ディオール表参道『ル ルージュ ディオール』
2009年11月25日 (水) 掲載
日本の最先端のカルチャーを体現する街、表参道。大通りにはビッグメゾンのフラッグシップショップが並び、おしゃれに敏感なファッショニスタたちが行き交う。原宿駅近くには、ファストファッションと呼ばれる『H&M』や『フォーエバー21』、『トップショップ』、『ザラ』、『ギャップ』などの店舗が軒を連ね、これほどさまざまなファッションを楽しめるエリアは世界中どこを探してもないのではと思うほどだ。このファッションの街で、今、話題になっているのが、ディオール表参道の赤いイルミネーション。2009年12月26日までの期間中、乳白色のガラス張りの建物が真っ赤なライトで包まれる。同期間、ディオール表参道4階で開催されている『ル ルージュ ディオール』のオートクチュール展も興味深い。ムッシュ ディオールのデザインした美しいルージュのドレスを間近で見ることができる機会はなかなかない。クリスマスが近づき、街中のショーウィンドウもクリスマスカラーで飾られている。12月1日からは11年ぶりのイルミネーションも始まり、ますますにぎやかになりそうだ。それぞれのお店で見つけた、赤にまつわる物語。赤をテーマに表参道を歩いてみるのも楽しい。
ディオール表参道では、2009年秋冬コレクションにフィーチャーされたルージュ(赤)をテーマにオートクチュール展を開催している。1947年、ムッシュ クリスチャン・ディオールが発表したコレクションは当時、“ニュールック”と呼ばれ、モード界に新風を巻き起こした。今回は、その時代の作品からジョン・ガリアーノのオートクチュールコレクションまで、62年の歴史の中でも最も特徴的な13体が展示されている。ディオールらしい造形や色彩の美しさ、世界観を間近で見ることができる。また期間中は、大通りに面したディオール表参道が赤いイルミネーションで染まり、一際目を引いている。11年ぶりに復活する表参道のイルミネーションとともに大注目のスポットとなっている。
デォオール表参道
電話:クリスチャン ディオール 03-3263-2266
開館時間:11時00分から20時00分まで
日本のイルミネーションの先駆けの表参道で、11年ぶりにイルミネーションが復活する。約1キロあるケヤキ並木のケヤキには、63万個ものゴールドのLEDライトが取り付けられる。期間中は、かなりの人出が予想されるので、周辺レストランでのディナーを楽しむなら予約は必須だ。
点灯時間:17時00分から22時00分まで
電話:表参道イルミネーション事務局 03-5766-5210
ウェブ:www.omotesando.or.jp/bellsymphony/
その名の通り、こだわりぬいたセレブなトマトのみを使った料理を出す。日本各地から集められたトマトは真っ赤なものから黄色、緑、黒、白などトマトとは思えないものまである。表参道店のみスペシャルランチバイキングがあり、2500円(土日祝は3000円)で、前菜、トマトジュース、パスタ、デザート、ドリンクまでトマトづくしのメニューを楽しむことができる。
住所:東京都港区北青山3-15-5 ポルトフィーノ地下1階
電話:03-6427-9922
営業時間:11時30分から23時00分まで
ウェブ:www.celeb-de-tomato.com/
表参道の大通り沿いにあるオープンエアのカフェ。表参道のランドマーク的な存在であり、待ち合わせにも最適だ。オープンエアは冬が近づくとストーブが出されるので、思ったより暖かい。これからの寒い冬におすすめなのが、ホットワイン。冷えた体を内側から温めてくれる。ショッピングやイルミネーションを見た後に。
住所:東京都港区北青山3-5-30
電話:03-5411-5988
営業時間:10時00分から23時30分まで(金土祝前日は24時00分まで)
ウェブ:www.anniversaire.co.jp/
ワインを飲んで買える新しいスタイルのワインショップ&バー。テイスティングスペースでは、約80種類のワインとそれに合うプレートメニューやデザートを出してくれる。例えばボトルで買うには高価すぎるワインも、20mlから飲むことが可能だ。店頭販売価格なので、4000円台のワインも20ml100円台から楽しめる。ディスペンサーは、ワインカード(525円)をチャージして使う。イベントも随時行われており、12月8日(火)には「モエ・シャンドンからドンペリニヨン・エノテーク'95のスペシャルセミナー」(19時30分から、会費8,000円)を開催予定。申込みは電話もしくは店頭で。
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館B3
電話:03-5771-4466
営業時間:11時00分から23時30分まで
ウェブ:www.bistys.jp/
老舗和菓子店の菊屋では、季節ごとに登場する上生菓子がとてもかわいらしいと評判だ。クリスマスには、リースや赤いサンタクロースの帽子などが並び、思わず全種類欲しくなってしまうほど。季節限定の人気商品なので、売り切れには注意して。
住所:東京都港区南青山5-13-2
電話:03-3400-3856
営業時間:9時30分から17時00分まで(土曜は15時00分まで)日祝定休
ウェブ:home.h00.itscom.net/kikuya/
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