色とりどりに楽しむ東京の秋

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋。東京の秋を貪欲に楽しむ

色とりどりに楽しむ東京の秋

となりのサンマ祭り
秋の食材として真っ先にあげられるものの一つがサンマだ。9月に目黒で開催される『目黒のさんま祭り』は今年で14回目を迎え、『目黒のSUNまつり』は33回目となる大人気イベントである。岩手や宮城の漁港で水揚げされた新鮮なサンマが大量に提供され、長蛇の列に並んだ人々の中には、2時間待ちでサンマにありつく、という人もいる。
10月11日(日)には、JR目黒駅の隣、JR恵比寿駅近くの恵比寿4丁目ビール坂下(恵比寿4丁目児童遊園地)で、『となりのサンマ祭り』が開催される。『となりのサンマ祭り』は、今年で4回目を数える知る人ぞ知るサンマ祭りだ。当日は、恵成商店会が気仙沼から買い付けたサンマ2000匹が無料でふるまわれる予定。スタートは朝10時30分、終了時間は午後3時までということだが、もちろんサンマがなくなり次第終了する。
ウェブ:www.ebisusanma.com/
THE HUMAN RACE 10K 2009
スポーツブランドの『Nike』が、全世界のランナーをつなぐイベント『THE HUMAN RACE 10K 2009』を10月24日(日)に開催する。昨年は25カ国が参加し、世界中で約78万人、日本では約8000人のランナーが参加する一大イベントとなった。今年も多くのランナーの参加が期待されている。日本でのメイン会場となるのは、富士山の麓に位置する本栖湖。富士五湖の中では一番の水深を誇り、国内屈指といわれる透明度の高さで知られる湖だ。大会当日は、この湖の湖畔10kmを参加者全員が“おそろいのTシャツ”を着て走る。東京周辺では、駒沢公園と井の頭恩賜公園にサテライト会場が用意される。さらに『Nike+』を持っていれば、実際に会場に足を運ばなくてもバーチャルにレースに参加することが可能だ。都合の良い場所で10キロ走り、ランデータをウェブにシンクするだけでイベントに参加できる。
メイン会場とサテライト会場での参加エントリーはすでに閉め切られているが、バーチャルレースへのエントリーは大会当日まで受付可能。
ウェブ:www.nike.jp/nikeplus/humanrace09/summary/nikeplus.html
ガス人間第1号
ガス人間第1号が、この秋、舞台になる。1960年代に、東宝の変身人間シリーズとして製作された映画で、三橋達也や八千草薫が主演した。生体実験の末に、ガス化ができる特殊な能力を身につけてしまった男と、その男を愛する女性との悲恋の物語。『ゴジラ』と並んで空想科学特撮映画の最高峰と評価され、アメリカでも『The Human Vapor』として大ヒットした。
半世紀の時を超えて、この名作を甦えらせるのは、『パコと魔法の絵』(昨年映画化された)の原作者である後藤ひろひと。脚色、演出をともに手がけ、日本国産ホラーの歴史的傑作と名高い作品をラブファンタジーに仕上げる。後藤曰く、「人間がガス化して強盗を働くというコンセプトそのものが、ホラーと呼ぶよりむしろ、コメディーと呼ぶにふさわしい」、とのこと。主演者には、高橋一生、中村中、中山エミリ、伊原剛志などの俳優陣が顔をそろえ、また、南海キャンディーズの山里亮太もステージで活躍する。舞台は日比谷シアタークリエにて、10月3日から10月31日まで。
ウェブ:www.tohostage.com/gas/
上映:日比谷シアタークリエ
住所:東京都千代田区有楽町1−2−1
電話:03-3591-2400
ウェブ:www.tohostage.com/theatre_crea/
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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