどり
場所: 上七軒歌舞練場
上七軒の芸妓や舞妓が劇や踊りを披露。
www.maiko3.com/event/kitano.html 

21 - 29日 壬生狂言
場所: 壬生寺
壬生寺で壬生狂言(仏教の道徳劇を模したもの)が上演される。

5月

ゴールデンウィーク続き (4月参照)

1日 - 24日 鴨川おどり
場所: 先斗町歌舞練場
1872年にさかのぼる行事で、芸妓や舞妓が伝統舞踊を披露する。

1日- 9月20日 納涼床
鴨川と貴船川沿いで、屋外のフードやドリンクが楽しめる。

3日 流鏑馬神事
場所: 下鴨神社
平安時代の装束姿で騎手が矢で的を射抜く。 shimogamo-jinnja.or.jp/

5日 競馬会神事
場所: 上賀茂神社
1093年以来、この神社で行われている、伝統的装束を着けた騎手による競馬。
www.kamigamojinnja.jp/

15日 葵祭
場所: 京都御所から、下鴨神社上賀茂神社
京都三大祭りの一つ。装束をまとった参加者が王朝行列を辿る。

第3日曜日 三船祭り
場所: 車折神社
船が公家装束をした参加者を嵐山の大堰川に乗せていく。

6月

納涼床続き(5月参照)

10日 田植え祭
場所: 伏見稲荷大社
神楽女が平安朝の装束で御田舞を踊り、豊作を祈願する。

30日 夏越祓
場所: 北野天満宮
5メートルの茅の輪をくぐって、1月からの半年間の罪や穢れを払う。

7月

納涼床続き(5月参照)

1日 - 31日 祇園祭
芸者、山車、神輿が四条通を練り歩く、最大にして最高のお祭り。

8月

16日 大文字五山送り火   京都の五山に象られた文字が点火される。

16日 灯篭流し
場所: 広沢池、宮津湾
色とりどりの灯篭を川や湾に流す行事が全国で行われる。

9月

第1日曜日 八朔祭
場所: 松尾大社
奉納相撲や古来の念仏踊が行われ、家内安全や五穀豊穣を祈る。

9日 烏相撲   場所: 上賀茂神社
氏子がカラス鳴きをしながら跳ね回った後、子供たちが相撲を奉納する。
www.kamigamojinnja.jp/ 

15日 - 17日 清水青龍会
場所: 清水寺
守護を与える青龍の練り歩きが寺の周囲で披露される。第3月曜日 敬老の日 お年寄りを敬う祝日。

10月

第2週目の週末 壬生狂言
場所: 壬生寺
重要文化財に指定されている舞台芸術である壬生狂言の上演。 www.kyoto.zaq.ne.jp/mibu

22日 時代祭
場所: 京都御所から平安神宮にかけて
平安京への遷都を記念して、昔ながらの装束を着けた2000人が御所から平安神宮まで練り歩く。

11月

8日 火焚祭
場所: 伏見稲荷大社
奉献された火焚串20万本以上を焚き上げ、五穀豊穣を祈る。

15日 七五三
場所: 平安神宮八坂神社その他の神社
この伝統的な通過儀礼では、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、晴れ着を着て神社に詣でる。

中旬 - 下旬 紅葉
場所: 東福寺、嵐山およびその周辺

第2日曜日 嵐山もみじ祭
場所: 渡月橋周辺
古式の装束、邦楽、舞踊やもみじの景色が楽しめる。

30日 - 12月26日 吉例顔見世興行
場所: 南座
歌舞伎界での目玉公演によって、演劇界の新たな一年が始まる。
www.shochiku.co.jp/play/minamiza/

12月

吉例顔見世興行続き(11月参照)

12月中旬 嵐山花灯路
行灯が嵐山の竹林や周辺地域を照らす。
www.hanatouro.jp/

12月31日 おけら参り
場所: 八坂神社
来る年の無病息災を願う。

Kyoto Shortlist (2009) から翻訳、編集

※掲載されている情報は公開当時のものです。

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