19世紀の倉庫の中にあるこの巨大な博物館は二千年以上にわたるのロンドンの波止場と河川の複雑な歴史を探る。展示は3フロアーにも及び、ローマ人が上陸し、1980年代に港湾が閉鎖されるまで、またその後の地域の再開発までの道のりをたどることができるようになっている。『戦時下のドックランズ』コーナーは金融と商業の中心地としてのし上がってきたロンドンのダークサイドに光を当てた常設展示だが、大西洋における奴隷貿易への関与について触れるなど、とても感動的な内容だ。企画展は頻繁に一階で開催される。同階にはカフェもあり、波止場をテーマにした子供向けのコーナーもある。関連施設であるロンドン博物館と同じく、映像資料上映とイベントのプログラムは素晴らしい。
No.1 Warehouse, West India Quay, Hertsmere Road, E14 4AL, London
アクセスCanary Wharf tube or West India Quay DLR.
10時から18時
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