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ライブ・アット・TOT?

人気が少なくなったオフィスで、こそこそ残業中です。
何をしているかと言うと、今年観たライブの総まとめです。今の時点で残すところ1本。年末に向けて、まとめをしないと来年にはいけませんからね。しかし……、もっと細かくメモしておくべきでした。ざっくりすぎて、2011年分のチケット代がすでに10万円を超えていることしかはっきりしていません。近々まとめをしますので、お待ちください。

さて、本日は再びTONYがやっているおもしろいコーナーを紹介しようと思います。TONY内の音楽ブログの中にゆるーいセッションコーナーがありまして、バンドがフラっと現れては1曲やって帰って行きます。この動画に映っているのは、Screaming Females(スクリーミング・フィーメルズ)というニュージャージーのバンド。他にもThe Walkmenのように日本でも知られているバンドがラインナップにいるのに、このバンドを選んだのには理由があります。ここ最近、日本のラジオ局数局でやたらとかかっているのです。不思議なので、載せることにしました。

たまたまですが、私はこのバンドをThe Dead Weatherの前座で観たことがあります。よく覚えているのは、彼女たちが出てきた瞬間、観客全員がシーンとなったこと。古着のワンピースがズルズルになってしまうほど小さくて細い女性ボーカル&ギターと、冴えない大学生風の男性ドラムとベースの3ピースバンドです。ほとんどの客がジャック・ホワイトを観に来ていましたからね。ルックスにインパクトがなさすぎたんだと思います。しかしですね、演奏が始まってすぐに、再び観客は無言になりました。バンド名どおりにスクリームするんですけど、歌はそれほど響きません。問題はギターです。うまい!この見た目の人がこのギター?と失礼にも思いました。ついさっきまで意地悪にクスクス笑っていたお客さんも、徐々に大拍手。終わる頃には「やっぱりデッド・ウェザーの前座にはこれくらいじゃないとね」と絶賛していました。インディ好きの方は、特にギターは気になってくれると思います。

こんな風にタイムアウト東京にフラっとやってきたい方がいらっしゃいましたら、つぶ子宛にご一報ください。額縁を用意してお待ちしております。

TONYの音楽ブログ『The Volume(ザ・ボリューム)』内の原文はこちら
http://newyork.timeout.com/music-nightlife/the-volume-blog/97098/live-at-tony-screaming-females

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