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40年にわたって戸越で親しまれてきた銭湯、中の湯を前身に、2007年にリニューアルオープンした戸越銀座温泉。天然温泉やサウナ、檜の露天風呂といった充実の設備で、世代を超えた人々が集まり、懐かしくも新しい銭湯の楽しさを提供する。設計は、温浴施設を数多く手がける今井健太郎によるものだ。
日替わりで男湯と女湯が入れ替わるこちらの銭湯には、雰囲気のまったく異なる2種類の富士山が描かれている。
まず、向かって左手は絵師の中島盛夫によるスタンダードな富士のペンキ絵。対して、右手に描かれているのは野外イベントでのライブペインティングで有名なペインティングユニット、Gravityfreeによる富士と七福神だ。伝統的な銭湯富士とは趣を異にする斬新な光景に思わず見入ってしまう。制作の際には大掛かりな足場を組み、2作同時に作業を行ったという大作だ。
また、男湯と女湯を隔てる壁には太陽と月を描いたタイル絵が施されており、幻想的なムードを醸している。
1階のフロントロビーの飲食スペースには、美術家の横尾忠則が2002年〜2004年にかけて作成した銭湯ポスターが展示されている。3作すべてを観賞できる機会はめったにないので、訪れた際にはぜひ一服しながら眺めてほしい。
東京都品川区戸越2-1-6
アクセス都営浅草線『戸越』駅 徒歩3分
03-3782-7400
15時00分〜25時00分
※日曜日、祝日は朝湯あり(8時〜12時)
金曜日
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