代々木公園タイフェスティバル

第11回タイ・フェスティバルで、雑貨ショッピング、タイ飯、ステージを楽しむ

代々木公園タイフェスティバル

この時期の週末、代々木公園は海外の文化をテーマにしたイベントが目白押しだ。まるでラッシュアワーのような混雑、食事やお酒を買うための行列、そして、トイレの前の行列にはうんざりさせられるかもしれない。しかし、そんな事を気にしている場合ではない。この週末は代々木公園でタイ・フェスティバルがあるからだ。色々な人たちと出会い、新しい事を発見し、美味しいものを食べて楽しもう。

今年のタイ・フェスティバルが掲げているテーマは“エコ”。そのため、このフェスが環境維持の大切さ、そしてなにより、牧歌的な山々やターコイズブルーの静かな海などのタイに残る自然の大切さを感じるきっかけになる。2009年は、タイの美しい観光スポットに魅了された観光客が世界から約1420万人、そのうち日本からは100万人以上が訪れている。このように日本にとっても身近な国であるタイだが、その魅力を体験できる2010年の『タイ・フェスティバル』が、2010年5月15日(土)、16日(日)の2日間にわたって開催される。以下に、ポイントを紹介する。

タイファッション、雑貨ショッピング

約25店のショップが出店。タイのお洒落なTシャツ、ヨガにぴったりな伝統的なタイパンツ、ムエタイパンツなどが販売される。数珠やブッダの像、ユニークな雑貨などは、インテリアのアクセントになるだろう。

タイを食べる

50以上ものフードブースが出店、レッドカレー、グリーンカレー、味わい豊かなパッタイ、そして、トムヤムクンなど、本場の味が揃っている。辛い食べ物好きにはたまらない。辛さを抑えたご飯ものや、春巻き、スープなども充実。タイの名物であるフレッシュなフルーツも楽しみたい。マンゴー、ドリアン、マンゴスティン、ココナッツなど、この機会に食べてみよう。

ステージで舞踏、音楽、ムエタイを楽しむ

ステージには、多くの日本人、タイ人のアーティストやパフォーマーが登場する。タイからは、アノンナート舞踊団、サザンブリーズ、ソンクラー大学舞踊団の3組が来日し、伝統舞踊を披露する。タイの神々を表現するダンスや衣装のデザインをじっくり楽しむためには、客席の前列を陣取るのがいい。日本からは日本工学院専門学校、琉球國祭り太鼓のグループが参加する。

年々人気がでてきているムエタイ(タイ国技)のデモンストレーションも行われる。ムエタイは、サンスクリット語で“8つの肘を使う格闘技”を意味し、西洋のボクシングが2つの拳だけを使うのに対して、両拳、両足、両肘、両すねと、8つの部分を使うスポーツだ。はまっこムエタイジム、ウィラサクレック・フェアテックス・ムエタイジムが登場する。

音楽では、双子ガールユニットのネコジャンプ、タイのジャズ・フュージョンの開拓者的存在であるインフィニティ、シンガーのネーン、ルークパッド、パラボン、パンチがステージを盛り上げる。

タイを知る、体験する

7つのNPO、NGOがブースを出すほか、『王室プロジェクトと国民への恩恵』特別展示ブースでは、 チットラダー宮殿の立体模型、貧困地帯における村民生活向上事業の成果、タイの生活が紹介される。

タイ舞踏のレッスン、タイの花飾り講座では、タイの文化を実際に体験できる。タイの伝統的な結婚式スタイルに身を包み、1枚500円で記念撮影できるコーナーは、カップルに。子供達にはスタンプラリーがおすすめだ。

タイを貰う

“微笑みの国”とも言われるタイのフェスティバルだあって、来場者が“笑顔”になるプレゼント企画も用意されている。エコ意識を高める目的で、土曜日、日曜日の両日13時以降、マイバッグとマイ箸をイベント運営本部に持参した先着500名に、タイの民芸品がプレゼントされる。愛煙家は、携帯灰皿の持参を忘れずに。土曜日、日曜日の両日15時以降、イベント運営本部で持参した携帯灰皿を見せると、先着500名にタイ北部チェンライ県の民芸品がプレゼントされる。さらに、会場でアンケートに答えると抽選でタイへの往復航空券が当たるチャンスもある。各プレゼントの詳細は、イベント運営本部、ウェブサイトで確認できる。

『タイフェスティバル2010』
場所:代々木公園イベント広場(詳細はこちら
日程:2010年05月15日(土)、16日(日)
時間:10時00分から20時00分
入場:無料
ウェブ:www.thaifestival.jp/jp/

原文 Damion Mannings
翻訳・編集 東野台風
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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