ホテル龍名館東京
2010年06月11日 (金) 掲載
地方や海外から東京へとやってくる友人・知人たちの宿をどこにするか。やはり自宅に泊まってもらいたいところだが、かえって気を使わせてしまうということもある。ここはやはり、おすすめのホテルに宿泊してもらい、ゆったりと時間を過ごしてほしいところだ。東京のホテルは、狭いけれど、必要なものがコンパクトかつ機能的に収められた究極のスペース。この空間を最大限に活用し、東京ステイを満喫してもらいたい。ここでは、年間150日を海外のホテルで暮らすトラベルジャーナリスト寺田直子がおすすめする、オンライン予約を利用して1万円前後で泊まれるホテル5軒を紹介する。
JR中央線・総武線『御茶ノ水』駅、聖橋口から歩いて2分の場所にある。内装をリニューアルしたため、外観に比べて客室はスタイリッシュ。無料インターネット、スリッパ、ミネラルウォーターなど備品も充実している。また、「食と健康」をテーマにしたレストラン『あけびの実』の朝食はおすすめ。産地直送の素材を活かした和食総菜、洋食メニュー、ジュース、フルーツなどがずらりと並ぶ。また、スタッフは若々しく、とても親切。素泊まりプラン7000円から、シングル朝食付きプラン8000円から泊まることができる。
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2010年4月に開業した、製菓メーカーのロッテが運営する最新ホテル。各部屋にはコアラのマーチ型のクッションが置かれているが、さらにカーテンやベッドカバーにもコアラのキャラクターが描かれている『コアラのマーチルーム』もある。また、東京の新たな名所東京スカイツリーはホテルから徒歩数分、そのためスカイツリーが見える客室も人気だ。錦糸町駅からも近いので、秋葉原、下町などにもアクセスしやすい。シングルルームはコンパクトだが、エリートシングルにはズボンプレッサー、大き目のデスクなどビジネスマン向けの備品も揃う。開業記念第2弾のキャンペーン『出張応援シングル7500』で、1泊・1室7500円から宿泊できる。
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2009年6月、東京・お台場エリアにオープンしたレジデンシャルホテル。全室に、キッチン、食器、洗濯乾燥機、リネン類など生活に必要なアイテムを完備している。すぐ目の前は東京ビッグサイトで、お台場の夜景も楽しめる。ウィークリー、マンスリー単位での料金もあり、ビジネスでの中期出張や、長期滞在は割安になる。また、ディズニーランドへの拠点としても便利なため、家族やグループでの利用にもおすすめだ。コンパクトで機能的かつ低価格のスタジオBタイプの部屋は、1泊・1室1万1800円から。ウィークリー利用だと同室で1泊・1室1万200円、マンスリーだと1泊・1室6300円。
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明治32年に創業した『旅館龍名館本店』の支店として、100周年を迎える2009年6月にオープンしたホテル。スタイリッシュなデザインで、東京駅が目の前のロケーション。無料のインターネット接続、セーフティボックス、ミネラルウォーターなど、清潔な設備で、サービスも充実している。スタンダードシングルは1泊・1室16500円。オンライン上で定期的にお得な料金を出しているので、こまめにチェックしていると1万円以下で泊まれる場合もある。
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ビジネスホテルとは一線を画するクラシックホテル。池波正太郎、三島由紀夫、松本清張、遠藤周作など文人たちに愛されたホテル。館内は昭和の香りを漂わせており、客室内は小津安二郎映画の舞台のようだ。レストランとバーが充実しており、味が良いことでも有名。チェックインが20時00分以降からで、チェックアウトが9時00分までのプランは、1泊・1室1万500円から。また女性同士ならレディースプランがおすすめだ。このほかにも、お得なプランが多数あるので、自分のステイプランに合うものをチェックしてほしい。
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