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南アフリカのグループ Die Antwoordが過激な最新MVを公開

以前からタイムアウト東京で度々取り上げているラップレイヴグループディー・アントワード(Die Antwoord)が、新曲『Cookie Thumper』のミュージックビデオを公開。投稿から1日足らずで50万再生回数を超える勢いの人気を博している。

ディー・アントワードは、リード・ラッパーのニンジャと、サイド・ラッパーのヨーランディ・ヴィザー、そしてDJハイテックの3人から成る南アフリカ、ケープタウン出身のラップ・ユニット。南アフリカ特有の土着性と風刺に満ちたリリックを、ヒップホップ、レイヴ、エレクトロなどをごちゃ混ぜにしたサウンドに乗せて、英語とアフリカーンス語でまくしたてるスタイルで注目を集めている。

レディー・ガガの偽物が登場する『Fatty Boom Boom』で度肝を抜いた彼らだが、ニンジャがプロデュースしたという今回の最新MVもユニークで過激。ヨーランディが黒人のギャングと恋に落ちる様子が描かれているのだが、その大部分を見事なスタイルを惜しみなく披露するヨーランディが占めており、失禁ありセックスありの突き抜けた内容となっている。ただ、ニンジャ自身が登場しないのが、やや物足りない感じもする。

ちなみに、以前彼らが出演したアニエスベーのショートフィルム『Umshini Wam』ハーモニー・コリンの新作映画『スプリング・ブレイカーズ』に通ずる部分もあるようなので、興味のある方は再度チェックしてみてはいかがだろうか。

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