タイムアウト東京が選んだ東京の最新情報をメールにてお届けします
昨年の11月、最新作『A Thousand Suns(ア・サウザンド・サンズ)』を伴い、ロンドンのO2アリーナでライブをしたリンキン・パーク。ヨーロッパを経て、現在は北米をツアー中のようです。日本に届いているリンキン話は、“ガンプラ発売”だけ。来日公演はいつになるんでしょうね。ということで、ライブ実現の期待を込めて、今日はチェスター・ベニントンのクイック・インタビューを載せることにします。
逆光すぎ……。
1 彼はいつも家族の厄介者だった
「えーと。姉(妹)は校長先生、兄(弟)は長い間警察官で今はフェニックス市警察のヘリコプター操縦士、もう1人の姉(妹)は同じくフェニック市警察の管理部門に20年間勤めていることを考えても、俺がやっていることは両親にとって全然ショックじゃなかったと思う。俺は自分のルールで生きているから。たくさんのカウンセリングを通して、自分が社交的な人間でないことがわかったんだ。誰かがやるべきことを指図しようとすれば、俺は中指を立てて、好きなことをやる。だから、両親にとって驚きではなかったと思うんだ」
2 実際、彼にロック・スターダムへの道を歩ませたのは彼の父である
「親父は1人で俺を育ててくれたんだけど、いつもこう言ってた。“おまえはいつか特別な存在になる。おまえは他の奴らとは違う。だから、おまえには何か情熱を注げられるものを見つけて、それをやって欲しい。おまえはこの世界で重要な人間になるから」。理由は他にもあるんだけど、俺はいつも親父を信じた。だから自分が歌えることを発見した時、俺は「ロックスターになってやる!それが俺のゴールだ!」って感じだった。ロックスターと言っても、厳密には“スター”になりたいんじゃなくて、みんなが愛してくれる素晴らしい音楽を作りたい」
3 彼はたまに千里眼である
「これまでにたくさんの“予感”があった。多くの人にもあると思うけど、俺はいつでもこれから起こることを知っていた。例えば、昨日はアメフトの試合を観ていて、ジャイアンツがパスを出した時に「これはインターセプトされるぞ。見てろ」と思った。で、ペイトリオッツがインターセプトした。その前の夜にはポーカーをしていて、俺のカードには8が2枚。デイヴを負かすためには、もう1組必要だった。そこで、伏せられたカードを見て言ったんだ。「これは8だ」。で、出たのは8だった。俺はたまに宇宙を操作できるんだ」
4 高校の頃は“ポエマー”だった
「若いことが素晴らしい要素のひとつは、みんなが詩を書いて、自分を表現したい傾向にあることだ。だから、俺は大量の詩を書いて、それらをより歌詞に近いものに変形させた。詩と歌詞にはものすごく大きな違いがある。歌の中で自分の言葉が詩的になりすぎるのはうれしくないものだ。それは歌をすごくつまらなくするから」
5 動物に攻撃されたことがある
「イエス。猛獣だった。故意にだったんだけど、攻撃されたよ。光栄にもアリゾナのルーク空軍基地に招待されて、いろいろクールなものを見せてもらったんだ。妻は防爆スーツを着せてもらったし、クールなロボット爆弾も見たけど、俺はジャーマン・シェパードが気に入った。スタッフが「ヘイ。犬に攻撃されてみたいか?」って感じだったから、俺は「望むところだ!」って応えたんだ。でかいアームパッドを腕につけた俺を、スーパー・クールな犬に紹介してくれた。奴はすごくフレンドリーで、俺は耳をなでてあげたりした。その時、ある男が命令をしたんだ。腕を挙げると、俺を見る犬の目が“仲のいいお友達”から“標的”に変わった。奴から慈悲が消え、動物に戻って、俺をムチャクチャ攻撃したんだ!アメイジングだった!
噛む力が200kgもあるジャーマン・シェパードが俺の腕に噛み付いたまま、目もそらさない。今までで一番強烈ですごい経験だった。「ストップ」の言葉がかかると、奴は噛むのを止めて、俺の顔を舐め始めたよ。
6 彼は外装デザインのマスターだ
裏庭に子供達用のトランポリンがあるんだけど、下を掘って地上レベルに設置したんだ。だから、普通に歩いてトランポリンに乗ることができる。それに脚が下や間に挟まらないように、トランポリンの端の部分を外に伸ばしてあるんだ。
(インタビュー:Eddy Lawrence 'Time Out London (Nov 11-17 2010)'より)
チェスターが、こんなにお茶目な方とは知りませんでした。
だけど、この方々のガンダム好きは半端じゃありませんね。プラモデルの箱のイラスト(?)で、メンバーがコスプレをしてらっしゃいます。子供の頃のハロウィンの仮装は、ガンダムかガンダムのキャラクターだったんでしょうね。次に東京にいらっしゃる時は、ぜひガンダムカフェにお連れしたいです。
Copyright © 2014 Time Out Tokyo