タイムアウト東京が選んだ東京の最新情報をメールにてお届けします
という、ウェブでも発見困難なネタをアーティスト本人に問いただすクイック・インタビューをまとめたこのコーナーが、タイムアウトロンドンのマガジンで時折展開されている。今回は、ディスコ・パンク・バンドCSSのフロントマンでもあるラヴフォックス(Lovefoxxx)の回を紹介。CSSは2013年6月に、唯一の男性メンバーであったアドリアーノ脱退後初のアルバム『Planta』をリリースし、2013年12月14日に待望の来日公演が予定されている。ポルトガル語で「セクシーでいることに飽きた」という意味を持つバンド名を体現するかのように、パワフルかつクレイジーなライヴパフォーマンスとキャラクターで多くのファンを魅了するラヴフォックス。彼女らしい、珍回答の数々をご覧あれ。
1. 初めての彼氏はマンガのキャラだった。
「私が12歳の時、親友2人と一緒に『聖闘士星矢』っていうアニメに出てくる、紫龍ってキャラにハマってたの。午後になるとイラストを描いたり、ガールフレンドになったつもりでストーリーを立てて遊んだりしてた」
2. 歯を清潔にすることはとても重要。
「虫歯は1本だけ、歯ブラシは3本使ってる。気に入ってるのはこの柔らかいので、歯医者さんにもらったの。スイス製で色は茶色で、ブラシはピンクなんだ」
3. もう2度と、飛行機から飛び降りたりしない。
「なんか普通に、その辺の人達と一緒にいたんだけど、「じゃ、行こうか」って言われたんだよね。特に何も考えてなかったんだけど。それでそのうち「私、何やってんだろう?」みたいな。着地する時ものすっごいものがドッと押し寄せてきて、ハイになって気絶しそうになるわよ。アドレナリンが上がり過ぎるんだろうな」
4. ラヴフォックスはカラオケ好き。
「去年、アルバムのレコーディングをしている時に、ロスで最悪なバーを見つけたんだけど、そこにカラオケがあって。週に2回は行ってる。すごく難しい歌もあるんだけど、それが歌うまでは分からないんだよね。エルビス・コステロの『Watching the Detectives』とか。でもすごく楽しい」
5. 体中キズだらけ。
「父親から受けたキズが顔にひとつある。ヘリウムの入ったシリンダーを持ってて、爆発したの。ヒザにはローラースケートとか、走ったり、悪いことをしてできたケガがたくさんあるんだ。そのひとつはブラジルで、最初のアルバムを出した日にできたケガ。ファンがステージに登ってきて私にキスしようとしたの。突き飛ばしたら彼はステージから落ちて、私はモニターに倒れて右のヒジを切った。このケガは好きじゃなかったから、魚のホネのタトゥーで隠しちゃった」
Copyright © 2014 Time Out Tokyo