2010年12月23日 (木) 掲載
インスト中心のダブバンド、リトルテンポが、今年もクリスマスライブを開催する。6回目となる今回は、ゲストにTICAのボーカル、武田カオリを迎え、ホットでトロピカルなクリスマスを演出する。
12月25日(土)、クリスマスのこの日、石野卓球がDJキャリア初となる“COMPUTER MIX SET”を披露することが決定した。いつものテクノセットではない“COMPUTER MIX SET”。卓球自身ですら予測不可能な、タガの外れた自由すぎる音世界が展開される。そのハードディスクから波飛び出すのは、シュトックハウゼンか、李博士か、Die Kruppsか。聖夜の悪夢となるか、それとも感動の音の旅となるか。石野サンタからのクリスマスプレゼント、ぜひリキッドロフトで受け取ってほしい。
Twitterユーザー有志と、Twitter上の“仮想都市”粒谷区によるクリスマス会が開催される。会場では、豚組やすし処 さいしょ、パクチーハウスといった、Twitterを駆使している人気飲食店がフードやドリンクを提供する。また、決断ポトフ・そらのによる“ダダ漏れ食べ歩き”、落語家・立川こしらとゲームデザイナー・米光一成による特別講義、粒谷区立管弦楽団サジタリウスによるアンサンブルコンサートなどが行われる予定。
華やかさと勢いのある出演者が揃う落語の会。第380回のみどころは、花形演芸会初出演となる古今亭駒次、紙切り芸の林家二楽、そして、司会や講演会・子供寄席などでも活躍している古今亭菊志んなど。
ニューヨーク発のドーナッツショップ『ドーナッツ プラント』が、日本の美味しい食材を用いて作った手づくりドーナッツを、期間限定販売する。ベーカリードーナッツには、高知県のフレッシュゆずをたっぷり使用した『ゆず豆乳ドーナッツ』や、『ゆず豆乳バンズ』。ケーキドーナッツには、京都宇治抹茶を使用した『京都宇治抹茶&ぎゅうひケーキドーナッツ』や、京都ほうじ茶を使用した『京都ほうじ茶&黒まめケーキドーナッツ』、石川ヤマト味噌を使用した『みそごまケーキドーナッツ』などがある。どのドーナッツも、すべて自然素材からできており、合成着色料、保存料、化学調味料、人口甘味料、そして玉子を使用されていない。
ツリー発祥の地、フランス・アルザス地方の都市ストラスブールで、1570年から440年間、開催されている、フランスでもっとも長い歴史を誇るクリスマス・マーケットが、日本で再現される。2009年にスタートし今年で2度目の開催となるが、昨年は延べ58万人が来場した人気のイベントだ。アルザス地方が世界に誇る名産・特産品が、職人たちとともに上陸、イベント会場でしか手に入らない商品や、権威あるコンクールで優勝した職人のジャムやソーセージが並ぶ。また、シュークルートやタルトフランベ、アメールビールなど、アルザス地方の料理を楽しむこともでき、食べ歩きをしながら散策するマルシェのスタイルを再現している。
屋外での開催ではないが、約3000点のクリスマス用品が販売される特別イベントをおすすめしたい。キリスト教系の書籍を扱う老舗だけあって、商品はヨーロッパからの直輸入品を中心にセンスのいいものばかり。藤城清治によるクリスマスの新作影絵の紹介や、ほか全館において、クリスマス関連の書籍やポストカードの特集も組まれている。デコレーション用品、小物、オーナメント、ペーパーナプキンなど食品以外(クッキー等はあり)であれば何でも揃う、おすすめのショップだ。
表参道ヒルズ内、吹抜け大階段に、高さ約8メートルのクリスマスツリーが登場する。約25万個のスワロフスキー・エレメントや、ミラーボールが華やかな光を放ち、ツリー周辺には、鎧塚俊彦や、辻口博啓など日本を代表するパティシエがデザインしたスイーツオブジェが並ぶ。館内のレストラン12店舗では、期間中クリスマス限定メニューを展開。トラヤカフェでは、いちごのクリームやジャムが層になったキャンドルのようなデザインのレイヤ―ド葛プリン、トラットリア アンド ピッツェリア ザザでは、ひな鶏の丸ごとローストが楽しめる。
丸の内ブリックスクエアの開業1周年となった2010年9月3日(金)、クリスマスに向けたイルミネーションが点灯された。緑豊かな丸の内のオアシス『一号館広場』の木々は、シャンパンゴールドに輝く2万5000球のLEDライトで飾られ、丸の内ブリックスクエアの1階にあるフラワーショップ『HANAHIRO CQ』とコラボートによって制作された、LED装飾と1111本のバラを使用した記念オブジェ『コンフォートローズ』も展示された。
ららぽーと豊洲では、メインエントランスや中庭など館内外の各所で、赤、緑、ゴールドを基調としたライトアップが行われる。中庭のイルミネーションは体感型で、ボックスに触れるとウォール全体の色彩が変わる仕掛けになっている。ライトは、二酸化炭素排出量がほぼゼロに抑えられるバイオマス発電による『グリーン電力』を使用し、環境に配慮したイルミネーションとなっている。
ソフトウェア開発による起業家で、アートコレクター、そしてMoMAの理事でもあるピーター・ノートン。彼は、1988年から、クリスマスシーズンのギフトの制作を、懇意にするアーティストたちに依頼してきた。その作品、計16点が、表参道のMoMAデザインストアにて展示され、一部の商品が販売される。
帝国ホテル本館地下1階、帝国ホテルアーケードにて『スイーツアート展』が開催される。日本最初のアーケードをギャラリーとし、イギリスのシュガーアーティスト、ミッシェル・ウィボウによる全長3メートルの巨大クリスマスツリーなど、シュガーアート作品を展示。このほか、公募で選ばれたスイーツアートによるコンペティションも開催される。
2008年から2010年にかけて開催された『蜷川実花展-地上の花、天上の色-』で、最新作として発表されたシリーズ『noir(ノワール)』だけで構成された初めての展覧会が、小山登美夫ギャラリーで開催される。圧倒的な色彩で知られる蜷川実花が“noir=暗黒、黒”の世界を表現する。
近藤恵介(画家)と冨井大裕(彫刻家)による2人展。1981年生まれの近藤は、日本画材で身の回りにある様々なものを細かく、時間をかけ、シンプルな構図で描く。1973年生まれの冨井は、日用品から新たな使用法と作品化の為のルールを見い出し、“彫刻”そのものへの問いかけを織り込んだ美しい立体作品をつくる。
電子音楽の作曲家であり、アーティストとしても活動する池田亮司の個展が開催される。これまで、ジャンルを超え、様々なアーティストとのコラボレーションを展開してきた池田。今展では、目に見えない多様なデータの可能性を探究するシリーズ『datamatics』から映像インスタレーション作品群、数学者との対話から始まった無限をテーマとするシリーズ『V≠L』の新作、そして時間と空間の計測を物質化することを試みた新シリーズを展開する。
ビンテージポラロイドカメラで使用できるインスタントフィルムを、世界で唯一製造するIMPOSSIBLE社が、日本に上陸する。その社屋に併設されるアートスペース『IMPOSSIBLE PROJECT SPACE』にて、森山大道、荒木経惟、長島有里枝、大橋仁、佐内正史ら5人の写真家による展示が行われる。最新のインスタント フィルムで撮り下ろした作品の数々を、フラワーアーティスト東信によるフレームが彩る。また、ゲストクリエイター玉木竜二郎による空間構成にも注目してほしい。
4年目の開催となる六本木ヒルズのクリスマスマーケットは、今年もドイツの伝統的な装飾品である大型のクリスマスピラミッドが来場者を出迎えてくれる。ソーセージやビールはもちろん、ドイツの伝統的なスイーツやおもちゃを扱う合計11店舗が出店し、ドイツを訪れているかのような雰囲気を演出。目と鼻で楽しめるマーケットだ。
大崎に、新しいイルミネーションスポット『目黒川みんなのイルミネーション2010』が誕生した。大崎で育つ子どもたちの心に、“ふるさとへの愛着”と“夢をもつことの大切さ”を届けることを目的にしたプロジェクトで、『桜並木のイルミネーション』や『子どもたちの夢ツリー』などが点灯する。
東京ミッドタウン、2010年のクリスマステーマは、「誰かが誰かのサンタクロース」。訪れる全ての人が幸せな気持ちになれるような演出が施される。約 2000平方メートルの芝生広場には、25万個の青色LEDで壮大な宇宙を表現した『スターライトガーデン』が登場。流れ星が出現し、それをきっかけに銀河の中心で超新星が爆発する。爆発で発生したガスがミスト効果で幻想的に表現され、星雲が誕生する。輝かしい宇宙のストーリーをぜひ堪能してほしい。
来日するロンドンのロックバンド、リトル・バーリーの新作『King Of The Waves(キング・オブ・ザ・ウェーヴス)』を記念した写真展。アディダスやオークリーなどの広告写真から雑誌、アーティスト写真まで多方面で活躍するカメラマン、リー・ヴィンセント・グラブがバンドに密着して撮りためた写真が、特別に公開される。ロンドンのオフィスでポール・スミスとくつろぐ姿やパリの街角でのショットなど、自然でリラックスしたバンドの姿と美しい仕上がりは、バンドに興味がない人、または写真に興味がない人さえも引きつけてしまうだろう。
若手アーティストを紹介する『project N』シリーズの第43弾は、ニューヨーク在住で、現地のギャラリーやPS1をはじめ海外での個展経験も豊富な河井美咲が登場する。平面作品に加え、様々な “かたち”をした“立体的”な作品も展示。ポップな色彩で、独特の親近感をもつ作品が所狭しと壁に並び、展示空間をまさに河井“色”にする。
1970年代から80年代にかけて活動したニューウェーブ/パンクバンド『トーキング・ヘッズ(Talking Heads)』。そのリーダーでありフロントマン、デヴィッド・バーン(David Byrne)のART展が、原宿・VACANTで開催される。デヴィッドは90年代中頃からアート活動を開始しており、今展では、日本ではなかなか触れることが出来なかった彼の作品を一挙に見渡せる“アーカイブ”と、世界初公開のものを含む作品展示“エキシビジョン”の2パートを中心に展示する。また、縁のあるアーティストによるオマージュライブや、いま一番力を注いでいる活動“Bicycle Diaries”のトークショーなどが開催される予定だ。
映画監督、黒澤明の生誕100年を記念し、黒澤の偉業を顕彰する上映会と展覧会が開催される。黒澤プロダクションの特別協力のもと、監督の仕事ぶりを示す貴重な写真類や台本、愛用品を展示するほか、『用心棒』で三船敏郎が使用した刀(漆塗印籠刻鞘大小刀)など、黒澤組の名スタッフが使用した撮影資料を公開。さらに黒澤監督資料のコレクターである槙田寿文が所蔵する海外版ポスターコレクションを一挙に紹介する。
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