東京ウィークエンド 1/15-17

400年続くボロ市、ときめきキモノ体験、米誌編集者の自伝発売など

東京ウィークエンド 1/15-17

歴史ある蚤の市『世田谷ボロ市』

700店近くの露店が路上に軒を連ねる伝統の市、世田谷ボロ市が、1月15、16日に開催される。400年以上も続くこのボロ市、ひとたび開催されれば数十万人が訪れるという、世田谷を代表する一大イベントだ。世田谷代官屋敷を中心とした、ボロ市通りがメイン会場となる。
世田谷線の世田谷駅で降りてボロ市通りを歩き、上町駅から帰るのがおすすめのコースだ。名物『代官餅』の売店には大行列ができるので、1時間以上待たされることも多い。様子をうかがいつつ、並ぶタイミングを調整しよう。 駅付近の露店は“便乗”商売の可能性もあるので、注意が必要だ。

場所:世田谷1丁目、通称“ボロ市通り”とその周辺
最寄:東急世田谷線『上町』駅又は『世田谷』駅
電話:03-5432-3333(せたがやコール)
ウェブ:www.city.setagaya.tokyo.jp/040/d00008933.html

『ときめきキモノ体験』で写真撮影

江戸、東京の文化を伝えるために設立された江戸東京博物館で、キモノの無料体験が可能だ。定員30名、先着順と“狭き門”だが、着用した姿をポラロイドカメラで撮影、写真の持ち帰りができる。着物の持込は不可なので、余計な荷物は持たずに訪れよう。

江戸東京博物館(ヴェニューはこちら

ショーン・ウィルシー『ああ、なんて素晴らしい!』刊行記念トークショー

話題のアメリカ雑誌『McSweeney's』の編集者ショーン・ウィルシーによる自伝『ああ、なんて素晴らしい!』の刊行を記念して行われるトークショー。子供時代に家族崩壊と寄宿学校での堕落生活を経験した彼を救ったのは、日本のある小説に出てくるのとそっくりの学校であったらしい。その小説とはいったい何であろうか?小説に描かれた彼の波乱の人生と、編集者としての仕事ぶりを、『新潮』の編集長である矢野優と語り明かす。トークショーは通訳付きなのでご安心を。作家の息づかいを感じられるチャンスにぜひ足を運んでほしい。

場所:アップルストア銀座(ヴェニューはこちら
日時:1月17日(日)18時から19時30分まで

ウィークエンド・オブ・フリーマーケット

1年を通して至るところで開催されているフリーマーケットだが、今週末は都内だけでもおよそ20ヶ所で開催予定という、まさにフリーマーケット三昧の週末である。幸いなことに、天気予報は快晴。どの会場でも、マーケットは朝9時か10時から始まるので、早起きをして出かけよう。以下に都内で行われる主要のマーケットを紹介する。

新宿中央公園フリーマーケット
日時:1月16日(土)9時から15時まで
アクセス:大江戸線『都庁前駅』より徒歩1分、JR『新宿駅』より徒歩10分
明治公園スーパージャンボフリーマーケット
日時:1月16日(土)10時から15時30分まで(雨天中止)
アクセス:JR『千駄ヶ谷駅』より徒歩3分、大江戸線『国立競技場駅』より徒歩2分
代々木公園フリーマーケット
日時:1月17日(土)10時から15時まで
アクセス:代々木公園イベント会場(NHKホール横)
JR『原宿駅』より徒歩7分、『渋谷駅』より徒歩12分
としまえん園内BIGフリーマーケット
日時:1月17日(土)10時から16時まで
場所:としまえん 遊園地内各所
アクセス:西武池袋線・大江戸線『豊島園駅』より徒歩1分

名知聡子展 告白

小山登美夫ギャラリーにて、名知聡子の個展が開催される。名知聡子は、1982年生まれの作家。自身や、友人を描くことが多く、今回の展覧会でも、想い人へのメッセージともとれる作品シリーズと、友人をテーマに描いた作品が展示される。4メートルx8メートルの巨大ペインティングもあり、大迫力だ。

会場:小山登美夫ギャラリー
住所:東京都江東区清澄1-3-2 丸八倉庫ビル7階
電話:03-3642-4090
期間:2010年1月16日(土)から2月13日(土)まで
時間:午後12時00分から午後7時00分
休廊日:日曜、月曜、祝日
ウェブ:www.tomiokoyamagallery.com/

水仙まつり

都立葛西臨海公園の大観覧車周辺につくられた緩やかな丘に植えられた、およそ20万本の日本水仙が見頃をむかえ、甘い香りを漂わせている。都内随一の大規模な水仙花壇の管理は、ボランティアやセンター職員、近隣の中学校などがおこなっている。ちなみに、日本水仙の花言葉は『自己愛』。

会場:都立葛西臨海公園
期間:2010年1月16日(土)から2010年2月21日(日)まで

生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭

東京都写真美術館にて、宗教や人種の壁を超えて貧しい人たちのために尽くしたマザー・テレサの軌跡を追う、国内外のドキュメンタリーが一挙に上映される。1969年に、イギリスBBCがマザー・テレサの活動を全世界に知らしめた作品『すばらしいことを神さまのために~Something Beautiful For God~』はもちろん、日本人として始めてマザー・テレサの撮影を許された千葉茂樹監督による『マザー・テレサと生きる』など、7本が上映される。上映スケジュールは、ウェブサイトにて確認。

会場:東京都写真美術館
期間:2010年1月16日(土)から2010年2月14日(日)まで
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)

どんどん焼き

小山内裏公園にて、正月飾りや門松、書初めなどを炊き上げ、1年の健康を願う『どんどん焼き』が行われる。2010年で6回目の開催となるが、前年の2009年にはおよそ3000人が参加した。公園内には、豚汁や甘酒などの模擬店も出展される。役目を終えた正月飾りなどを持って参加したい。

会場:小山内裏公園
住所:東京都町田市小山ケ丘4-4
電話:042-676-8865
日時:2010年1月17日(日)
時間:午前11時00分から午後3時00分まで

新年会『代官山サーカス』

奇怪な面々による“サーカス”が、代官山にあるホール『THE ROOM』で行われる。各方面で活躍する表現者達が集い、個性豊かな、そして様々なパフォーマンスを披露する。この一風変わった一夜限りのサーカス、その目で確かめてもらいたい。

日時:1月15日(金) 20時00分から23時00分
場所:THE ROOM 代官山
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 Za HOUSEビル3階
出演:Margarette(ドラァグクィーン)、片山真理(アーティスト)、PiPPi、KAYO☆(ポールダンサー)他
ウェブ:2010.tsumiki-inc.co.jp/

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※掲載されている情報は公開当時のものです。

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