テノリオン、iOS対応アプリになる

近年、クラムボンのミトをはじめ、様々なアーティストがライブに取り入れている電子楽器『TENORI-ON』を忠実に再現したiOS用アプリケーション『TNR-i』が、YAMAHAよりリリースされた。
『TENORI-ON』は、メディアアーティストの岩井俊雄とYAMAHAのコラボレーションによって誕生した「全く新しいコンセプトを持つポータブル電子楽器」。本アプリは岩井本人による監修のもと、従来のものと互換性を持ち、同様のプリセット音源を収録した本格的な仕上がりとなっている。
まら、下記動画の様に、『Game Center』のネットワークを使用しユーザー同士で最大4人が同時演奏セッションを行うことが可能となっている。2,300円という値段だが、本体を買う1/10程度の値段となっているので、気になっていた方は是非試してみてはどうだろう。

ブライアン・イーノWARP移籍後2枚目となる新作、明日発売


昨年、突然の発表で世界中の音楽ファンを驚かせた、WARP RECORDSへの移籍後、2枚目のアルバムをブライアン・イーノが明日リリースする。
「簡潔さとミニマリズムが私の音楽と連動する」と彼の音楽を讃えた、詩人リック・ホランドが全面的に作詞を担当した本作は、イーノの多様な音楽性が詰まったジャンルレスな作品となっている。
イーノは本作に関して、挑発的ともいえるパイオニアとしての発言をしている。スピーチ、詩をはじめとする言葉が遂に”音”となった本作は、革命的な作品となり得るだろう。
「この作品が、詩人たちにとって新しい制作方法に取り組むきっかけ、そしてオーディエンスにとっては、詩に対する新しい考え方を持つきっかけになればと心から願っている。これは今こそ世に示すべきアイディアだと私は感じた。録音した声に何を施すことができるかという意味において、今私たちはデジタル革命の真っただ中にいる。伸縮させることも、ハーモニーをつけることも、再配置させることも、反転させることも、 転用することも、曲解することもできる。こうして”スピーチ”はついに本格的な音楽的素材となったのである。」

KAIKOO 第2弾出演者、Sick teamなど発表


11月19日(土)、渋谷8会場を使い、同時開催される事が明らかとなったKAIKOO POPWAVE FESTIVAL 2011、その第2弾出演者が早くも発表された。
デビュー間もなく、FUJI ROCK FESTIVAL'11への異例の出演が発表された、新世代ヒップホップユニット、Sick teamはじめ、DJ HIKARU(BLAST HEAD)やALTZといった、全国から熱い支持を得ているDJ達など、今回も濃い面子が揃っている。
関係者によると、早くも7月頭には更なる追加出演者が発表される模様。多数の出演者が8会場をフルに使いつつも、決してショーケースには収まらないであろう、真のフェスを体感して欲しい。

KAIKOO原点回帰の新クラブイベントを7月に開催

POPGROUP主催の新スタイルでのイベント、KAIKOO*BLLR Vol.1が7月17日(日)に開催される。
晴海埠頭や渋谷ジャックを行う様な大規模イベントとなったKAIKOOだが、その起源を彷彿とさせる様な、ジャンル横断型のセッションが多数行われる本イベント。
DJ BAKUとBABAによる1MC、1DJでのHYBRID DUB SET、KILLER BONGとJUBEによるユニットTHE LEFTYに伊東篤宏、山川冬樹を加えたセッション、先日解散したCro-magnonの大竹重寿と金子巧が結成したユニットREVEL 7が、ヒューマンビートボクサーの太華(POTATO)とセッションを行うなど、東京アンダーグラウンドならではの音が楽しめそうだ。

コールドプレイ新曲を3フォーマットで発売

FUJI ROCK FESTIVAL'11でヘッドライナーを努める、コールドプレイ。彼達の最新シングルが、CDシングル、7インチ・アナログ、デジタル・ダウンロードの3フォーマットで6月27日にリリースされる事が発表された。
彼達が配信でリリースし、既に大ヒットしている楽曲『Every Teardrop Is A Waterfall』に新曲『Major Minus』を加えて発売される本作、iTunesでのリリースには、更なる未発表音源が収録されるとのことだ。GREEN STAGEに響き渡る荘厳な音に想いを馳せながら、是非聴いてみて欲しい。

向井作曲、クドカン舞台のサントラ急遽発売

向井秀徳が音楽を手がけた、宮藤官九郎 作・演出の舞台、『サッドソング・フォー・アグリードーター』の サウンド・トラックCDが急遽発売されることとなった。

超絶ギターデュオ ロドガブEUライブ盤リリース

『パイレーツ・オブ・カリビアン4 生命の泉』の劇中楽曲をハンス・ジマーと共作するなど、音楽シーンに留まらず高い評価を受けるギターデュオ、ロドリゴ・イー・ガブリエラ。

岡村ちゃん復活作&東名阪ツアー発表


今夏、夏フェスへの出演も発表され、活動再開に期待が高まっていた岡村ちゃんこと岡村靖幸が、遂に完全復活を果たす。
まずは8月24日(水)にこれまでの足跡を振り返り、新たな一歩を示すに相応しいセルフカバーアルバム『エチケット』をピンク、グリーンの2枚同時にリリース。
そして、9月には東京、大阪、名古屋で計4公演のツアーを開催する事が合わせて発表された。岡村ちゃんの新たな門出を、まずは皆で祝おう。

10周年の京都ボロフェスタ開催発表

今年10周年を迎える、京都を代表する関西シーンの祭典、BOROFESTA 2011の開催が発表された。
出演者などの詳細は追って発表されるが、10月21日(金)〜23日(日)にKBSホールで行われる大前夜祭と昼の部、22日(土)深夜にCLUB METROにてオールナイトで開催される夜の部という3日間の日程となっている。
また、それに先駆けてプレイベントとして、nano BOROFESTAが8月27日(土)、28日(日)の2日間開催され、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団やHALFBY and His Mystic Arkestraなど16組が出演することが発表された。こちらはドリンク代のみのチャージフリーイベントとなっているので、BOROFESTA未体験の方は、まずこちらに足を運んでみてはいかがだろうか。

CYHSY、9月発売予定の新作から先行無料配信








USインディー・ロックの火付け役となったバンド、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー。彼達が今秋にリリースする新作『Hysterical』から先行シングルとして、『Same mistake』の無料配信を開始した。
チープで脱力感のあるボーカルが特徴的だったセルフタイトル作『Clap Your Hands Say Yeah』、歪みを強調したガレージサイケ色が強かった『Some Loud Thunder 』に続く本作では、ストリングスを加え、浮遊感のあるロックトロニカやポスト・ロック調の新機軸を見せており、アルバムの全体像にも期待が高まる。