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ミューズ、最新MVの舞台はロボットレストラン

2012年7月『サヴァイヴァル』がロンドン・オリンピックの公式テーマ・ソングに選ばれ、同年10月、お笑い芸人鉄拳のパラパラマンガをオフィシャル・ミュージック・ビデオに起用するなどしてここ日本でもすっかり市民権を得た、イギリスのロック・バンドMUSEが新たなミュージック・ビデオをバンドのオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開した。

今回のビデオは、世界23カ国の音楽チャートで1位を獲得したアルバム『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』からの4枚目のシングル『パニック・ステーション』のもので撮影から編集まで全工程をミューズが監修した、初のセルフ・プロデュース・ビデオとなっている。ミュージック・ビデオの舞台は東京。ファンキーなディスコナンバーに、トゥーマッチとも言える奇抜な衣装のバンドメンバーが渋谷のセンター街やスクランブル交差点を闊歩する。時代遅れなダンスにどこかチープなビジュアル・エフェクツ、所々に登場する怪獣や宇宙人など、気持ちいいほどふざけきった本作は、新宿歌舞伎町のロボットレストランでクライマックスを迎える。東京に住んでいる人なら一度は見た事があるであろう、あの巨大な女性型ロボットを、ノリノリで操縦し暴れ回るMUSE。まさに東京でしか作れないミュージック・ビデオだと言えるだろう。

MUSEは2013年8月10日(土)、11日(日)に大阪、東京にて開催される「サマーソニック2013」でヘッドライナーとして出演することが発表されている。世界的に評価の高いライブパフォーマンスも要チェックだ。

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