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今年のFUJI ROCK FESTIVALでは、初回を彷彿とさせる程の雨の中、数々の伝説的なライブが産まれたが、その中で昨年のオールナイトフジ中止で涙を飲んだ様に、ドラゴンドラ運休により、ライブが実現出来なかったアクトも少なくない。
その中の一組、Sick team、今年苗場で最もドープな音をぶつけてくれるはずであった彼達の、満を持してのリリースパーティーが今週末8月14日（日）、代官山UNITにて開催される。
彼達はJazzy Sportからデビュー直後、DOMMUNEで特集が組まれ、FUJI ROCK FRSTIVAL'11にもラインナップされるなど、異色のヒップホップ・ユニット且つ、2011年国産ヒップホップにおける最も新しく最も深い音を鳴らしている注目株だ。ライブ終了後には恵比寿 BATICAにて、メンバーのBudamunkらがDJとして出演するアフターパーティーも開催されるので、合わせてチェックして欲しい。

映画『ショーシャンクの空に』や『ミスティック・リバー』などで知られるアメリカの名優、ティム・ロビンスがファーストアルバム『ティム・ロビンス・アンド・ザ・ロウグス・ギャラリー・バンド』を携え、ブルーノート東京で本日8月9日（火）より五日間ライブを行う。
映画『デッドマン・ウォーキング』などでは一部音楽も担当していたロビンスだが、本格的なツアーは今回が初めてとなっている。バンドメンバーには、ブライアン・イーノの弟であるキーボード奏者、ロジャー・イーノらを引き連れて行われる貴重な今回のライブ。俳優の音楽シーン進出はいまや珍しく無いが、演技で数多くの人々を感動させてきた、ベテラン俳優の音による表現力を是非生で体験して欲しい。

東日本大震災の被災地の幼稚園・小・中・高校に対し、楽器関連の復興支援を行うため、プロジェクト『School Music Revival』を発足し、楽器業界として全国楽器協会に復興支援基金が設立された。
「学校楽器備品の点検、補修、修理支援と、それに付随した被災地での音楽活動支援により、未来あるこどもたちに音楽と楽器の力で笑顔を届ける。」というコンセプトの基、坂本龍一らが発起人となって立ち上げられた本プロジェクト。
集めた基金は、被災地学校の楽器の点検・修理・補修といった第一次支援、修理不能な楽器の購入資金、現地でのコンサート開催といった音楽活動の支援にあてられる。
既に楽器店を中心に募金箱が設置され、オンライン上での募金も始まっているので、本活動に賛同される方は是非、下記公式サイトから活動を支援して欲しい。

矢野顕子とrei harakamiによるユニット、yanokami名義による新曲『Bamboo Music』が、8月3日（水）にiTunes Storeにてリリースされた。
先日逝去したrei harakami、彼の生前からリリースが予定されていた本作は、制作中のyanokamiのニューアルバムからの先行配信曲となっている。本楽曲は、1982年に坂本龍一とデヴィッド・シルヴィアンの共作で発表された楽曲のカバーで、yanokamiらしい浮遊感のある心地よい仕上がりになっている。

Fuji Rock Festival '11出演のCONGOTRONICS vs ROCKERSで来日したWILDBIRDS & PEACEDRUMSとSkeletons solo (Matt Mehlan)、彼達が今回の来日で唯一東京1公演のみで行うライブが8月3日（水）今夜、西麻布SuperDeluxeにて急遽決定。
シンプルな編成ながら、フジロックでも見せた圧倒的な歌唱力と音像は必見。今回のライブには、SkeletonsからMatt Mehlanが参加する。フジロックアフターで様々な公演が行われているこの時期、貴重な機会をお見逃し無く。

先日、FUJI ROCK FESTIVAL'11でも圧倒的なステージを披露したYMO、そのメンバーである坂本龍一と、サポートメンバーとしてステージに立っていたギタリストであり、ウィーン出身の先鋭的音響派アーティスト、クリスチャン・フェネスのユニット、fennesz+sakamotoが今夜那須の二期倶楽部庭内の観季館にて行うスペシャルライブの模様がUstreamにて生中継される。
アナウンスによると、"是非家族や友人と静かに音楽や食事などと一緒にお楽しみいただく「プライベートヴューイング」をお勧めします。できるだけ静かで音の奇麗な環境で、ゆったりとお楽しみいただければと思います"との事なので、ゆったりとした環境の中、音を楽しめる様に、今から準備しておいた方が良さそうだ。

先日、突然の訃報が報じられたエイミー・ワインハウス、彼女の最後の録音とされている作品、トニー・ベネットとデュエットした『ボディ・アンド・ソウル』がリリースされる事が発表された。
この楽曲は今年3月に録音されたもので、トニー・ベネットが世界中のシンガーを迎えて制作したアルバム、『デュエッツII』に収録される。レディ・ガガ、マライア・キャリー、ブラック・アイド・ピーズ、アレサ・フランクリン、ノラ・ジョーンズといった豪華な面々が参加した本アルバムは、エイミーの歌声と共に後世に語り継がれる名盤になるに違いない。

春に全国規模で急遽開催された、(仮)ALBATRUS、犬式 a.k.a Dogggystyleのフロントマン、三宅洋平による、アコースティックスタイルでのソロツアー。ライブの後、三宅含む集まった人々が近い距離で、意見を交換し合う”寄り合い”と名付けられた公演の関東版が遂に開催される。
限定40名という限られた人数で、ひかり祭り直後に急遽開催が決まった本公演のトークゲストにはフリージャーナリスト、岩上安身を迎えて開催される。沖縄に拠点を移し、現時点でこれ以降関東でのライブを予定していない、三宅洋平だけに、この機会は見逃せない。
また、三宅洋平は今秋、三宅洋平 & Peace-K名義でのライブアルバムをリリースした後、(仮)ALBATRUSでのRECを行う事が発表されており、今後の活動に期待が高まるところだ。

ゴールデン・ウィークにDJ HARVEYらを招いて開催され、大盛況だった野外フェスティバルFREAKS MUSIC FESTIVALが、10月1日～2日の週末にFREAKS VILLAGE 2011として再び開催されることが発表された。
会場は春と同じくさがみ湖リゾート・プレジャーフォレスト、ステージ数、開催日数を拡大しての開催となっている。
第一弾出演者として、人気MIX CD『Fabric』のレジデント、Craig Richards、Cobblestone JazzのメンバーMathew Jonson、FREEDOMMUNE 0＜ZERO＞にも出演するVAKULA、20周年を迎えるパーティーWICKEDのクルーGarth、Jeno、Thomas (Rub-N-Tug)ら海外勢に、日本からはDJ NOBUやFORCE OF NATUREといった、クラブミュージックシーンの核を担っている、玄人受け間違い無しの面子が揃っている 。
今後も追加出演者の発表を控えている本イベント、涼しくなって過ごしやすい秋フェスの開催が増える今年、関東近郊でアクセスしやすいこちらに足を運んでみてはいかがだろう。

FUJI ROCK FESTIVAL'11にも出演したBATTLESが四年ぶりとなる、来日公演を行うことが発表された。
制作の軸でもあったリーダー、タイヨンダイ・ブランクストンの脱退を経て、トリオ編成となった彼達だが、そのライブ力には磨きがかかっており、今春ソナーでの来日は賛否両論が巻き起こったものの、フジロックでの演奏はベストアクトの呼び声も高かったとのこと。
最先端のバンドサウンドを追求し続ける、彼達のストイックなライブを是非お見逃し無く。