この秋、見逃せない10のイベント

伝統芸能からロボット展までおすすめのイベントを紹介

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この秋、見逃せない10のイベント

秋の東京はあらゆるジャンルの魅力的なイベントが目白押し、タイムアウト東京のおすすめイベントを今すぐカレンダーに登録しよう。

東京発・伝統WA感動 (東京文化発信プロジェクト)
ウェブ:www.dento-wa.jp/top.html
日時:11月21日(土)まで
場所:東京芸術劇場、国立劇場ほか
日本の伝統芸能の素晴らしさは広く知られているところだが、生の舞台を観るとなるとなかなか敷居が高い。毎年開催されるこのイベントでは、伝統芸能の一流の演者たちによって、能、狂言、文楽、歌舞伎などが上演されるため、またとない鑑賞機会となっている。
東京朝市:アースデイ・マーケット
ウェブ:www.earthdaymarket.com/
日時:10月毎週日曜日
場所:各地にて開催
入場:無料
東京のファーマーズ・マーケットもいよいよ軌道に乗り始めてきた。アースデイ・マーケットは、東京の消費者に環境共生型農業によって育てられた産物を購入する機会を与えてくれる。味気ないスーパーでの買出しはひとまず忘れて、公園に足を運べば、採れたて野菜や新鮮な果物、地球に優しい製品やオーガ ニック食材などが目白押しだ。NGOやフェアトレード、社会貢献団体らもブースを出店。商品購入時のレシートは割引引換えとなる。雨天時の振替開催日などの情報はウェブサイトで確認できる。
楽天ジャパンオープンテニスチャンピオンシップ2009
ウェブ:rakutenopen.rakuten.co.jp/
日時:10月3日(土) - 10月11日(日)
場所:有明テニスの森
テニス界のベストプレイヤー64選手が、アジアで最もエキサイティングなスポーツイベントのために東京に集結する。ロジャー・フェデラーが負傷により不参加となったが心配はいらない。アンディ・マリー、フアンマルティン・デルポトロ、レイトン・ヒューイット、そして前回優勝者のトーマス・ベルディハら、 有力、有名選手がコート上でそのテクニックを競い合う。予選大会は10月3日から。大会賞金総額130万ドル(約1億3000万円)を懸けた決勝大会は10月5日から。
東京国際映画祭(TIFF) 2009
ウェブ:www.tiff-jp.net/ja/
日時:10月17日(土) - 10月25日(日)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ、六本木シネマート
東京で最も人気のある映画祭といえばこれだ。今年は70作品以上がラインナップされているが、その中には期待のチャーリー・カウフマン監督作品 『脳内ニューヨーク』、ジェームス・キャメロン監督のSF超大作『アバター』なども並んでいる。おすすめは中東、韓国、中国作品を集めたスペシャル・プログラム『アジアの風』と、日本のインディペンデント作品を集めた『日本映画・ある視点』。過去のTIFFで様々な賞を受賞し、この7月に急逝したマレーシア人監督、ヤスミン・アフマド追悼企画も予定されている。当日券は全上映作品に用意されているが、混雑するのは間違いないので早めに会場入りしたい。残念ながら見逃してしまったという場合には、同時に開催されている文化庁映画週間がおすすめ。こちらのスケジュールも東京国際映画祭のウェブサイトでチェックできる。
GEISAI #13
ウェブ:www.geisai.net/g13/
日時:10月18日(日) 
場所:埼玉 カイカイキキ三芳工場
今年で13回目を迎える村上隆主催のアートフェア。会場をこれまでの東京ビッグサイトから、小規模ながらもより近くでアートを観て感じることのできる、埼玉のカイカイキキ三芳工場に変更しての開催。イベントの精神は今年も変わらず健在で、日本、そして世界中から出展者が集う、東京で最も急成長し、最も影響力のあるアートイベントの一つとして、その存在感を放っている。主催者である村上は、アーティストを志す生徒たちにデビューへの協力を惜しまない。 会場では初めて参加するルーキーも、何度か参加してきたベテランも、何であれアートと呼ばれるものを提示している。展示作品は購入可能なので、会場ではアートを買う楽しみも味わうことができる。
菊供養会(きくくようえ)
ウェブ:www.senso-ji.jp/annual_event/kikukyoue.html
日時:10月18日(日)
場所:浅草 浅草寺
東京の古き良き時代の面影をたたえる街にあって、最もシンボル的な存在である浅草寺。そんな伝統的なお寺で行われる延命、長寿を祈願する会に参加してみてはどうだろうか。浅草は有名な観光スポットの一つだが、この菊供養会はめったに体験することが出来ないイベントだ。参加者は境内で菊の花束『献菊』を献花し、その引換えにすでに献花されていた花束『下供菊』を受け取る。会の最大の見物は、全長18m、重さ88kgにもなる黄金の龍を巧みに操る『金龍の舞い』で、その迫力あるパフォーマンスは圧巻である。
フェスティバル / トウキョー 09秋
ウェブ:festival-tokyo.jp/
日時:10月23日(金) - 12月21日(月)
場所:各地
フェスティバル / トウキョーは、これまで年に1度、春に開催されてきた。今年から秋の開催となり、その結果、本年に限っては年2回の開催が実現することとなった。同イベントでは演劇を中心に、ダンス、インスタレーションなど全20演目が池袋エリアの劇場で上演される。東京初登場となるブラジル人振付師『ブルーノ・ベルトラオ』、野外劇の『維新派』、そしてアメリカからはシチュエーション・アーティストの『クリス・コンデック』などが参加する。終演後にはトークショウが用意されているプログラムもある。
デザイン・フェスタ Vol.30
ウェブ:www.designfesta.com/
日時:10月24日(土) - 10月25日(日)
場所:有明東京ビッグサイト
今年で15年目を迎えるデザイン・フェスタは、東京のアートシーンに一番新しくてユニークなものを発信し続けてきた。年に2回開催されるこの祭典には、日本全国、そして世界中から様々なアーティストたちがやってきて、自慢の作品やパフォーマンスを披露する。会場となる東京ビッグサイトには8500名以上のアーティストたちが集まり、ライブ・ペイント、音楽、ダンス、そして寸劇まで、自らの作品やパフォーマンスを競い合うのだ。会場ではアクセサリー、洋 服、オブジェからフィギュアまで販売されているため、誕生日や記念日用のユニークなプレゼントにするのもいい。期間中に会場に足を運べない場合には、原宿にあるデザインフェスタギャラリー&カフェを訪れよう。1年を通してアートを鑑賞することが可能だ。
東京モーターショー 2009
ウェブ:www.tokyo-motorshow.com/
日時:10月24日(土) - 11月4日(水)
場所:千葉 幕張メッセ
東京モーターショーが帰ってきた。会場に足を運んで、おなじみとなっている近未来的プロトタイプの展示、新型車の発表、風変わりなコンセプト車の登場を楽しもう。今年の始めには、2011年までショーは休止されるとの噂もあったが、そんな心配は無用のものとなった。今年からは新たに、会場周辺のコースで乗用車と二輪のテストドライブができるようになっている。これだけではまだまだ満たされないという“カーマニア”には、さらに『私の想い出の愛車』写真展や、ソニー・コンピューターエンタテインメント協賛によるプレイステーションのゲーム『グランツーリスモ』のブースも設置されている。
国際ロボット展 2009
ウェブ:www.nikkan.co.jp/eve/irex/
11月25日(水) - 11月28日(土)
有明 東京ビッグサイト
会場の東京ビッグサイトには製造用から家庭用、さらには娯楽用まで様々なロボットが勢揃いする。この機会に『未来の世界』をのぞいてみるのも良い。この国際ロボット展には世界中から数百の企業が参加、ペット用ロボット、ヘルスケア用ロボット、お掃除ロボット、苛酷な環境の下で働いてくれるロボットなどが展示される。世界で初めてお披露目される最先端の技術の数々に、驚きの連続だ。
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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