日本を統一した武将、豊臣秀吉が1598年に亡くなった時、彼の死を悲しむ未亡人「ねね」は、東山に土地を与えられ、晩年を過ごす隠居所を建てた。著名な造園家の小堀遠州が彼女の庭園の設計をし、茶道の家元の千利休は、彼女の茶屋を建てた。そして、ねねはその後、この臨済宗の寺院で尼として生涯を過ごした。ねねの時代からは、建立者のお堂と霊廟しか残っていないが、院内には大きな枯山水庭園が建てられ、今では、界隈で最も人気のある名所史跡となっている。3月と12月の初旬は遅くまで開園しており、見事にライトアップされた景観を楽しめる。
Kyoto Shortlist から翻訳、編集
2009年10月更新
京都府京都市東山区高台寺下河原町526
アクセス206・207番バス
全日 9:00 - 17:00
拝観料¥600
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