サンクト・ペテルブルグの歴史と今

かつての帝国の首都でロシアの今と昔を堪能するためのスポット

サンクト・ペテルブルグの歴史と今

モスクワに次ぐロシア第2の都市『サンクト・ペテルブルグ』。ロシア帝国時代には首都として栄えた街でもある。多くの運河と橋で形作られた街並みは“北のヴェニス”とも称されるほど美しく、壮麗だ。世界三大美術館の一つ『エルミタージュ美術館』を始め、『冬宮殿』、『エカテリーナ宮殿』など、世界遺産として認定された建築物も数多く、街を歩いているだけで飽きることはないだろう。過去にはドフトエスキーなどの文豪が活躍した場所としても有名で、現在でもロシアの文化的中心であり続けている。ロシアといえばすぐモスクワが思い浮かぶが、どっぷりとロシアの文化に触れてみたいなら断然この『サンクト・ペテルブルグ』のほうがおすすめだ。

Sleep

Astoria hotel
ロシアの古き黄金期のシンボルともいえるこのホテルは、1912年に建てられた。サンクト・ペテルブルク、ペトログラード、レニングラード、およびサンクト・ペテルブルクを訪れる王族や首長、芸術家などに愛されてきた。フォーブス誌には世界で最もロマンチックなホテルの一つに選ばれたこともある美しいホテル。
住所:Bolshaya Morskaya, 39
ウェブ:www.astoriaspb.ru/ (ロシア語)
Off hotel
宿泊客は19名までという小さなホテル。一晩12ポンドと値段は非常に安い。市内中心部に位置しており、窓からは宮殿、堤防や博物館が一望できる。
住所:Griboedova, 7, 23

Eat

Puff house
1964年開業以来、市内で最も人気のある洋菓子店。ソビエト連邦時代に逆戻りしたかのような錯覚に陥る。厚紙のゴワゴワした紙ナプキン、バケツに入ったコーヒーのような飲物も、これらの美味しい食べ物のインパクトにかき消される。
住所:Bolshaya Konushenaya, 25
Charlotte Cafe
ハイヒールをはいてお洒落した少女たちと、前歯を金歯にしてスポーツカーを乗り回す少年たちとの出会いの場。街で一番ヒップな場所だ。おそらく今まで見たことのない光景に出会えることを約束する。
住所:Kazanskaya, 2

Do

The State Hermitage
サンクト・ペテルブルグの中心地に位置するこの美術館には、300万の品目と、13マイルにわたるホールや通路、6つの建物が並ぶ。かつては王族の住居だったこの施設は、ロシアの初めての美術館の一つとして生まれ変わった。いまだにボルシェビキや日本人観光客が訪れる名所だ。
住所:Dvorzovaya nab, 1
ウェブ:www.hermitagemuseum.org/html_En/ (英語)
Loft Project Etagi
市内初の、複合施設プロジェクト。6つのギャラリーと、ホテル、禁煙のワインバー(この国では非常に珍しい)、ファッションブティックが入り、様々なイベントが催される。市内の変わったインテリ層が集う場所だ。
住所:Ligovsky, 74
ウェブ:www.loftprojectetagi.ru/english/ (英語)
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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