週末しかできない25のこと

1月12日(月)

週末しかできない25のこと

《白鳥のいるレマン湖とモンブラン》 1918年 油彩・カンヴァス 77×152.2cm ジュネーヴ美術・歴史博物館 ©Musée d'art et d'histoire, Ville de Genève ©Photo: Yves Siza






ラストミニッツ

海月姫展

映画
アート&カルチャー
2015年1月12日(月)まで
会場:パルコミュージアム
東村アキコのネオ少女漫画を原作とする映画『海月姫(くらげひめ)』の世界を堪能できる展覧会。男子禁制のアパート「天水館」を舞台に、「男を必要としない人生」をモットーに生活を送るオタクニート女子たちの日常と、彼らに訪れる危機をコミカルに描く同作。その公開を記念した本展では、映画で実際に使用されたセットや衣装、原作の世界を再現した小道具、東村アキコによる原作漫画の複製原画などを展示。誰もが天水館の住人として、作品の世界を存分に楽しむことができるだろう。なお、天水館は男子禁制のため、男性は入口に用意された、手軽に女装できる小道具で女装をしてからの入場となる。もちろん、自前で女装のうえでの来場も歓迎だ。
イベントの詳しい情報はこちら


東京駅グランルーフ イルミネーション

アラウンドタウン
2015年1月12日(月)まで
会場:グランルーフ
東京駅八重洲口のグランルーフにイルミネーションが施される。「Tokyo colors」をコンセプトとし、グランルーフに吹く風の流れを取り入れた光の変化など、未来をイメージさせる演出を行い、訪れる人々の未来への希望、東京の輝かしい未来を表現する。イルミネーションの演出は、クリエイター集団であるライゾマティクスが手掛ける。
イベントの詳しい情報はこちら


ウィレム・デ・クーニング展

アート
2015年1月12日(月)まで
会場:ブリヂストン美術館
戦後アメリカを代表する画家の展覧会。ジャクソン・ポロックと並び、アメリカ抽象表現主義を先導したデ・クーニングだが、日本では作品をまとまって見る機会に恵まれなかった。本展は、リョービ・ファウンデーション所蔵のジョン・アンド・キミコ・パワーズ・コレクションからの1960年代の女性像を中心に、日本国内の美術館が所蔵する作品を加えた、油彩や水彩、素描、彫刻など約35点で構成される。日本初公開作品は27点にも上る。また併設のコレクション展『印象派から抽象絵画まで』では、新収蔵作品を含む同館の所蔵作品を展示。
イベントの詳しい情報はこちら


ディスクユニオン 年末年始セール

ショップ
音楽
2015年1月12日(月)まで
会場:ディスクユニオン 新宿本館
ディスクユニオン恒例の年末年始セール。1月12日(月)まで連日スペシャルセールを開催する。詳細は各店により異なるので、目当ての店舗の情報は公式ウェブサイトなどで確認してほしい。2015年のディグ初めに、立ち寄ってみてはいかがだろう。
イベントの詳しい情報はこちら


にゃんこ展 4

アート&カルチャー
2015年1月12日(月)まで
会場:デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿
毎年恒例となりつつある、猫好きによる、猫好きのための猫の展覧会が、再び開催される。猫のイラスト、猫の写真、猫の雑貨など猫をモチーフにした作品のみが並び、ギャラリーは猫だらけになる。デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿の、2015年最初の公募展。
イベントの詳しい情報はこちら


磯崎新 12×5=60

アート
2015年1月12日(月)まで
会場:ワタリウム美術館
日本を代表する建築家、磯崎新の「建築外的思考」という語に焦点を当てた展覧会。建築家の肩書きを持ちながら、常に建築の領域を逸脱した活動を行ってきた磯崎の、非建築的なトピックを扱うことでその思想に迫る。「建築外的思考」を象徴する、『鳥小屋(トリー・ハウス)』と呼ばれる軽井沢の書斎の実寸模型を中心に構成。1978年に磯崎が企画構成を担当し、パリをはじめ欧米で大きな話題を呼んだ展覧会『間 展 日本の時空間』や、会場構成を担当した岡本太郎展や、イサム・ノグチ展についての展示のほか、自身が世界を旅して描いたスケッチも多数展示される。松本俊夫や飯村隆彦などの映像作品も、「建築外的思考」を体現したものとして紹介される。
イベントの詳しい情報はこちら


フェルディナント・ホドラー展

アート
2015年1月12日(月)まで
会場:国立西洋美術館
スイスの国民画家、フェルディナント・ホドラーの日本最大規模の回顧展。同じく、日本とスイスの国交樹立150周年を記念して開催される『チューリヒ美術館展』にも作品が出展されるホドラーは、スイスでの絶大な人気は言うまでもないが、近年ではフランスやアメリカで大規模な個展が開かれるなど、国際的な再評価の波も高まってきている。象徴主義らしい「内省」や「死」をテーマとした世紀末芸術的作品から、より抽象化した色面と表現主義的な色合いが美しい晩年の作品まで、約100点からホドラーの芸術の全貌に迫る。とりわけ画家が追究した、身体の動きによって表わされる人間の感情、そしてその運動する身体が織りなす「リズム」の表現に注目したい。
イベントの詳しい情報はこちら



テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo