2011年03月15日 (火) 掲載
さまざまなミュージシャンや、アーティスト、アスリートたちが、東北地方太平洋地震の被災者に向けた支援企画を立ち上げている。
3月20日(日)14時更新
HMVが支援プロジェクト『Pray for Japan,Power to Japan』を実施中だ。2011年3月31日(木)までの期間中、『HMV ONLINE』と『HMV MOBILE』における全ての売上金の5%相当額が、日本赤十字社を通し、義援金として寄付される。また、全国のHMV店舗店頭でも、義援金を受け付けている。
日程:2011年3月18日~2011年3月31日(予定)
ウェブ:www.hmv.co.jp/
3月16日(水)18時更新
漫画家・鳥山明が、東日本大震災の被災者に向けた応援メッセージをYouTubeで公開した。ドラゴンボールの孫悟空、ドクタースランプのアラレちゃんのイラストとともに、「被災者のみなさん、本当に大変ですが、どうか絶対に負けないで、がんばってください!」と直筆メッセージを寄せている。
TOKYO FMの呼びかけで、小林武志、河村隆一、EXILEのメンバー、大沢伸一、RIP SLYME、チャットモンチー、つるの剛士など、さまざまなアーティストがメッセージを寄せている。小林は、「どうか強い心でいてください。いつかともに歌える日を夢見て」とコメント。これらのメッセージは、ラジオを通じ、『希望の手紙』として、被災地に届けている。
音楽配信サイト、OTOTOY(ototoy.jp/music/)が、関わりのあるミュージシャンらを誘い、東日本大地震救済支援コンピレーションアルバム『Play for Japan』を完成させた。同アルバムのため、クラムボン、MONO、world's end girlfriend、菊地成孔、とりP、Keiichiro Shibuya、松崎ナオ、青葉市子など112アーティストが集結。クレジット決済手数料約5%と、著作権料約7.7%(著作権管理事業者への登録済の楽曲のみ)を除き、全ての売り上げが、日本赤十字社に寄付される。発売は3月17日17時00分(予定)より開始、5月17日までとなっている。
ototoy.jp/feature/index.php/2011031604
日本でドラマの撮影をしており、地震を経験したKARAのメンバーひとりひとりが、ウェブサイトに手書きのメッセージを寄せている。ギュリは、何をどのように伝えれば良いのか戸惑っている、と心情を明かしながらも、「 恐ろしくて危険な状況に必ず打ち克ち、一日も早くお互い元気な姿でお会いできることを強く祈っています」とコメント、スンヨンは、「とても難しく辛い今ですが、打ち克っていくことができる大きな勇気がある方々だと固く信じます。どうか元気を出してください!」とコメントしている。
たくさんのイベントの開催中止、延期が発表される中、シンディー・ローパーは、16日(水)から18日(金)まで東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールで予定通りライブを開催し、その後、名古屋、大阪をツアーでまわる。それぞれの会場に義援金箱を設け、被災者への支援とする。義援金の寄付先などは、公演公式サイトで随時報告される。
ライブストリーミングスタジオ『DOMMUNE』も支援を開始。ミュージシャンやDJ、そして視聴者と協力し合い、支援の輪を広げる。寄付に関する手数料は、ファンドレイジング・サイト『JUSTGIVING』と、NPO法人チャリティ・プラットフォームが100%負担、確実に全額が寄付される。
3月16日(水)14時更新
俳優の渡辺謙と脚本家で放送作家の小山薫堂が呼びかけ人となり、『kizuna311』を立ち上げた。「いま、この国にある最高の財産は“絆”である」とし、Tsunamiよりも、Kizunaという言葉を世界に広める活動をスタートさせた。コンテンツ第1弾として、渡辺謙が、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を朗読している。また、世界に向け、英語でメッセージを発信している。
東北地方太平洋沖地震の影響で発売が延期が決まったニューアルバム『CLOUD NINE』に収録されている新曲、『Save The One, Save The All』のPVを、被災地の一刻も早い復旧、復興を願い、オフィシャルサイトにてフルサイズで公開した。また、2011年3月30日に予定されているアルバムのリリースイベントを、チャリティーライブとして無料配信することも計画されている。
RADWIMPSがウェブサイト『糸色 -Itoshiki-』を立ち上げた。東北地方太平洋沖地震発生後、映像作家の島田大介が代表を務めるQotori film inc.とコラボレートし、電気を使わずに映像作品『糸色 -Itoshiki-』を制作、公開している。また、「迅速に、的確に。希望をつなぎたい」という言葉に共感した宮藤官九郎、塚本高史、トータス松本、山口隆(サンボマスター)、田中知之(Fantastic Plastic Machine)、ケラリーノ・サンド ロヴィッチなどが、メッセージを寄せている。一般からの義援金や、メッセージも募集している。
サンディエゴ出身のバンド『BLINK 182』が、『HELP JAPAN NOW』と、限定バージョンのTシャツの販売をスタートした。『BLINK 182 JP BUNNY』が日本国旗を持ち、応援しているデザインで、1枚15ドル。売上は、relief organizationsを通じて寄付される。
国内外の音楽家によるスマートフォン向けオリジナル着信音を配信しているLiFETONESによる企画。売上金の全てを「東北地方太平洋沖地震」への義援金とする特別セレクトアルバムを配信している。参加アーティストは、Minotaur Shock、Ametsub、I Am Robot and Proud、Lullatone, FilFlaなど。
lifetones.bandcamp.com/album/lifetones-pray-for-jp-in-japanese
MUSICAのミュージシャンから、被災地の方々、音楽ファンに向けたメッセージをまとめたサイト『HOPE FOR TOMORROW』を立ち上げた。さかいゆうや、長澤知之などが手書きや動画でメッセージを寄せている。
レッドソックスのピッチャー、松坂大輔と岡島秀樹が、レッドソックスファンに対し、フィールドでチームを応援してくれるように日本の被災者を勇気づけてほしいと、動画で寄付を呼びかけている。2人は「力を合わせて頑張りましょう!」とコメントしている。
www.redsoxfoundation.org/Donate/Japan.aspx
元日本代表監督の岡田武史、イビチャ・オシム、ジーコ、フィリップ・トルシエなどが、被災した日本に対しメッセージを寄せている。トルシエは、「みなさんと私は、言葉を超えた信頼の絆でつながっています。みなさんと世界との連帯、復興のための活動に、何らかの形で貢献できます。微力ではありますが、私にその心づもりがあることを、どうか忘れないでください」とコメントしている。
2011年3月19日(土)に、USTREAMを使って、『お前ら募金しろ!』と題した24時間番組を生中継で放送する。 泉谷は、自身のツイッターアカウント@izumiyahonnin で、「トーク&ライブが全部中止になってさ~お前ウチに居ろってか!だったら居ながらヤッてやれ!停電しながらかも!一緒に募金の行方考えてくれ!石原ぁ~許せんぞぉ思考停止ジジィめ!」とつぶやいている。
泉谷しげるウェブ:www.wagasha.co.jp/
泉谷しげるツイッター:twitter.com/izumiyahonnin
3月15日(火)18時時点
ハイチ地震の際に、4100万円以上をコンサートなどの収益から寄付したレディーガガが、1本5ドルから100ドルの間で選択ができるチャリティーブレスレットを販売している。収益の全額が東北地方太平洋沖地震へ寄付される。ブレスレットは、レディーガガ本人がデザインしたもの。自身のツイッターアカウント@ladygagaから、寄付を呼びかけている。購入は、公式サイトから。
ウェブ:ladygaga.shop.bravadousa.com/Product.aspx?cp=14781_42444&pc=BGAMLG88
2011年に行われた舞台『ちんけさんと大きな女たち』の劇中音楽として書き下ろしたインストゥルメンタル曲『Open a Bottle』の有料配信をスタートさせた。100円以上、希望の購入金額でダウンロードすることができる。売上金の全てが、被災者への支援、被災地の復興として寄付される。タウンロードは、トクマルシューゴのウェブサイト『TONOFON』から。
自身ができることは、「ただただ、ぼくのこの音楽を届けること」とし、2011年4月20日にリリース予定のアルバム『PINK』から、新曲の『春の嵐』のダフリーダウンロードをスタートさせた。ダウンロードは、曽我部恵一のウェブサイトから。
d.hatena.ne.jp/sokabekeiichi_news/
「今、スキマスイッチができること」として、『奏(かなで)』の動画を公開。「僕たちには、歌う事しかできませんが、音楽が何かの力になればいいなと思います」というメッセージが、動画とともに寄せられている。
クラムボンのリーダーであるミトが、被災者への応援ソングとして制作した『312』を公開。「何か被災した皆さんに応援を……何かしなきゃって思って、作りました。とってもシンプルな小曲です。タイトルは特に思い浮かばないので「312」ってしておきます。被災している方々には届かないかもしれませんが、もし届いたら……。一人のしがない音楽家ですが、皆さんの安全と安らぎを心の底から祈っています」とのメッセージ。
「12月に行ったばかりだけど、早くまた、東北に行きたいです。ゆっくり話せる日を楽しみにしています。どうか御無事で。みなさんに、まるで音楽のように、絶え間ない幸運が、注ぎますように」というメッセージとともに、自宅のパソコンで録画した動画を公開している。
『SHOW YOUR HEART』基金を立ち上げ、被災者へ向けての義援金を受け付けている。「日本人である僕らが今、助け合わなきゃいけない。とにかく、僕も、僕たちも出来ることから始めようと、この基金を設立することを決めました」というメッセージのほか、サイトには、藤原紀香、川崎麻世、山本左近などからもメッセージが寄せられている。
static.hangame.co.jp/hangame/extra/showyourheart/
ファンドレイジング・サイト『Just Giving Japan』にて、『TEAM JAPAN』を立ち上げ、災害時の緊急即応チーム『CIVIC FORCE(シビック フォース)』への寄付を呼びかけている。「今現地で一番必要なのは寄付です。小さくていいので寄付で支援を」というメッセージに、石川遼や、宮里藍多くのアスリートたちが賛同の意を表し、15日18時現在で、500万円以上の寄付が集まっている。
「トライアスリートの力を集結して被災地へ」というメッセージをかかげ、プロトライアスリートで、スポーツナビゲーターの白戸太朗が、被災地への義援金を呼びかけている。様々なイベントでトライアスリートが世話になった、七ヶ浜、釜石、小名浜などの海岸が変わり果てた姿になっていく中、まずは救出の専門家に託すのがベストだと、為末と同じく、ファンドレイジング・サイト『Just Giving Japan』にて、災害時の緊急即応チーム『CIVIC FORCE(シビック フォース)』への寄付を集める。
「いま私たちに出来ること☆」と題し、ファンドレイジング・サイト『Just Giving Japan』にて、モデルの蛯原友里が、為末や白戸と同じく、災害時の緊急即応チーム『CIVIC FORCE(シビック フォース)』への寄付を呼びかけている。「多くの人たちの力になれるように節電したり、募金をしたり。。。 小さなことかもしれないけど、みんなで協力し力を合わせ、できることを探し、行い、諦めないっ! 一刻も早い被災地の復興を心から願っています」とメッセージを寄せている。
元ライブドア社長、実業家の堀江貴文もオンライン寄付プラットフォーム『JustGiving』で募金をスタート。「チームたかぽんのチャレンジ」として、チーム制をとり、メンバーと交流をしながら『CIVIC FORCE(シビック フォース)』への寄付金を集めている。16日13時の時点では、約5000万円が集まっている。
漫画『スラムダンク』や、『バカボンド』で知られる漫画家、井上雄彦が、自身のツイッターアカウント@inouetakeから、『Smile』と名 付けたイラストを公開(twitpic.com/photos/inouetake)。ハッシュタグ#prayforjapan や、#tsunamiをつけ、東北地方太平洋沖地震の被災者へのメッセージ、祈りを込めている。また、菅野よう子が作った震災復興応援ソング『きみで いて ぶじでいて』が、井上のイラスト『Smile』とともに、公開されている。
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