スライ、30年ぶりの新作を発表

ファンク界隈に留まらず、音楽史に大きな足跡を残しているスライ・ストーンが、30年振りとなるニュー・アルバム『ファミリー・アフェア』を8月31日(水)にリリースすることが発表された。
本作は新曲を揃えた作品ではなく、スライ&ザ・ファミリー・ストーン時代の楽曲を、ジェフ・ベック達と再演したコラボレーション・セルフ・カヴァー・アルバムとなっている。

NINレズナーとYYYsカレンによるZEPカバー解禁

日本では2012年2月の公開が予定されている、ディヴィッド・フィンチャー監督の最新作『The Girl With Dragon Tattoo』、その予告編にて、『ソーシャル・ネットワーク』でもタッグを組んだ、元ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、ヤー・ヤー・ヤーズによるレッド・ツェッペリン『immigrant song』のカバー曲が使われている。
90年代デジタル・ロックを彷彿とさせるトラックに、カレンのシャウトがマッチした楽曲が、フィンチャー初期作『セブン』や『ゾディアック』を彷彿とさせるダークな映像に、違った印象を加えている。

シアターブルック 最新ライブ盤をリリース


結成25周年を迎えた、シアターブルックが、昨年末に恵比寿LIQUID ROOMにて行われたライブの模様を収録した、2枚組のライブアルバムを7月27日(水)にリリースする事を発表した。
過去何度か会場限定版なども含め、ライブ盤はリリースしてきたが、1公演の模様にフォーカスして作られた作品は、今回が初となっている。2009年の活動再開後、一年間の活動を経て、バンドのグルーヴが高まっていた時期だけに、日本音楽界屈指のテクニシャン4人の演奏は必聴。

アフロックス、初のスタジオ盤リリース

純国産アフロミュージックの雄として、クラブシーンからも注目を集めている、KINGDOM☆AFROCKS。彼達にとって初となる、スタジオフルアルバム『Fanfare』が、6月15日(水)に発売される。
フロントマン、NAOITOのソロアルバムと平行して制作された本作には、世界的なアフロ・ビートの巨匠、トニー・アレンが参加。アナログでも幅広い層に指示され、DJ NOBUがDOMMUNEにてプレイした『イチカバチカーノ』なども収録されており、コアなクラブミュージックファンも、生音に触れるキッカケとして相応しい、フロア仕様の仕上がりとなっている。

チリ・ペッパーズ、新作発売は8月末


SUMMER SONIC2011のヘッドライナーとして来日予定の、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。彼達のニュー・アルバムが、海外では8月30日にリリースされることがあきらかとなった。
『I'm With You』と題された新作は、二枚組で発売された、前作『Stadium Arcadium』同様、『Californication』はじめ彼達の代表作を担当している名プロデューサー、リック・ルービンを迎えて制作された。ジョン・フルシアンテ脱退後、ジョシュ・クリングホッファー(写真右)をギタリストに迎えてから初めての作品であり、今後の彼達の音を示唆する作品と鳴るだろう。詳細はじめ、日本でのリリースに関しても、後日アナウンスされるとのことなので、続報を待とう。

解散するTHE MUSIC、新曲を無料配信

この夏、解散を表明しているUKのロックバンド、THE MUSIC。FUJI ROCK FESTIVAL'11最終日のGREEN STAGEに、スペシャルゲストとして、日本最後のライブを行う事も発表されている彼達が、未発表新曲の無料配信を開始した。
本作は4枚目のアルバム、製作中に作られた楽曲との事で、後期THE MUSICのデジタル・ロック調のフロア受けしそうな楽曲に仕上がっている。フェアウェルツアーに先駆けて、チェックしておこう。

邦テクノの始祖、遂にDOMMUNEに降臨


6月8日(水)、日本におけるテクノ・ミュージックの先駆者である作曲家、富田勲がDOMMUNEに満を持して登場する。この日は1部、2部共に彼の足跡と、最新作にフォーカスした特集になっており、砂原良徳、TOWA TEIを交えての対談に加え、富田の代表作をリメイクした『惑星 ULTIMATE EDITION』DOMMUNEバイノーラルバージョンが全曲オンエアされる予定となっている。
国内外の先駆者、レジェンドが数多く参加して来たDOMMUNEだが、この日は一つの歴史的な日として刻まれるだろう。

メタモ第3弾にOrbital、Moodymanなど


9月3日(土)に開催されるメタモルフォーゼ2011の、出演者第3弾が発表された。
今回追加されたのは、活動再開を果たし、20年以上のキャリアの中で遂に日本初となる野外イベント出演を果たす、テクノ四天王の一角、Orbital。
アンダーグランドヒップホップの先駆者であり、ジュラシック5などでも活動していた、Cut Chemist。
そして、そのドス黒いグルーヴでフロアから絶大な信頼を得ている、Moodymanという、異なるジャンルのレジェンド3組が揃う形となった。ジャンルの壁を超えて、猛者が集結するメタモルフォーゼ。未だに出演形態が発表されていないMAD MIKEはじめ、更なる追加出演者に期待しよう。

スカパラ新曲のボーカルはFISHBONE


先日FUJI ROCK FESTIVAL'11に出演が決定した、東京スカパラダイスオーケストラの楽曲に、昨年同フェスティバルにて雨のレッド・マーキーを盛り上げた多国籍ミクスチャーバンド、FISHBONEのフロントマン、アンジェロ・ムーアがヴォーカル参加した事が発表された。
本日6月4日(土)オンエア開始予定の、本田圭祐が出演する、スポーツ飲料アクエリアスのCMソングとして、今夏色々なところで耳にするであろうこの曲『All Good Ska is One』。熱い夏にピッタリのサマーチューンを待つと共に、様々な夏フェスに出演する、東京スカパラダイスオーケストラのライブでのアンジェロとのサプライズ競演も期待したいところだ。

サマソニ前夜祭、本日チケット発売開始

アンダーワールドをヘッドライナーに迎えて開催される、SONICMANIASUMMER SONIC 2011の前夜に行われるオールナイトイベントのチケットが、いよいよ本日6月4日(土)10時〜発売開始される。
プライマル・スクリームによる『screamadelica』再現ライブや、ヴィタリックのライブなど、伝説となっている2001年の規模を上回る豪華なラインナップ。幕張メッセだからすぐにはソールドアウトしないだろうと油断せず、この機会にチケットを抑えておこう。

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