トレンディーなショアディッチ・ホクストンシーン中心の伝統的ゲイフレンドリーなゲイバー。クラブ好きがダンスセッションの間にビールを飲みに寄るため必然的に週末は混雑する。常連は新進ファッションデザイナーや美術学生から成る。スキニージーンズとビンテージジャケットを身にまとい黒アイラインを描いた若者だらけになることもあり、バーは汚い感じだがおしゃれだ。居心地もいい。まず、大抵スシ詰めである。深紅色の壁が子宮の中にいるように思わせ、キラキラするライト(常にクリスマスのように見える)とガラクタたち(ピンクフラミンゴ、ラインストーンで飾られたカウボーイハット、イタチのぬいぐるみなど)といった、キッチュな仕上げが場を明るくしている。キム・ワイルド(Kim Wilde)のダンボール紙の切抜きが趣味の悪いポップミュージック(カイリーやガールズ・アラウド)、ヴィンテージ珠宝(ケイト・ブッシュ、パルプ)や懐メロ(カルチャークラブの「The Medal Song」)などにあわせ踊る事情通の客らを見渡している。大抵の客はプラスチック・カップでビールを飲む。テーブルを確保するなら週末は早めに入店すること。そうでないと立ち続けることになる。
2 Hackney Road, E2 7NS, London
アクセスOld Street tube/rail or Shoreditch High Street rail
7012 1100
6pm-midnight daily
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