京都のアイコンともいえる建物が、この3層構造の御殿で、午後の陽の光に照らされた金箔は、文字通り、訪れる人の目をくらませる。通称、金閣。鹿苑寺の敷地内の中心となる建物だ。元は上層階級の山荘として建てられ、やがて将軍の隠居先となり、1422年には禅寺となった。上部二、三層には金箔が施され、緑の山々を背景にして、鏡湖池というネーミングぴったりの池の水面に、その姿が映し出される。京都の主要な文化財のなかではもっとも新しく、1955年の建造になる。元の建物は、僧侶が放火してしまった。
Kyoto Shortlist から翻訳、編集
2009年10月更新
京都府京都市北区金閣寺町1
アクセス205番バス
全日 9:00 - 17:00
拝観料¥400
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