ロンドンのお勧めスポット

『Time Out』発祥の地、ロンドンの現地スタッフが訪れるべき場所を厳選紹介

ロンドンのお勧めスポット

『Time Out』はここロンドンで生まれ、2009年で創刊から40周年を迎えた。40年間、地元のロンドンっ子達に愛され、今週末はどこにいくべき?といった疑問に答え続けてきた「Time Out」誌の編集スタッフが、おすすめのスポットをセレクト。クラシカルな素晴らしさを保ちつつ、常に世界の流行の発信源でもあるこの街から、ロンドンの真髄を味わえる場所を紹介する。

泊まる

Claridge’s
このホテルの、快適さとサービス、また徹底的なデカダンスは、非のつけ所がない。多くの豪華なホテルは、Claridge'sのような一流の設備とサービスを提供するが、どこも贅沢なイングランドの真髄を真似することはできないだろう。アールデコのインテリアから、ゴードン・ラムゼイが運営するミシュランの星付きレストラン、最先端のアフタヌーンティーまで、Claridge'sに泊ることは、1930年代の流行を体験することだ。ロンドンの冬の夜、 Claridge'sの官能的で薄暗いバー「The Fumoir」で過ごす秘密のランデブーは、身も心も暖めてくれるだろう。
住所:Brook Street W1K 4HR
電話番号:+44 020 7629 8860
URL : www.claridges.co.uk
The Zetter
モダンでスタイリッシュ、かつリーズナブルな値段のブティックホテルをお探しなら、Zetterに立ち寄るとよいだろう。ロンドン中心部のスタイリッシュな地区に位置し、無料の無線インターネット、24時間のルームサービス、映画配信サービス、モダンなホテルに期待されるアメニティのすべてを取り揃えている。そして、洗練されたデザインによってこのホテルは際立っている。ペンギンの書籍、ピンクの照明にイーリー・キシモトのテキスタイルを想像するとよい。どの価格帯の部屋であろうと、スタッフ達は、他ではロンドンでもっとも豪華なホテルに見られるようなホスピタリティでサービスを提供してくれる。
住所:St John’s Square, 86-88 Clerkenwell Road, London
電話番号:+44 020 7324 4444
URL : www.thezetter.com

食べる

J Sheekey
イングランド沿岸には新鮮な魚介類が豊富にあるが、都市でありつくのは難しい。しかし、ありがたいことに、長年にわたって質のいい魚を提供しているJ Sheekeyがある。舞台俳優や著名人に愛されてきたこの店は、ロンドン中心部にあるため(また、その高い値段のため)、常に流行を追う人々をひきつけてきた。しかし、人気の本当の理由はその料理の質にある。魚のパイから炭火焼のイカまで、ロンドンという演劇の地に彩られ、すべてが頼もしくも完璧に調理されている。
住所:28-32 St Martin’s Court, London
電話番号:+44 020 7240 2565
URL : www.j-sheekey.co.uk
Albion at The Boundary Project
かつてはグルメにおいて不毛の地とされていたロンドン東部だが、今や新鮮で質の高い料理を出すヒップなレストランとカフェが多く登場している。それらのトップに君臨するのは、テレンス・コンランが所有するAlbionである。自らを「食堂」と呼ぶが、典型的な大衆食堂からはかけ離れている。エレガントでしゃれたインテリアで、良心的な値段で最高のイギリス料理を提供する。
カリカリに衣をつけて揚げた魚とフライドポテトのハーモニーは特に人気だが、伝統的なアイリッシュシチューやケジャリーは、お腹にもポケットにもうれしい。
住所:2-4 Boundary Street,E2
URL : www.albioncaff.co.uk

楽しむ

London Eye
ロンドンを一望したいのならば、大観覧車の車窓から見える景色が一番だ。世界一大きい観覧車は、動いていることを忘れさせるくらいゆっくりと回転する。頂上ポイントからは数十キロ先までロンドンが見渡せる。さらにこの体験を特別なものにしたいのならば、「特別飛行」を予約しよう。ピムズ、シャンパン、グリーン・アンド・ブラック・チョコレートと共に、さらに最高の空中観光が味わえる。
住所:Riverside Building, County Hall Westminster Bridge Road
URL : www.londoneye.co.uk
Rhizotron and Xstrata Treetop Walkway
ロンドンは灰色の街という印象が強いかもしれないが、実際に訪れてみると、公園や広場の緑が溢れた町並みに驚くだろう。キューガーデンズの植物園の蘭やスイレンは目を見張る豪勢さだ。最近オープンしたばかりのこのウォークウェイは、自然愛好家は大喜びだろう。地上18メートルの豪勢な青々とした森の中を散策することもできる。
住所:Royal Botanic Gardens, Richmond
電話番号:+44 020 8332 5655
URL : www.www.kew.org
翻訳 佐藤環
テキスト Phoebe Lovatt
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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